October 4, 2018 / 10:07 PM / 2 months ago

NY市場サマリー(4日)

[4日 ロイター] - <為替> 米10年債利回りが7年ぶりの水準に急伸する中、ドルが対ユーロと円で下落。ただ、対円では一時114円台半ばに値上がりする場面も見られた。

米債利回りは上昇は、前日発表された堅調な米経済指標や、パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の米経済を巡るタカ派的な発言を受けた動き。ユーロ/ドルも前日、主要な支持線を試す展開となった。

賃金の伸びや労働市場の力強さがあらためて示されるか、5日発表の9月米雇用統計が注目される。

円は対ドルJPY=で一時11カ月ぶり安値となる114.54ドルを付けた。その後は113.79円近辺まで回復した。日銀が長期金利の上昇を容認する構えとのニュースが円を下支えた。

イタリアの財政赤字や予算案、欧州連合(EU)との関係を巡る不透明感が重しとなる中、ユーロ/ドルEUR=は一時6週間ぶり安値を付けた。ただ、終盤の取引では、約0.35%高で推移。

<債券> 前日に続き国債が売られ、10年債利回りは2011年5月以来の水準に上昇した。

5日発表の9月の米雇用統計が予想より力強くなるとの見方が出ていることを背景に10年債US10YT=RR利回りは3.232%まで上昇。1日の上昇としては16年の米大統領選挙以来の大きさとなった。

前日はISM非製造業総合指数とADP全米雇用報告が堅調だったことで米国債の売りが触発され、利回りが大きく上昇。バンク・オブ・アメリカ・メリルリンチ(バンカメメリル)が集計する米国債価格を反映する指数.MERG0Q0は大きく下落し、1日としての下落は17年3月以来の大きさとなった。

米資産運用大手パシフィック・インベストメント・マネジメント・カンパニー(PIMCO)のグループ最高投資責任者(CIO)、ダン・アイバシン氏は、利回り上昇を受け米短期債の魅力が増していると指摘。「短期的には利回りのボラティリティーは増大する」としながらも、「われわれは売るよりも買う方に傾いている」と述べている。

国債利回りは世界的に上昇しており、日本の国債利回りも上昇しているほか、独10年債DE10YT=RR利回りも今年5月以来の高水準を付けている。

<株式> 大幅安。ダウ平均株価は200ドル値下がりした。堅調な経済指標を受けてインフレ加速への懸念が広がる中、国債利回りが前日に続いて急伸し、株への売りにつながった。

ダウは6営業日ぶりに下落。S&Pとナスダックは6月25日以来の大幅な下げとなった。

市場では5日に発表される9月の雇用統計に関心が集まっている。アマゾン・ドット・コム(AMZN.O)などで賃上げの動きが見られる中、特に賃金の伸びが注目される見込み。

大半のセクターがマイナスとなる中、S&P金融指数.SPSYは0.71%上昇。金利上昇の恩恵を受ける銀行株.SPXBKは0.81%高となった。

一方、インターネット関連大手の「FANG」銘柄は売られ、アルファベット(GOOGL.O)は2.8%、ネットフリックス(NFLX.O)は3.6%、それぞれ下落。アップル(AAPL.O)は1.76%安、アマゾンは2.22%安。両社のコンピューターシステムに中国の情報機関が悪意あるチップを組み込んだと報じられた。両社は報道を否定した。

このほか、酒類販売大手コンステレーション・ブランズ(STZ.N)が5.38%上昇。第2・四半期決算が市場予想を上回り、通期の利益見通しも上方修正した。

イーライリリー(LLY.N)は4.02%高。糖尿病治療薬の治験で有望な結果が示された。

<金先物> ドル高基調に伴う割高感が上値を抑える中、ほぼ横ばいとなった。中心限月12月物の清算値は前日比1.30ドル(0.11%)安の1オンス=1201.60ドルとなった。米長期金利の高止まりを嫌気し、この日は米株相場が大幅反落。投資家のリスク回避姿勢が強まったことから、午前中ごろまでは安全資産とされる金塊を物色する動きが優勢となり、おおむね堅調に推移していた。

ただ、外国為替市場ではドル高・ユーロ安基調が継続。ドル建てで取引される金塊などの商品に割高感が生じていたため、金相場は次第に上げ幅を一掃する展開となった。市場関係者は翌5日に発表される米雇用統計に注目している。

<米原油先物> サウジアラビアとロシアの増産計画報道などを背景に大幅反落した。米国産標準油種WTIの中心限月11月物の清算値は前日比2.08ドル(2.72%)安の1バレル=74.33ドル。12月物は1.99ドル安の74.25ドルだった。

関係筋によると、サウジとロシアは9月、原油相場の上昇を抑えるためひそかに増産することで合意し、アルジェリアでの産油国会合の前に米国にも知らせていたもよう。主要生産国による増産に向けた動きが明らかになったことを受けて、原油相場は早朝から徐々に下げ幅を拡大。また、前日に約3年10カ月ぶりの高値を付けていた反動から、この日は利食い売りも出やすく昼ごろにかけて一段と値を下げる展開となった。

これらに加え、米国内での増産傾向が改めて意識されたことも相場の押し下げ要因。前日に米エネルギー情報局(EIA)が発表した最新週の国内原油在庫は前週比800万バ レル増と、市場予想(ロイター調査)の200万バレル増を大きく上回っていた。また、調査会社ジェンスケープのデータによると、9月28日までの週の米オクラホマ州クッシングの在庫が約170万バレル増加した。

ドル/円 NY終値 113.90/113.93 JPY21H=

始値 114.31 JPY=

高値 114.34

安値 113.64

ユーロ/ドル NY終値 1.1513/1.1517 EUR21H=

始値 1.1499 EUR=

高値 1.1541

安値 1.1493

米東部時間

30年債(指標銘柄) 17時02分 93*15.00 3.3475% US30YT=RR

前営業日終値 93*31.50 3.3190%

10年債(指標銘柄) 17時05分 97*12.00 3.1870% US10YT=RR

前営業日終値 97*19.00 3.1610%

5年債(指標銘柄) 17時00分 99*07.00 3.0450% US5YT=RR

前営業日終値 99*10.00 3.0240%

2年債(指標銘柄) 16時10分 99*24.50 2.8721% US2YT=RR

前営業日終値 99*25.25 2.8600%

終値 前日比 %

ダウ工業株30種 26627.48 -200.91 -0.75 .DJI

前営業日終値 26828.39

ナスダック総合 7879.51 -145.58 -1.81 .IXIC

前営業日終値 8025.09

S&P総合500種 2901.61 -23.90 -0.82 .SPX

前営業日終値 2925.51

COMEX金 12月限 1201.6 ‐1.3 GCv1<0#GC:>

前営業日終値 1202.9

COMEX銀 12月限 1459.0 ‐8.0 SIv1<0#SI:>

前営業日終値 1467.0

北海ブレント 12月限 84.58 ‐1.71 LCOc1<0#LCO:>

前営業日終値 86.29

米WTI先物 11月限 74.33 ‐2.08 CLc1<0#CL:>

前営業日終値 76.41

CRB商品指数 198.7873 ‐2.4415 .TRCCRB

前営業日終値 201.2288

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