Reuters logo
ドルが1月以来の急落、利益確定売りで=NY市場
2014年10月6日 / 21:33 / 3年前

ドルが1月以来の急落、利益確定売りで=NY市場

[ニューヨーク 6日 ロイター] - 6日のニューヨーク外為市場では、利益確定のドル売りが断続的に入った。下げ幅としては1月以来の大きさ。ドルは3日の底堅い米雇用統計発表後、米連邦準備理事会(FRB)が2015年半ばにも利上げに踏み切るとの観測が強まり、上値を拡大していた。

 10月6日、ニューヨーク外為市場では、利益確定のドル売りが断続的に入り、下げ幅としては1月以来の大きさとなった。都内で2011年8月撮影(2014年 ロイター/Yuriko Nakao)

ドル/円JPY=は終盤の取引で0.73%安の108.97円。4月以来の大きな下落。先週2日には110.09円の高値を付けていた。

ユーロ/ドルEUR=は直近0.89%高の1.2628ドル。上げ幅としてはほぼ3月以来の大きさとなった。先週3日には2年ぶりの安値となる1.25005ドルまで売りが加速していた。

主要6通貨に対するドル指数.DXYは、終盤0.87%安の85.942。1月以来の大きな下げ。3日には4年ぶり高値の86.746まで急騰。週ベースとしても、12週続騰で、40年以上ぶりの記録となっていた。

ドルの行方についてはアナリストの多くは、中国の景気減速の兆候が表れる中で米国の経済成長が欧州や日本のそれを上回るであろうとの観測で、ドル高の流れに戻るだろうとみる。

米商品先物取引委員会(CFTC)が発表した9月30日週のIMM通貨先物の非商業(投機)部門の取組で、ドルのネットの買い持ち額は373億6000万ドルと、前週の358億1000万ドルから増加。7週連続でネット買い持ち額が300億ドルを超えた。

TDセキュリティーズ(トロント)の通貨ストラテジストのマーチン・シュベルトフェガー氏は「米経済指標の発表がない中、市場は買い持ちにしているドルの利益確定売りをすることにした」と述べた。

ユーロ圏では、8月ドイツ鉱工業受注指数が2009年以降最大の落ち込みとなる5.7%の下落を記録、欧州中銀(ECB)の追加緩和観測とユーロ安の見通しが強まった。

米国と欧州の金融政策の方向性の違いについて、コメルツ銀行(ロンドン)のストラテジストのピーター・キンセラ氏は「ユーロは現在のところドルに対してパーフェクトストームの中にいるようだ」とし、「ドルは唯一の選択肢だ」と語った。

NY外為市場 終値

ドル/円    終値   108.77/79

始値   109.36/37

前営業日終値   109.78/80  

ユーロ/ドル  終値   1.2653/58

始値   1.2556/57

前営業日終値   1.2514/16

*内容を追加します。

私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」
0 : 0
  • narrow-browser-and-phone
  • medium-browser-and-portrait-tablet
  • landscape-tablet
  • medium-wide-browser
  • wide-browser-and-larger
  • medium-browser-and-landscape-tablet
  • medium-wide-browser-and-larger
  • above-phone
  • portrait-tablet-and-above
  • above-portrait-tablet
  • landscape-tablet-and-above
  • landscape-tablet-and-medium-wide-browser
  • portrait-tablet-and-below
  • landscape-tablet-and-below