January 21, 2020 / 8:59 PM / a month ago

NY外為市場=人民元急落、新型肺炎感染拡大でリスク回避 円に安全買い

    [ニューヨーク 21日 ロイター] -    
 ドル/円 NY午後   109.78/109.81
                3時  
               始値          110.05
               高値          110.11
               安値          109.77
 ユーロ/ドル NY   1.1093/1.1097
            午後3時  
               始値          1.1105
               高値          1.1118
               安値          1.1090
                                   
    
    ニューヨーク外為市場では、中国で新型コロナウイルスによる肺炎の感染拡大を背景
に人民元が急落する一方、安全資産としての円に買いが入った。   
    中国湖北省武漢市で検出され感染が広がった新型コロナウイルスによる肺炎は、首都
北京や上海、広東省でも感染者を確認。この日は米疾病対策センター(CDC)が米国内
で初の患者を確認したと発表した。    
    別の種類のコロナウイルスが原因だった2002ー03年の重症急性呼吸器症候群(
SARS)の感染拡大が連想されたことで世界的に株価が下落。ソシエテ・ジェネラルの
アナリスト、キット・ジャックス氏は「あらゆる場面でリスク回避の動きが出ており、外
為市場では円とスイスフランが上昇した」と述べた。    
    オフショア人民元は1ドル=6.9073元と、0.60%安。中国動向に左
右されやすい通貨も連れ安となり、豪ドルは0.6842米ドルと、約1カ月ぶり
の安値を付けた。     
    ドル/円は0.35%安の109.79円。     
    ユーロは好調な経済指標などを受け一時1.1118ドルまで上昇。ただその
後は失速し、終盤の取引では0.03%安の1.1091ドルとなった。
    ユーロ圏ではドイツ欧州経済センター(ZEW)発表の1月の独ZEW景気期待指数
が、米中の「第1段階」の通商合意署名を受け2015年7月以来の高水準を付けた。こ
のほか、欧州中央銀行(ECB)が23日の理事会でユーロ圏経済に対する楽観的な見方
を示すとの期待もユーロ上昇の要因となっていた。TD証券(ニューヨーク)のシニア外
為ストラテジスト、マゼン・イッサ氏は「ユーロに対しては慎重ながらも楽観的な見方が
出ていた」と述べた。
    英ポンドは0.34%高の1.3053ドル。英国立統計局(ONS)の統計
で9─11月の英就業者数が18年11月─19年1月以来の大幅増を記録したことが押
し上げ要因となった。

    
 (表はリフィニティブデータに基づいています)
 
 

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