August 22, 2019 / 8:22 PM / in a month

NY外為市場=ドル下落、FRB議長講演待ちで値動き乏しい

    [ニューヨーク 22日 ロイター] - 
  ドル/円 NY午  106.40/106.41
             後4時  
              始値         106.44
              高値         106.63
              安値         106.33
  ユーロ/ドル N  1.1080/1.1084
         Y午後4時  
              始値         1.1067
              高値         1.1099
              安値         1.1064
 
    
    終盤のニューヨーク外為市場ではドルが下落。ただ狭いレンジ内の
動きにとどまった。パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長がワイオ
ミング州ジャクソンホールの年次経済シンポジウムで行う講演待ちとな
っている。
    市場参加者はFRBが緩和スタンスを再確認する可能性があるとみ
ており、パウエル議長が23日の講演で、前日公表された7月30─3
1日の連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨の内容を明確に説明し
、リセッション(景気後退)懸念を和らげるハト派的な発言を行うと期
待されている。
    ただパウエル議長の発言によって大幅な米利下げ期待がそがれる可
能性もある。この日はカンザスシティー地区連銀のジョージ総裁とフィ
ラデルフィア地区連銀のハーカー総裁が現時点で追加利下げの必要はな
いとの考えを表明した。
    BKアセット・マネジメントの為替戦略マネジングディレクター、
キャシー・リエン氏は「パウエル議長は前回のFOMC後の記者会見で
楽観的な見方を示した。市場は来月の利下げを完全に織り込んでいるが
、パウエル議長が(今回の講演で)利下げの可能性を引き下げるリスク
がある」とし、このような曖昧さが外為市場の取引レンジが広がらない
一因になっているとの見方を示した。
    OANDAのシニア市場アナリスト、エドワード・モヤ氏は、ジャ
クソンホールの年次経済シンポジウムはFRBにとって議事要旨で生じ
たとみられる「コミュニケーション上の誤解」を正す良い機会になると
指摘。「FRBが米経済に落ち度はないとしてややタカ派的な見方を示
さなければ、利下げ圧力が高まるだろう」と述べた。
    午後の取引でドル指数は0.2%安の98.148。ドル/
円は0.2%安の106.41円。
    一方、ユーロ/ドルは1.1086ドルで小動き。IHSマークイ
ットが発表した8月のユーロ圏総合購買担当者景気指数(PMI)速報
値は小幅に上昇。サービス業が好調だったほか、製造業の縮小ペースも
鈍化したが、貿易摩擦を背景に先行きの見通しを示す指標は過去6年あ
まりで最低の水準に落ち込んだ。

    
 (表はリフィニティブデータに基づいています)
 
 

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