July 5, 2019 / 9:24 PM / 13 days ago

NY市場サマリー(5日)

[5日 ロイター] - <為替> 米雇用統計が堅調だったこと受け、ドル指数が2週間半ぶりの水準に上昇した。

6月の雇用統計では、非農業部門の雇用者数が22万4000人増と5カ月ぶりの大幅な伸びとなり、ロイターがまとめたエコノミスト予想の16万人増を上回った。[nL4N2462NY]

CIBCキャピタルマーケッツ(トロント)の北米外為戦略部門責任者のビパン・ライ氏は「米雇用統計は予想を超えて良好だった」とし、「薄商いの中、ドルは上昇している」と述べた。米金融市場は前日は独立記念日の祝日のために休場。この日も市場参加者は少なく、商いは細っている。

終盤の取引で主要6通貨に対するドル指数は0.56%上昇の97.311。一時は97.443と、6月19日以来の水準に上昇した。

ただ、今回の雇用統計でも賃金の伸びは抑制されており、米経済が減速している可能性があることも示唆されたほか、雇用者数は6月に大きく伸びたものの、前月の弱さを相殺するには十分ではなかった。ライ氏は「6月は予想を大きく上回ったが、5月は予想を大きく下回っていた」とし、「5月と6月を合わせて考えると、伸びは前年から鈍化している」と述べた。

6月は時間当たり賃金は前月比0.2%(6セント)増。前月は0.3%増加していた。前年同月比では2カ月連続で3.1%増だった。

米連邦準備理事会(FRB)が近く利下げに踏み切るとの観測から、5月に2年ぶりの高値を付けていたドルはこのところ弱含んでいる。FRBはこの日、半期ごとに議会に提出する金融政策報告書で、今年前半の米経済は引き続き「底堅いペース」で推移する一方、関税引き上げが世界貿易や企業投資を圧迫し、最近の数カ月間で経済が弱まったとの認識を示した。[nL4N2462YS]

ドイツ経済省が発表した5月の鉱工業受注指数は前月比2.2%低下と、市場予想を大幅に下回り、同省は鉱工業部門の低迷は今後数カ月続く可能性が高いとの見方を示した。[nL4N2461LF]これを受けユーロは圧迫された。

ユーロ圏では国債利回りが低下を続けており、高利回りを求めてユーロ圏から資金が流出。ユーロの対ドルでの上昇が抑制される要因になっている。

NY外為市場:[USD/J]

<債券> 米債利回りが全体的に上昇した。6月の米雇用統計で非農業部門雇用者数の伸びが市場予想を上回ったことを背景に米連邦準備理事会(FRB)による今月の利下げ期待が後退した。

アナリストは今回の雇用統計を受け、FRBが7月の米公開市場委員会(FOMC)での利下げを見送るべきではないが、50ベーシスポイント(bp)の利下げは議論から外されると予想する。

この日の10年債利回りは、1日当たりの上昇幅が1月初旬以降で最大。2年債利回りの上昇幅は4年超ぶりの大きさとなった。30年債利回りは2018年10月初旬以来の大きさだった。

米労働省が5日発表した6月の雇用統計は、非農業部門の雇用者数は22万4000人増と5カ月ぶりの大幅な伸びで、ロイターがまとめたエコノミスト予想の16万人増を上回った。[nL4N2462NY]

一方、時間当たり賃金は前月比0.2%(6セント)増と前月の0.3%増加から鈍化。前年同月比では2カ月連続で3.1%増だった。

FTNフィナンシャルの金利ストラテジスト、ジム・ボーゲル氏は、7月の50bp利下げの見方が急速に消え去り、足元では今年下半期の25bp利下げの見方が大勢になっていると述べた。

午後の取引で、10年債利回りUS10YT=RRは2.068%と1週間ぶりの水準に浮上。足元では2.044%で推移している。3日には1.939%と、16年11月以来の低水準を付けていた。

30年債利回りUS30YT=RRは2.546%。3日は2.471%だった。2年債利回りUS2YT=RRは1.869%で、3日の1.766%から上昇。一時1.888%と2週ぶりの高値を付けた。

CMEグループのフェドウオッチによると、米金利先物が織り込む今月の50bp利下げ確率は9.0%と、3日の29%から低下した。

米金融・債券市場:[US/BJ]

<株式> 小幅安。ダウ平均株価は43ドル値下がりした。米雇用統計が予想外に好調だったことで大幅利下げに対する期待が後退した。

6月の雇用統計は非農業部門の雇用者数が22万4000人増と5カ月ぶりの大幅な伸びで、ロイターがまとめたエコノミスト予想の16万人増を上回った。一方、賃金上昇率は緩やかだった。[nL4N2462NY]

統計を受け、金利先物が織り込む今月の0.5%利下げの確率は大幅に低下。ただ、0.25%利下げの可能性は依然高いとみられている。

アクワイアラーズ・ファンズ(ロサンゼルス)の創業者、トリアス・カーライル氏は「利下げは相場の買い要因となるため、市場はFRBの動向を注視しているし、FRBもまた市場を注視している」と述べた。

FRBは5日、半期ごとに議会に提出する金融政策報告書を公表した。今年前半の米経済は引き続き「底堅いペース」で推移する一方、関税引き上げが世界貿易や企業投資を圧迫し、最近の数カ月間で経済が弱まったもようとの認識を示した。パウエルFRB議長は来週10、11日に半期に一回の議会証言を行う。[nL4N2462YS]

米国債利回りの上昇に伴い、利ざや改善への期待から銀行株.SPXBKが買われ0.73%高。金融株.SPSYも0.38%値上がりした。一方、不動産株.SPLRCRや公益株.SPLRCU、生活必需品株.SPLRCSなどディフェンシブ関連は、利回り上昇で配当妙味が薄れるとの見方から軟調だった。

ニューヨーク証券取引所では、値下がり銘柄数が値上がり銘柄数を1.18対1の比率で上回った。ナスダックは1.15対1で値上がり銘柄数が多かった。

米取引所の合算出来高は50億8000万株。直近20営業日の平均は68億株。

米国株式市場:[.NJP]

<金先物> 堅調な米雇用統計の発表を受けて売り込まれ、3営業日ぶりに反落した。中心限月8月物の清算値は前営業日比20.80ドル(1.46%)安の1オンス=1400.1 0ドル。

米労働省が朝方発表した6月の雇用統計によると、非農業部門の就業者数は前月比22万4000人増と、減速した前月(7万2000人増=改定)から持ち直し、市場予想(ロイター調べ)の16万人増を大きく上回った。これをきっかけに、米連邦準備制度理事会(FRB)が今月末の連邦公開市場委員会(FOMC)で大幅な利下げに踏み切るとの観測が後退し、金利を生まない資産である金塊に売り圧力が台頭。金相場は午前中一時1388.60ドルと、節目の1400ドルを割り込んだ。

また外国為替市場では、米長期金利の上昇を受けてドル買い・ユーロ売りが加速。ドル建てで取引される金塊など商品の割高感が高まり、金相場は圧迫された。金塊現物相場は午後2時28分現在、19.915ドル安の1397.795ドル。

NY貴金属:[GOL/XJ]

<米原油先物> 中東をめぐる地政学的リスクなどに押し上げられ、小幅に続伸した。米国産標準油種WTI中心限月8月物の清算値は前営業日比0.17ドル(0.30%)高の1バレル=57.51ドル。9月物は0.15ドル高の57.59ドルとなった。午前はおおむね軟調に推移。外国為替市場でのドル高・ユーロ安進行から、ドル建てで取引される原油は割高感が強まり、売りが先行した。米エネルギー情報局(EIA)が3日に発表した最新週の原油在庫が予想よりも小幅な取り崩しとなったことも引き続き相場の重しとなった。

ただ、中東をめぐる地政学的リスクが強まる中、相場は徐々にプラス圏に浮上した。イベリア半島南端の英領ジブラルタル自治政府は4日、欧州連合(EU)の制裁に違反してシリアへ原油を輸送していた疑いのあるイランの大型タンカーを拿捕したと発表。ロイターの調査で6月の石油輸出国機構(OPEC)全体の産油量が約5年ぶりの低水準だったと報じられたことも相場を下支えしたもようだ。

NYMEXエネルギー:[CR/USJ]

ドル/円 NY終値 108.45/108.48 JPY21H=

始値 108.03 JPY=

高値 108.63

安値 108.05

ユーロ/ドル NY終値 1.1224/1.1228 EUR21H=

始値 1.1262 EUR=

高値 1.127

安値 1.1208

米東部時間

30年債(指標銘柄) 17時05分 106*28.50 2.5441% US30YT=RR

前営業日終値 108*15.50 2.4710%

10年債(指標銘柄) 17時05分 102*31.50 2.0390% US10YT=RR

前営業日終値 103*24.00 1.9550%

5年債(指標銘柄) 17時05分 99*18.75 1.8374% US5YT=RR

前営業日終値 100*01.75 1.7380%

2年債(指標銘柄) 17時05分 99*17.00 1.8674% US2YT=RR

前営業日終値 99*23.25 1.7660%

終値 前日比 %

ダウ工業株30種 26922.12 -43.88 -0.16 .DJI

前営業日終値 26966.00

ナスダック総合 8161.79 -8.44 -0.10 .IXIC

前営業日終値 8170.23

S&P総合500種 2990.41 -5.41 -0.18 .SPX

前営業日終値 2995.82

COMEX金 8月限 1400.1 ‐20.8 GCv1<0#GC:>

前営業日終値 1420.9

COMEX銀 7月限 1491.8 ‐33.4 SIv1<0#SI:>

前営業日終値 1525.2

北海ブレント 9月限 64.23 +0.93 LCOc1<0#LCO:>

前営業日終値 63.30

米WTI先物 8月限 57.51 +0.17 CLc1<0#CL:>

前営業日終値 57.34

CRB商品指数 180.7789 +0.3018 .TRCCRB

前営業日終値 180.4771

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