May 22, 2018 / 10:38 PM / 5 months ago

NY市場サマリー(22日)

[22日 ロイター] - <為替> ドルが6営業日続伸から一転反落した。米国債利回りが低下したほか、ドルを一段と買い進める新規材料を探る動きが見られた。

終盤の取引で、ドル指数.DXYは0.1%安の93.605。前日は5カ月ぶり高値を付けていた。1日では2週間ぶりの大幅安となる見通しだ。

市場の関心は、23日公表の連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨に移った。アナリストらは、インフレに関する見解が示される可能性があるとみている。

イタリア政局の不透明感が広がり、ユーロは対ドルEUR=で0.1%安の1.1778ドル。

ドルは対円JPY=で0.1%安の111円。

<債券> 小動き。午後に入り実施された総額330億ドルの2年債入札はまずまずの需要を集めた。

2年債入札は最高落札利回りが2.59%と、2008年7月以来の高水準となった。入札前(WI)取引の水準はわずかに下回った。応札倍率は2.88倍と、前回4月入札から上昇。プライマリーディーラーの落札比率は45.37%と、2016年12月以来の高水準となった。

今週はこの日の2年債を含め計990億ドルの入札が実施され、23日には360億ドルの5年債、24日には300億ドルの7年債入札が行われる。23日には160億ドルの2年物変動利付債の入札も実施される。

今週の入札に対する需要は、前週の国債売りを背景に安拾いの買いを誘うか、一段安への警戒感から敬遠の動きとなるかを示す手掛かりになるとして注目されている。

また、23日に公表される5月のFOMC議事要旨にも関心が集まる。米連邦準備理事会(FRB)が今年あと何回の利上げを実施するかを見極めたいとして注目される。

<株式> 米中通商協議を巡る先行き不透明感が払拭(ふっしょく)されない中、下落して終了。エネルギー株や工業株に売りが出た。

トランプ米大統領は22日、米中通商協議に満足していないと表明。米国が制裁を科している中国通信機器大手の中興通訊(ZTE)(0763.HK)(000063.SZ)については中国側との合意はまだないと明らかにした。また、ZTEに対し最大13億ドルの罰金を科し、経営陣の刷新を求める案を提示した。

大統領はさらに、6月12日に設定した米朝会談を予定通りに行わない可能性は「十分ある」と語った。

S&P工業株.SPLRCIは1.3%下落。前日には約2カ月ぶりの大幅上昇を記録していた。

S&Pエネルギー株.SPNYも1.3%下落。

米百貨店コールズ(KSS.N)は7.4%安となり、他の小売り銘柄の重しとなった。コールズの第1・四半期の業績は市場予想を上回り、通期利益見通しを上方修正したものの、既存店売上高の伸びが下期に鈍化する可能性があるとの見通しを示したことが売り材料となった。

米自動車大手の株価は上昇。中国が自動車・自動車部品の輸入関税の大幅な引き下げを発表したことを受けた。

<金先物> 対ユーロでのドル安先行に伴う割安感から買われ、小反発した。中心限月6月物の清算値は前日比1.10ドル(0.09%)高の1オンス=1292.00ドル。

この日の外国為替市場では未明から早朝にかけてドルが対ユーロで下落し、ドル建てで取引される金塊に割安感が生じたため、金相場は未明以降おおむねプラス圏で推移した。ただ、早朝まで軟調に推移していたドルの対ユーロ相場がその後強含みに転じたため、金相場の上値は抑えられた。また、中国政府が22日、最大25%の自動車輸入関税を7月1日付で15%に引き下げると発表。中国による対米貿易摩擦の解消に向けた動きなどが好感され、投資家のリスク選好意欲が高まったことから、安全資産とされる金の需要は減退した。

<米原油先物> 世界的な供給逼迫(ひっぱく)懸念を背景に買いが先行したものの、あと売り戻され、ほぼ横ばいとなった。米国産標準油種WTIの中心限月6月物の清算値は前日比0.11 ドル(0.15%)安の1バレル=72.13ドル。7月物の清算値は0.15ドル安の 72.20ドル。

トランプ米大統領は前日、反米左派のマドゥロ大統領が再選されたベネズエラに対して新たな経済制裁を科す大統領令に署名。石油などのベネズエラ資産に絡む売掛債権取引などへの米国人の関与を禁止した。原油高や世界的な原油在庫減少で供給逼迫が深刻化する中、石油輸出国機構(OPEC)もベネズエラの原油生産の落ち込みを問題視しているもよう。また、米国による対イラン経済制裁の再発動方針を受けた供給停滞懸念もくすぶっているため、相場は昼前には一時72.83ドルまで上昇した。 しかし、その後は上げ一服感が広がり、昼すぎには利益確定の売りが台頭。日中の上げ 幅をほぼ一掃した。米国産シェールオイルの増産の動きに対する警戒感が根強いことも、 上値を抑える一因になったとみられる。

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