July 8, 2019 / 8:04 PM / 12 days ago

NY外為市場=ドル3週間ぶり高値近辺、FRB議長の議会証言に注目

    [ニューヨーク 8日 ロイター] - 
  ドル/円 NY午  108.79/108.80
             後4時  
              始値         108.52
              高値         108.80
              安値         108.52
  ユーロ/ドル N  1.1207/1.1211
         Y午後4時  
              始値         1.1214
              高値         1.1226
              安値         1.1208
       
    
    ニューヨーク外為市場ではドルが小幅高となり、約3週間ぶりの高
値近辺で推移した。前週発表の6月の米雇用統計が堅調だったことで連
邦準備理事会(FRB)が今月の会合で大幅な利下げに踏み切るとの観
測が後退した流れが続いている。
    6月の雇用統計では、非農業部門の雇用者数が22万4000人増
と5カ月ぶりの大幅な伸びとなり、ロイターがまとめたエコノミスト予
想の16万人増を上回った。これを受け、FRBが今月3
0─31日の連邦公開市場委員会(FOMC)で50ベーシスポイント
(bp)の利下げを決定するとの観測は後退した。ただ賃金がなお緩や
かにしか伸びていないことが確認されたことで、今回のFOMCで25
bpでの利下げは正当化されるとみられている。
    オアンダ(トロント)のシニア市場アナリスト、アルフォンソ・エ
スパルサ氏は「経済指標はひどくはないが、極めて好調というわけでも
なく、まちまちだ」と指摘。「FRBは今回のFOMCで利下げを決定
すると予想している」と述べた。
    こうした中、パウエルFRB議長が10─11日に行う議会証言に
注目が集まっている。レイモンド・ジェームズのシニア市場ストラテジ
スト、エリス・ファイファー氏は「市場の注目はパウエル議長の議会証
言に移っているため、外為市場は今週は静かに始まり、この日はレンジ
相場となった」と述べた。
    主要6通貨に対するドル指数は終盤の取引で0.07%上昇
の97.357。前週5日に付けた3週間ぶり高値の97.443に近
い水準で推移している。    
    ドル/円は0.18%高の108.675円。一時は1
08.73円と、6月11日以来の高値を付けた。ユーロ/ドルEUR=E
BSは1.1215ドルにやや下落した。前週5日には1.1208ド
ルと、1月3日以来の安値を更新していた。            
    英ポンドは1.25ドルを下回り、6カ月ぶり安値を更新
。経済指標が軟調だったことに加え、イングランド銀行(英中央銀行)
が2020年に利下げに踏み切るとの観測が高まっていることで、一時
は0.15%安の1.2516ドルを付けた。
    新興国通貨ではトルコリラが下落。トルコのエルドアン大統領が6
日、チェティンカヤ中銀総裁を更迭したことを受け、リラ
は対ドルで5.8245リラと、2週間ぶり安値を更新し
た。終盤の取引では1.91%安の5.742リラとなっている。

    
 (表はリフィニティブデータに基づいています)
 
 

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