January 16, 2019 / 10:47 PM / a year ago

NY市場サマリー(16日)

[16日 ロイター] - <為替> 終盤では、ユーロが対ドルで軟調。域内経済を巡る根強い不安が相場の下押し要因となった。またポンドはしっかり。この日、メイ首相は内閣不信任案を乗り切り、続投が決まった。[nL3N1ZG4MR]

ある市場関係者は「メイ氏が不信任案を乗り切ったことで、市場の反応はそれほど見られていない。今後については先が読めない」と述べた。

ポンドは対ユーロEURGBP=で0.29%高の88.47ペンス。投票前の88.65ペンスから値上がりし、2カ月ぶり高値となる88.40ペンスに迫った。対ドルGBP=では1.287ドル。前日は2カ月ぶり高値となる1.293ドルを付けていた。

ユーロ/ドルEUR=は0.22%安の1.139ドル。一時12日ぶり安値となる1.138ドルを付けた。

昨年の国内総生産(GDP)成長率が5年ぶりの低い伸びにとどまる中、ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁は15日、ユーロ圏経済はリセッション(景気後退)に向かっていないものの、減速期が予想よりも長引く可能性があるため、ECBによる支援が引き続き必要との見解を示した。[nL3N1ZF397][nL3N1ZF4Y1]

ウエスタン・ユニオンのシニア市場アナリスト、ジョー・マニンボ氏は「ユーロ圏の見通しがさえないことはドラギ総裁も認めている」とした上で、「ECBが今年金融政策の正常化に踏み切れない可能性は一段と強まっているようだ」と指摘した。

<債券> 国債利回りが上昇。市場予想を上回る米銀行大手の四半期決算を受けた株高や、英国で内閣不信任案が否決されたことで、安全資産としての米債への投資妙味が薄まった。社債の発行拡大も国債利回り押し上げにつなった。

DAデイビッドソンの債券バイスプレジデント、メリーアン・ハーリー氏は「債券市場は株価動向と米連邦準備理事会(FRB)当局者発言にとらわれている」と述べた。

指標10年債利回りUS10YT=RRは1.7ベーシスポイント(bp)上昇し、2.725%。2年債利回りUS2YT=RRは1.8bp上昇の2.547%。

米主要株価3指数は軒並み1カ月ぶり高値を更新。ゴールドマン・サックス(GS.N)とバンク・オブ・アメリカ(BAC.N)が朝方発表した第4・四半期決算はともに利益が予想を上回ったことが追い風となった。

この日は、約60億ドル相当の社債発行が行われた。IFRのデータによると、月初からの発行額は600億ドル超に達した。

<株式> 続伸し、主要株価指数が1カ月ぶり高値。バンク・オブ・アメリカ(BAC.N)やゴールドマン・サックス(GS.N)などの好決算がセンチメントを押し上げた。

ゴールドマンは9.5%高。四半期決算は収益がアナリスト予想を上回った。[nL3N1ZG456] この日の上昇率は約10年ぶり大きさ。

バンカメも7.2%高となり、6年半ぶりの上昇率を記録した。同行の四半期決算は、融資の伸びが寄与し利益が予想を上回った。[nL3N1ZG41B]

S&P金融指数.SPSYは2.2%高。あるシニア・ポートフォリオ・マネジャーは「銀行には好調な経済とイールドカーブの適切な状態が必要だが、恐らく現在そういう状況になっている」とし、それが銀行の決算に反映され始めていると説明した。

株価は取引終了約30分前に、米紙ウォール・ストリート・ジャーナルの中国の通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)HWT.ULに関する報道を受けてやや押し戻された。[nL3N1ZG50D]

予想を上回る四半期決算を発表したユナイテッド・コンチネンタル・ホールディングス(UAL.O)は6.4%上昇。

電子決済サービスのファースト・データFDC.Nは21.1%上昇。金融技術のフィサーブ(FISV.O)が同社を220億ドルで買収すると発表したことが材料視され、3.3%安。

百貨店ノードストローム(JWN.N)は4.8%安。通年の利益が従来予想レンジの下限近くになるとの見通しを示した。

フォード・モーター(F.N)は6.2%安。第4・四半期の利益見通しはアナリスト予想を下回った。また、2019年は関税措置により利益が約7億ドル目減りするとの予想を示した。

<金先物> ドル安・ユーロ高の先行に伴う割安感などから買われ、反発した。中心限月2月物の清算値は前日比5.40ドル(0.42%)高の1オンス=1293.80ドル。外国為替市場ではドル売り・ユーロ買いが先行。ドル建てで取引される金は割安感から買いが優勢となった。また、米政府機関の一部閉鎖が続いていることや、英国の欧州連合(EU)離脱に向けた情勢が混沌(こんとん)としていることなども、安全資産としての金買いを後押しした。このほか、FRB高官らが最近、追加利上げに相次いで慎重な姿勢を示していることも、金利を生まない資産である金には追い風となったもよう。

<米原油先物> 米エネルギー情報局(EIA)週報の発表を受けて一時売られたものの、その後買い戻され、小幅ながら続伸。米国産標準油種WTIの中心限月2月物の清算値は前日比0.20ドル(0.38%)高の1バレル=52.31ドル。3月物の清算値は0.22ドル高の52.61ドルだった。

EIAが午前に発表した11日までの1週間の原油在庫は前週比270万バレル減と、取り崩し幅は市場予想(ロイター調べ)の130万バレルを上回った。一方、ガソリン在庫は750万バレル増(市場予想は280万バレル増)、ディスティレート(留出油)在庫は300万バレル増(同160万バレル増)と、いずれも市場予想を大きく上回る積み増し。またEIAによると、国内の原油生産量は日量1190万バレルと過去最高水準に達した。これを受けて売りが台頭し、相場は一時51.26ドルまで下落した。

その後も昼過ぎまでは売り買いが交錯する展開。ただ、トレーダーらの間で米国内のガソリン在庫急増はメキシコの主要パイプライン閉鎖が一因ではないかとの臆測などが浮上したことから、徐々に買い戻しが入り、朝方の下げ幅を縮小。原油在庫の取り崩しに伴う見直し買いや値頃感による買いも加わり、清算値確定前には小幅プラス圏に浮上した。

ドル/円 NY終値 109.08/109.11 JPY22H=

始値 108.84 JPY=

高値 109.19

安値 108.69

ユーロ/ドル NY終値 1.1397/1.1402 EUR22H=

始値 1.1376 EUR=

高値 1.1412

安値 1.1377

米東部時間

30年債(指標銘柄) 17時05分 105*27.00 3.0742% US30YT=RR

前営業日終値 105*30.50 3.0690%

10年債(指標銘柄) 17時05分 103*13.00 2.7272% US10YT=RR

前営業日終値 103*18.50 2.7080%

5年債(指標銘柄) 17時05分 100*12.25 2.5421% US5YT=RR

前営業日終値 100*15.00 2.5240%

2年債(指標銘柄) 17時05分 99*29.25 2.5450% US2YT=RR

前営業日終値 99*30.25 2.5290%

終値 前日比 %

ダウ工業株30種 24207.16 +141.57 +0.59 .DJI

前営業日終値 24065.59

ナスダック総合 7034.69 +10.86 +0.15 .IXIC

前営業日終値 7023.83

S&P総合500種 2616.10 +5.80 +0.22 .SPX

前営業日終値 2610.30

COMEX金 2月限 1293.8 +5.4 GCv1<0#GC:>

前営業日終値 1288.4

COMEX銀 3月限 1563.8 +1.8 SIv1<0#SI:>

前営業日終値 1562.0

北海ブレント 3月限 61.32 +0.68 LCOc1<0#LCO:>

前営業日終値 60.64

米WTI先物 2月限 52.31 +0.20 CLc1<0#CL:>

前営業日終値 52.11

CRB商品指数 179.6402 +0.6627 .TRCCRB

前営業日終値 178.9775

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