June 4, 2019 / 8:04 PM / 12 days ago

NY外為市場=ドル小幅安、米FRB議長が利下げの可能性示唆

    [ニューヨーク 4日 ロイター] - 
  ドル/円 NY午  108.08/108.11
             後4時  
              始値         107.94
              高値         108.35
              安値         107.92
  ユーロ/ドル N  1.1257/1.1258
         Y午後4時  
              始値         1.1257
              高値         1.1266
              安値         1.1227
    
    
    終盤のニューヨーク外為市場でドルが小幅安。米連邦準備理事会(FRB)のパウエ
ル議長が世界貿易戦争などの景気リスクに直面する中、利下げの可能性をほのめかしたこ
とを受けた。
    主要6通貨バスケットに対するドル指数は0.09%安の97.057。
    円は対ドルでほぼ横ばいの108.05円。
    パウエル議長は、FRBは世界的な貿易戦争などに起因するリスクに「適切に」対応
すると述べた。2日間の日程で始まった会議の冒頭講演で、前回の連邦公開市場委員会(
FOMC)以降、世界的な株式、債券市場の波乱要因となり、米国だけでなく世界的な経
済成長に対するリスクとなっている通商問題が及ぼす影響をFRBは「緊密に注視」して
いるとした。
    前日にはセントルイス地区連銀のブラード総裁が、世界的な貿易を巡る緊張の高まり
による世界経済に対するリスク、および低調な米インフレを踏まえると、米利下げは「近
く正当化」される可能性があるとの考えを示した。
    テンパスのトレーディング部バイスプレジデント、ジョン・ドイル氏は、パウエル氏
のコメントについて、前日のブラード発言ほどハト派的でなかったが、貿易摩擦や低イン
フレという同じ懸念を示したと指摘。「FRB(当局者ら)が年内1回以上の利下げに向
け、市場参加者に心の準備をしてもらう協調行動に着手した公算が大きい」と語る。
    ブラード総裁の発言を受け、前日はドルが対円で5カ月ぶり安値を付けた。
    米商務省が公表した4月の製造業新規受注は前月比0.8%減少した。出荷は201
7年4月以来の大幅な落ち込みとなり、製造業の弱含みが続いていることを示唆した。製
造業の鈍化はより広範な経済の重しになる恐れがある。 
    ノバポイントキャピタルの最高投資責任者、ジョセフ・スロカ氏は「FRBが景気状
況と関係なく、利上げを行うとの懸念が広がった6─8カ月前の状況から一変した」と話
した。
    英ポンドは対ドルで0.32%高の1.270ドル。トランプ米大統領が英国
の欧州連合(EU)離脱後に「素晴らしい」貿易協定の締結に意欲を示したが、無秩序な
離脱懸念を背景に上げは控えめだった。

    
 (表はリフィニティブデータに基づいています)
 
 

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