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ドル2年ぶり安値水準、米経済対策やFOMC注視=NY市場

[ニューヨーク 15日 ロイター] - 終盤のニューヨーク外為市場では、ドルが2年ぶり安値に近い水準で推移した。米議会で予算案や新型コロナ対策を巡る交渉が行われているほか、市場ではきょうから2日間の日程で開催されている米連邦公開市場委員会(FOMC)で今後の緩和政策の手掛かりが示されるか注目している。

12月15日、終盤のニューヨーク外為市場では、ドルが2年ぶり安値に近い水準で推移した。写真は米ドル紙幣。2016年11月撮影(2020年 ロイター/Dado Ruvic)

終盤の取引で、主要通貨に対するドル指数は90.458。一時は2018年4月以来となる90.419まで下落した。

1兆4000億ドル規模の追加経済対策で議会が合意することへの期待感や新型コロナウイルスワクチンの配布がより明確になってきたことで、リスク選好度が高まり、安全資産とされる通貨が売られた。

ペロシ下院議長の関係者によると、この日午後4時(日本時間16日午前6時)に議会指導部やムニューシン財務長官と協議し、経済対策をまとめたい考え。

米食品医薬品局(FDA)は15日、米バイオ医薬品大手モデルナの新型コロナワクチンが極めて有効で、18歳以上の成人への接種で目立った安全性の問題は確認されなかったとするスタッフ報告書を公表。17日に開かれるFDA諮問委員会の会合で、緊急使用の承認が提言される見通しになった。

テンパスのバイスプレジデント、ジョン・ドイル氏は「きょうのドルは、議会からのニュース待ちだった」とし、まだ見通しを変えるような大きな動きはないと述べた。

米連邦準備理事会(FRB)は今年最後となるFOMCで政策金利をゼロ近辺で据え置き、今後数年間は同水準を維持するとの見方を示すとみられている。アナリストは、こうした見方がリスクテークをさらに後押しすると述べた。

また多くのアナリストは、FRBが大規模な国債買い入れをいつまで続けるかという点について新たなガイダンスを期待している。

英ポンドは欧州連合(EU)との通商合意が近いとの報道を受けて、一時この日の高値に上昇。ただ、ジョンソン英首相はこの日、EU)との通商交渉は「協定なし」で終わる可能性が最も高いものの、引き続き合意を目指していると強調した。

ポンドは0.89%高の1.3444ドル。

ドルが広範に売られたことでユーロは2年半ぶりの高値に上昇し、終盤は0.1%高の1.2155ドルで推移した。

ビットコインは1万9505.27ドルと、1.17%上昇した。

ドル/円 NY終値 103.66/103.69

始値 103.92

高値 103.95

安値 103.61

ユーロ/ドル NY終値 1.2151/1.2155

始値 1.2158

高値 1.2169

安値 1.2123

表はリフィニティブデータに基づいています

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