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NY外為市場=ドル上昇、米債利回りの動きに追随 テーパリング開始時期に注目

[ニューヨーク 10日 ロイター] - ニューヨーク外為市場ではドルが上昇。米債券利回りの上昇に追随した。しかし、米連邦準備理事会(FRB)の量的緩和の縮小(テーパリング)開始時期を巡り新たな手掛かりが待たれる中、ドルの地合いは完全には回復していないもよう。

ニューヨーク外為市場ではドルが上昇。米債券利回りの上昇に追随した。2020年1月撮影(2021年 ロイター/Dado Ruvic)

ウェルズ・ファーゴのマクロストラジテスト、エリック・ネルソン氏は「米利上げ開始時期が最も重要と考えるが、当面明らかにはならないだろう」と述べた。

米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)は10日、FRB当局者が11月のテーパリング開始に向け、9月の連邦公開市場委員会(FOMC)での合意を目指していると報じた。

クリーブランド地区連銀のメスター総裁は10日、FRBが年内にテーパリングに着手することを引き続き望んでいると述べた。

朝方発表された8月の米卸売物価指数(PPI、最終需要向け財・サービス)は前年同月比8.3%上昇した。比較可能な2010年11月以降で最大の伸びを記録し、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)が引き続きサプライチェーン(供給網)を圧迫する中、高インフレが当面続く公算が大きいことを示唆した。

終盤の取引で、主要6通貨に対するドル指数は0.05%高の92.57。先週末には1カ月ぶりの安値となる91.94を付けていた。

ユーロ/ドルは0.07%安の1.1816ドル。

バイデン米大統領が7カ月ぶりに中国の習近平国家主席と電話会談したというニュースが伝わったことでリスク選好度が高まり、ドルは序盤の取引で下落する場面もあった。

ホワイトハウスの声明によると、両首脳は、米中の競争が紛争につながることを回避する必要性について協議。「幅広い戦略的な協議」を行い、「利害関係が収れんする分野と利害関係、価値観、視点が乖離する分野」について協議したという。

ドルは人民元に対し0.13%下落し、1ドル=6.4419元。先週付けた約2カ月ぶり安値に迫った。

ドル/円 NY終値 109.93/109.94

始値 109.94

高値 109.95

安値 109.81

ユーロ/ドル NY終値 1.1814/1.1816

始値 1.1829

高値 1.1841

安値 1.1810

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