July 30, 2019 / 7:53 PM / 22 days ago

NY外為市場=ドル小動き、FOMCに注目

    [ニューヨーク 30日 ロイター] -    
 ドル/円 NY午後   108.58/108.61
                3時  
               始値          108.60
               高値          108.69
               安値          108.46
 ユーロ/ドル NY   1.1155/1.1159
            午後3時  
               始値          1.1144
               高値          1.1160
               安値          1.1139
 
    ニューヨーク外為市場では、米連邦公開市場委員会(FOMC)に注目が集まる中、
ドルは狭いレンジ内ので動きに終始した。   
    連邦準備理事会(FRB)はこの日から2日間の日程で開いているFOMCで25ベ
ーシスポイント(bp)の利下げを決定するとの見方が大勢となっている。クレディ・ス
イス(ニューヨーク)の外為戦略グローバル責任者、シャハブ・ジャリヌース氏は「明日
終了するFOMCに市場は釘付けになっている」と指摘 利下げは1回限りのものになる
のか、それとも利下げサイクルが開始されるのか、FRBが発するガイダンスが注目され
ている。
    ユーロ/ドルは前週に付けた26カ月ぶり安値の1.110ドルを上回る水準
で安定化。ただFRBが明日、予想通りに利下げを決定すればユーロは対ドルで下落する
可能性がある。
    ウエスタン・ユニオン・ビジネスソリューションズのシニア市場アナリスト、ジョー
・マニンボ氏は「米FRBによる利下げは世界的な向かい風に対する一種の保険と考えら
れるのに対し、欧州中央銀行(ECB)は必要に迫られて利下げを行う」と指摘。このた
め「欧米の金融政策による(外為相場への)影響で、ユーロが対ドルで軟調となる公算が
大きい」と述べた。    
    この日の外為市場で最も大きく動いたのは英ポンド 。アジア取引時間帯に1
.212ドルと、28カ月ぶりの安値を更新した。    
    英国が10月31日に合意なしに欧州連合(EU)から離脱する可能性への警戒感が
広がる中、ニューヨーク取引時間の終盤では0.44%安の1.216ドルで推移。対ユ
ーロでも0.52%安の91.66ペンスとなっている。対ユーロでは91.88ペンス
まで下落し、2年ぶり安値を更新した。
    クレディ・スイスのジャリヌース氏は「ジョンソン首相はEU首脳が考えを改めない
限り会談を行うことに消極的であるとの見方が重要視されている。こうした見方はほんの
1週間前と比べても一段と強硬なものだ」と述べた。    
    円は対ドルで0.16%高の108.62円。日銀は29─30日に開いた金
融政策決定会合で、現行の金融政策維持を賛成多数で決めた。ジャリヌース
氏は日銀の金融政策決定会合について、声明の文言に若干の変更はあったものの、特に目
新しいものはなかったと指摘。「日銀はFRBとECBの出方を待っている」との見方を
示した。

    
 (表はリフィニティブデータに基づいています)
 
 

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