January 15, 2020 / 8:52 PM / 6 months ago

NY外為市場=ドル軟調、米中が第1段階の通商合意に署名

    [ニューヨーク 15日 ロイター] -    
 ドル/円 NY午後   109.90/109.93
                3時  
               始値          109.84
               高値          109.99
               安値          109.80
 ユーロ/ドル NY   1.1150/1.1151
            午後3時  
               始値          1.1148
               高値          1.1163
               安値          1.1140
        
    ニューヨーク外為市場では米中が貿易交渉を巡る「第1段階」の合意に署名したこと
を受けドルは下げ幅を縮小したものの、対ユーロと対円で軟調なまま推移した。   
    米中はこの日、第1段階の通商合意に署名。一部関税措置が取り下げられるほか、中
国は米国からモノとサービスの輸入を拡大させる。ただ2500億ドルの中国製品に対す
る25%の関税措置は継続。今後の交渉についてトランプ大統領は第3段階の合意はない
との見方を示した上で、「交渉の切り札のために関税措置を残すが、第2段階の合意が得
られ次第、解除する」と述べた。
    スコシアバンク(トロント)の首席外為ストラテジスト、ショーン・オズボーン氏は
「通商合意の署名に市場はほとんど反応していない」と指摘。ただ「ドルはこれまで貿易
戦争を巡る不確実性が高い中でも比較的良好に推移してきた」とし、ドルはこの先、軟化
する可能性もあるとの見方を示した。    
    ユーロは対ドルで0.22%高の1.1151ドル。 ドルは対円で0
.05%安の109.91円。円は前日の取引で110.20円と、昨年5月以来の安値
を付けていた。
    英ポンドは小幅高。英国立統計局(ONS)が発表した2019年12月の消
費者物価指数(CPI)は前年比1.3%上昇と、11月(1.5%上昇)から減速し、
2016年11月以来の低い伸びとなった。インフレ鈍化を受け、イングランド銀行(英
中銀)が今月末にも利下げを決定するとの観測が高まった。    
    スイスフランは対ドルで約1年ぶり、対ユーロで約3年ぶりの水準
に上昇した。米財務省は13日に公表した貿易相手国・地域の通貨政策を分析した外国為
替報告書で、中国の「為替操作国」認定を解除した一方、為替慣行を巡りスイスを監視対
象に新たに追加。監視対象とされたことでスイス国立銀行(中央銀行)はフラン相場の防
衛に向けた市場介入を控える可能性があるとの見方が出ている。    
    ロシアルーブルは軟調。ロシアのプーチン大統領はこの日に行った年次教書演説で「
政治システムの大幅な改革」を表明し、議会の権限強化に向けた憲法改正を提案。202
4年に任期終了を控える自身の権力長期化につながる可能性がある。これを受け、メドベ
ージェフ首相は内閣総辞職を表明した。

    
 (表はリフィニティブデータに基づいています)
 
 

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