May 28, 2019 / 7:49 PM / 6 months ago

NY外為市場=ドル上昇、通商・政治巡る懸念で安全買い

    [ニューヨーク 28日 ロイター] -    
 ドル/円 NY午後   109.47/109.50
                3時  
               始値          109.37
               高値          109.60
               安値          109.35
 ユーロ/ドル NY   1.1163/1.1168
            午後3時  
               始値          1.1188
               高値          1.1196
               安値          1.1161
        
    ニューヨーク外為市場ではドルが上昇した。米10年債利回りが1
年7カ月ぶりの水準に低下したものの、通商や政治を巡る懸念から安全
通貨としてのドルに買いが入った。5月の米CB消費者信頼感指数が堅
調だったこともドル買い要因となった。
    ユーロは軟調。23─26日に実施された欧州議会選挙で親EU派
が多数派となったことで安心感が広がったものの、EU懐疑派も議席を
獲得したことからEUの将来を巡る懸念が出ている。マニュライフ・ア
セット・マネジメント(ボストン)のアソシエート・ポートフォリオマ
ネジャー、チャック・トメス氏は「安全資産への資金の逃避がドル支援
要因となっている」と述べた。    
    この日発表の米経済指標では、コンファレンス・ボード(CB)の
5月の消費者信頼感指数が4.9ポイント上昇の134.1と、昨年1
1月以来の高水準を付けた。市場予想の130.0も上回り、経済活動
の鈍化の兆候が出る中でも米経済が底堅く推移していることが示された
。    
    終盤の取引で主要6通貨に対するドル指数は0.19%高の
97.919となっている。    
    米債券市場では、トランプ米大統領が米中は通商合意から程遠いと
の認識を示したことを受け、10年債利回りが2.264
%と、2017年10月以来の水準に低下した。
    ユーロ圏では、イタリアのサルビーニ副首相が、EU財政規律違反
を巡り欧州連合(EU)の執行機関である欧州委員会が同国に30億ユ
ーロの制裁金を科す可能性があると発言。EU財政規律は時代遅れで不
公正だと主張し、「全力で」戦うと表明した。
    サルビーニ氏の発言はユーロの重しとなったが、ユーロはその後は
回復。対ドルで1.1169ドル、対円で12
2.285円となっている。ユーロは前週、対ドルで1.11055ド
ルと、約1年11カ月ぶりの水準近辺に落ち込んでいた。    
    ドル/円はほぼ横ばいの109.475円。日本を訪問
していたトランプ大統領は27日、日米は「おそらく8月に」通商合意
を発表するとの見解を示した。

    
 (表はリフィニティブデータに基づいています)
 
 

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