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NY外為市場=ドル20年ぶり高値更新後に下落、ユーロ高で

[ニューヨーク 29日 ロイター] - 終盤のニューヨーク外為市場では、パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長のタカ派的な発言を受け、ドルが20年ぶりの高値を付けた。ただ、欧州中央銀行(ECB)による利上げ期待の高まりを背景にユーロが買われ、ドルは下げに転じた。

終盤のニューヨーク外為市場では、パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長のタカ派的な発言を受け、ドルが20年ぶりの高値を付けた。2月撮影(2022年 ロイター/Dado Ruvic)

ドル指数は一時109.48と2002年9月以来の高水準となった。

FRBのパウエル議長は26日、成長鈍化などの「痛み」を伴ったとしても、インフレが抑制されるまで「当面」金融引き締めが必要という見解を示した。

コンベラのシニアマーケットアナリスト、ジョー・マニンボ氏が「FRB議長が先週、非常にタカ派的な発言をしたため、来年初めに政策を転換するという見方はかなり後退した」と述べた。

短期金融市場が織り込む、FRBが9月に0.75%ポイントの利上げを決定する確率は約70%となった。米金融・債券市場では、2年債利回りが15年ぶりの高水準を付けた。

こうした中、ユーロが上昇。欧州中央銀行(ECB)のシュナーベル専務理事は27日、世界の中央銀行はこのままでは人々の信頼を失いかねず、たとえ景気後退(リセッション)に陥ってもインフレを抑えるために強力に行動しなければならないと述べた。

マニンボ氏は「ユーロがドルの勢いを奪ったが、これはECBが来月、FRBの大幅利上げに対抗して利上げを行う可能性があるとの見方が背景だ」とした。

ユーロは0.29%上昇の0.9993ドル。ただ、依然として等価(パリティ)割れとなっている。

ノルデアのチーフアナリスト、ヤン・フォン・ゲリッチ氏は「インフレを考慮すると、各国中銀は今、タカ派的であること以外に関心を示しておらず、積極的に利上げを行うだろう」と述べた。

ユーロ高を受け、終盤のドル指数は0.348%安の108.8となった。

ドル/円は0.78%高の138.76円だった。

ポンド/ドルは英国が祝日で薄商いの中、1.1649ドルと2年半ぶりの安値を付けた。終盤は0.23%安の1.1703ドル。

暗号資産(仮想通貨)のビットコインは小幅高となり、2万ドルを再び上回った。

ドル/円 NY終値 138.69/138.72

始値 138.50

高値 138.87

安値 138.28

ユーロ/ドル NY終値 0.9995/0.9999

始値 0.9983

高値 1.0028

安値 0.9970

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