April 24, 2018 / 10:25 PM / 5 months ago

NY市場サマリー(24日)

[24日 ロイター] - <為替> 米10年債利回りが心理的な節目となる3%を突破したものの、ドルやユーロはほぼ変わらずで推移した。

主要6通貨に対するドル指数.DXYは一時3カ月ぶりの水準に上昇したものの、その後は下げに転じた。ドル/円JPY=は一時109.19円と、2カ月半ぶりの高値を更新。その後は108.70円近辺で推移した。

ドイツ銀の為替戦略グローバル主任アラン・ラスキン氏は「米債利回りは前日、為替相場に大きな影響をもたらしたが、この日は10年債利回りの3%突破による影響は限定的だった」と述べた。

ドルが一時上昇したことで、ユーロEUR=は前日付けた2カ月ぶり安値を下回る場面もあった。終盤にかけては持ち直し、1.22ドル近辺で安定的に推移した。

<債券> 国内景気が底堅さを見せる中、10年債利回りが4年強ぶりに3%を突破した。

4月の米コンファレンス・ボード(CB)消費者信頼感指数や、3月の新築住宅販売戸数が底堅さを示し、今後数四半期も経済成長が続くという見方が強まった。

10年債利回りUS10YT=RRは一時2014年1月以来の高水準となる3.003%を記録した。2年債利回りUS2YT=RRは2.500%と08年9月以来の水準まで上昇する場面があった。

10年債利回りの急上昇がどの程度進むのか、市場は見極めきれないでいる。仮に3.25%以上に上昇すれば、投資家が株式などのリスク資産から米国債に振り向ける資金を増やす可能性がある。現行水準にとどまれば、現在の資産配分を維持する公算が大きくなるとみられている。

米財務省が行った320億ドルの2年物確定利付債入札は需要がさえず、最高落札利回りは2.498%と、08年7月以来の高水準だった。

<株式> 下落して終了した。米10年債US10YT=RR利回りが約4年ぶりに3%台に乗せたこと受け、すでにコスト高に直面する企業の資金調達を巡る懸念が台頭したことが圧迫要因となった。

企業決算を受け、業績の先行きを巡る懸念が広がり、相場を圧迫した。

S&P総合500種とダウ工業株30種指数の下げは2週間半ぶりの大きさとなった。ダウは5営業日連続で下落。S&Pは年初から1.5%下げている。

ハイテク株.SPLRCTと工業株.SPLRCIが主要株価指数を押し下げた。アルファベット(GOOGL.O)、フェイスブック(FB.O)、スリーエム(3M)(MMM.N)、キャタピラー(CAT.N)は3.5%超下落した。

<金先物> 前日までの下落の後を受けて値頃感から買い戻しが入り、4営業日ぶりに反発した。

この日の相場は朝方から徐々にレンジを切り上げ、昼ごろには一時1334.50ドルまで上昇した。前日までの3営業日は「安全資産」としての金需要が減退したことから、下落幅は2.18%(29.50ドル)に達していた。このため、この日は安値拾いの買いが入りやすかった。

また、市場を取り巻く環境は依然として不確定要素も多く、リスク回避の金買いに出遅れた向きが現在の相場水準を買いの好機とにらんで物色したとの見方もあった。

<米原油先物> 米長期金利の上昇などを背景に投資家のリスク回避姿勢が強まる中、売り圧力にさらされ、3営業日ぶりに反落した。

米10年債利回りはこの日朝方に一時、約4年3カ月ぶりに3%台に乗せた。これを受けて、米株相場が下げ幅を拡大する中、株と並んでリスク資産とされる原油にも売り

圧力がかかり、朝方まで堅調に推移していた相場は昼ごろにはマイナス圏に沈んだ。

ただ、米国が再び対イラン制裁に踏み切れば、中東からの原油供給に支障が生じるのではないかとの懸念がくすぶっており、相場の下値を支えた。

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