May 13, 2019 / 7:19 PM / 11 days ago

NY外為市場=人民元が12月以来の安値、米中貿易摩擦の激化で

    [ニューヨーク 13日 ロイター] - 
      ドル/円 NY午後3時   109.31/109.35
                       始値          109.66
                       高値          109.66
                       安値          109.03
  ユーロ/ドル NY午後3時   1.1230/1.1234
                       始値          1.1234
                       高値          1.1265
                       安値          1.1228
 
    終盤のニューヨーク外為市場では、中国人民元が対ドルで下落し、昨年12月以来の
安値となった。米中貿易摩擦の激化が背景。
    中国は13日、米国からの600億ドル相当の輸入品に対する追加関税を最大25%
に引き上げる方針を発表した。米政府が10日に発表した対中関税引き上げに対する報復
措置で、米中貿易摩擦は一層エスカレートする様相を呈している。
    人民元は6.92元と昨年12月24日以来の安値を付けた。1ドル=7元へ
の急落を防ぐため中国当局が介入するとみられている。
    また米中間の緊張感の高まりを受け、中国による米債売却の懸念が浮上。これにより
ドルは円やスイスフランなど安全通貨に対して下落した。対ユーロでも一時下落したが、
その後、ほぼ変わらずまで値を戻した。
    CIBCキャピタル・マーケッツの北米外為戦略部門責任者、ビパン・ライ氏は「中
国は米国債を大量に保有している。この事実が市場をやや脅かし、ドルの取引が他の一部
主要通貨に対して消極的になっている」と述べた。
    またトランプ米大統領が自動車・自動車部品に追加関税を発動するかについても注目
されている。
    トランプ氏は2月に通商拡大法232条に基づく自動車関税報告書を商務省から受け
取っており、これに基づく90日の検討期間が18日に終わる。
    ライ氏は「期限延長が見込まれているが、そのような兆しがない場合、株価が今週、
やや売られるかもしれない」と述べた。
    ポンド/ドルは2週ぶりの安値に下落。欧州連合(EU)離脱交渉の与野党合意を巡
る懸念が重し。

    
 (表はリフィニティブデータに基づいています)
 
 

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