August 20, 2019 / 8:52 PM / in a month

NY外為市場=利回り低下でドル安、FRB議長のハト派発言期待膨らむ

    [ニューヨーク 20日 ロイター] - 
 ドル/円 NY午後   106.19/106.22
                4時  
               始値          106.31
               高値          106.44
               安値          106.19
 ユーロ/ドル NY   1.1099/1.1103
            午後4時  
               始値          1.1080
               高値          1.1106
               安値          1.1067
 
    
    終盤のニューヨーク外為市場では、ドルが再び下落。米国債利回り
の低下がドル売りを誘った。景気後退(リセッション)への懸念が根強
い中、パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長が週末にワイオミング
州ジャクソンホールで開かれる年次経済シンポジウムでの講演でハト派
発言を行うという期待が膨らんだ。    
    テンパス(ワシントン)のシニアFXトレーダー、フアン・ペレス
氏は「景気後退を示す兆候は数多くある。パウエル議長は政策対応の構
えを示すとともに、おそらく追加利下げに言及すると期待している」と
した上で「市場は景気後退の前触れとも言える兆候を織り込もうとして
いる。長短金利の逆転を示す『逆イールド』もそうだし、将来的には安
全資産の値上がりが続くだろう」と述べた。
    ただ先週記録した2年・10年債の逆イールドは今週
解消するなど、市場心理には持ち直しの動きも見られる。
    スコシア銀は調査リポートで「パウエル議長講演に向け円ロング(
買い持ち)が妥当と考える。議長がハト派発言をすれば米国債利回りは
低下しドルもつれ安となる。反対に一段とタカ派となれば安全資産が買
われることになる」と予想した。
    ドル/円は0.4%安の106.24円。ドル/スイスフラ
ンも0.4%安の0.9777フラン。
    主要6通貨に対するドル指数は0.2%安の98.166。
一時98.40と2週間半ぶりの高値を付ける場面も見られた。
    ユーロ/ドルは0.2%高の1.1102ドル。イタリアの
コンテ首相は20日、連立政権の一翼を担う右派「同盟」から内閣不信
任案が提出されたことを受け、辞意を表明した。
    ポンド/ドルは0.3%安の1.2170ドル。
対ユーロでは0.1%安の91.20ペンス。
欧州連合(EU)は20日、ジョンソン英首相が求めるEU離脱協定案
の再交渉に応じない姿勢を鮮明にした。協定案の争点とされるアイルラ
ンド国境問題の解決策 「バックストップ(安全策)」を巡り、英国が「
現実的な代替策」を提示していないと批判した。
    
    

    
 (表はリフィニティブデータに基づいています)
 
 

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