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NY市場サマリー(29日)
2017年9月29日 / 21:46 / 19日前

NY市場サマリー(29日)

[29日 ロイター] - <為替> 米利上げ・インフレ期待が高まるなか、ドルが主要通貨バスケットに対し週間で0.9%高と、今年最大の伸びとなる勢いだ。主要6通貨に対するドル指数.DXYは月間で0.35%高と、2月以来のプラスを記録した。

イエレン連邦準備理事会(FRB)議長は今週、段階的な利上げ継続が必要との認識を示した。12月と来年の追加利上げを示唆したと投資家は受け止めた。イエレン氏の発言やトランプ大統領の税制改革案公表を受け、インフレ期待も高まった。

この日終盤の取引で、ドル指数はほぼ横ばいの93.02。8月米個人消費の伸びが小幅だったことを受け、当初値下がりした。ただその後発表された9月のシカゴ購買部協会景気指数が予想外に上昇、同月のミシガン大消費者信頼感指数(確報値)が概ね予想通りとなり値を戻した。ドルは対円JPY=で0.1%高の112.43円。ユーロはドルEUR=に対して、0.35%高の1.1824ドル。一時、3営業日ぶりの高値をつける場面もあった。

NY外為市場:[USD/J]

<債券> 短中期債を中心に利回りが小幅上昇。米連邦準備理事会(FRB)の12月利上げ観測やトランプ政権による税制改革の実現への期待を背景に、債券相場は第3・四半期全体では不安定な展開となった。

トランプ米大統領がケビン・ウォルシュ元米連邦準備理事会(FRB)理事と会合し、次期FRB議長への指名の可能性について協議したとの情報が伝われる中、利回りは上昇した。

終盤の取引で、指標10年債利回りUS10YT=RRは2ベーシスポイント(bp)上昇の2.325%。2年債利回りUS2YT=RRも2bp超上昇し、1.479%。一方、30年債利回りUS30YT=RRは0.9bp低下し2.859%。

月間では、利回りは2016年11月以来の大幅な伸びを記録する勢い。昨年11月はトランプ氏の米大統領選勝利を受け世界的な債券売りが広がっていた。

米金融・債券市場:[US/BJ]

<株式> ハイテク株などが買われるなか、S&P総合500種指数とナスダック総合指数が最高値を更新した。テクノロジー株指数.SPLRCTは0.75%上昇し、4日連続の値上がりとなった。月間では、ダウ平均が2.1%高、S&Pが1.9%高、ナスダックが1.1%高。四半期ではダウ平均が4.9%高、S&Pが4%高、ナスダックが5.8%高。ダウとS&Pは8四半期連続の値上がり、ナスダックも5四半期連続の上げとなった。

個別銘柄では、交流サイト大手のフェイスブック(FB.O)が1.3%高。トランプ大統領がケビン・ウォルシュ元米連邦準備理事会(FRB)理事と会合し、次期FRB議長への指名の可能性について協議したと報じられたことを受け、金融株が一時的に値上がりした。トランプ氏はその後、FRB議長人事を巡り、これまで4回の面談を行い、今後2-3週間以内に決定すると語った。食肉加工大手のタイソン・フーズ(TSN.N)が7.6%上昇し、S&Pの値上がり銘柄上位となった。牛肉事業の好調な業績を背景に、通期の調整後1株利益予想を5.20─5.30ドルに引き上げた。

米国株式市場:[.NJP]

<金先物> ポジション調整の売りなどに反落した。12月限の清算値は前日比3.90ドル(0.30%)安の1オンス=1284.80ドル。この日は週末・月末・四半期末が重なり、持ち高調整の売りが出やすかった。午前中に発表された9月のシカゴ地域の景況指数(シカゴPMI)が上昇し、市場予想を上回ったことも、安全資産とされる金には圧迫要因となった。ただ、北朝鮮や中東地域をめぐる地政学的リスクに加え、外国為替市場ではドルが対ユーロで弱含んだことから下値は抑えられた。

NY貴金属:[GOL/XJ]

<米原油先物> イラク北部クルド自治政府の独立問題をめぐる地政学的リスクに対して警戒感がくすぶる中、週末や月末絡みの持ち高調整を目的とした売り買いが交錯し、方向感に乏しい商いとなった。米国産標準油種WTIの中心限月11月物の清算値は、前日比0.11ドル(0.21%)高の1バレル=51.67ドル。

クルド自治政府が週初に実施した独立の是非を問う住民投票の結果、賛成が9割超と圧倒的多数を占めたことを受け、自治政府とイラク中央政府、および自国内にクルド人が多く居住するトルコ、イランとの対立が深刻化している。クルド領内で産出され、トルコの港湾を経由して輸出される原油は日量50万バレル前後のもようで、トルコのエルドアン大統領は既に境界閉鎖や原油禁輸などの制裁を科す可能性を警告。また、イランもこの日、クルド自治区との石油製品輸出入を禁止したとの報が伝わる中、中東地域の供給混乱をにらんで底堅い値動きとなった。一方、午後に入り、米石油サービス会社ベーカー・ヒューズが発表した国内の石油掘削リグ稼働数は前週比6基増の計750基となり、4週間ぶりに増加に転じたことから、相場の上値も抑えられた。

NYMEXエネルギー:[CR/USJ]

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