December 5, 2014 / 11:33 PM / 4 years ago

ドルが対円で07年半ば以来の高値、雇用統計受け=NY外為市場

[ニューヨーク 5日 ロイター] - 5日のニューヨーク外為市場では、ドルが対円で2007年半ば以来の高値をつけるなど、ドルが主要通貨に対して急伸した。11月の米雇用統計の内容が予想より良かったことで、連邦準備理事会(FRB)がこれまでの予想より早い時期に利上げに踏み切るとの観測が台頭したことが背景。

 12月5日、NY外為市場でドルが対円で2007年半ば以来の高値をつけるなど、ドルが主要通貨に対して急伸した。写真は2010年10月、ソウルで(2014年 ロイター/Truth Leem)

11月の雇用統計では、非農業部門の雇用者数が32万1000人増と、2012年1月以来の大幅な伸びとなった。失業率は5.8%と、6年ぶり低水準にとどまった。

これを受け、FRBが最初の利上げに踏み切る時期の予想が従来の2015年9月から、同年半ばに早まった。

シティFXのG10外為戦略部門責任者のスティーブン・イングランダー氏は、「ダドリー・ニューヨーク(NY)連銀総裁とフィッシャーFRB副議長の今週の発言からも、FRBが金融政策の正常化をこれまでよりもより真剣に考え始めていることが見て取れた」とし、今回の雇用統計を受け、FRB幹部が考える利上げ開始時期が2015年下半期から上半期に前倒しされた可能性があるとの見方を示した。

FRBが利上げに動けば、低金利政策を維持している日銀と欧州中央銀行(ECB)と、金融政策の方向が逆になる。そうなった場合、金利差によりドル建て資産の優位性が増すことになる。

前出のイングランダー氏は、ドル/円は年内に125円を突破するとの見方を示した。また、ユーロには一段の下落余地があるとし、年内に1.20ドル、2015年は1.12─1.15ドルに達するとの予想を示した。

ドル/円JPY=は一時、2007年半ば以来の高値となる121.68円まで上昇。終盤の取引では1.37%高の121.42円で推移している。

ユーロ/ドルEUR=は2012年8月半ば以来の安値となる1.2271ドルまで下落。終盤では0.70%安の1.2290ドルとなっている。

ドル指数.DXYは89.467と、2009年3月初旬以来の高水準を付けた。

このほか、原油価格の下落を受け、ドルは対ノルウェークローネNOK=で1.75%高の7.1793クローネまで上昇、2009年3月以来の高値を更新した。

ドル/円    終値   121.41/44

始値   120.48/51

前営業日終値   119.78/80

ユーロ/ドル  終値   1.2285/86

始値   1.2363/66

前営業日終値   1.2379/81

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