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NY市場サマリー(26日)
2017年10月26日 / 22:02 / 1ヶ月後

NY市場サマリー(26日)

[26日 ロイター] - <為替> ユーロが対ドルで売られ、約1年4カ月ぶりの大きな下落を記録した。欧州中央銀行(ECB)が債券購入を来年1月から9月末まで月額300億ユーロに縮小することを決定し、必要があれば延長するとの姿勢を示したことで、ECBが来年利上げに踏み切るとの観測が後退したことが背景。

理事会後に記者会見したドラギECB総裁は、ユーロ圏の経済成長に対し楽観的な見方を示したものの、インフレ率が低迷していることはECBによる大規模な量的緩和が引き続き必要であることを示しているとの慎重な立場を崩さなかった。

ゲイン・キャピタルの調査部門責任者、ジェームズ・チェン氏は、「ECBがテーパリング(段階的縮小)に対する非常に慎重な立場を示したことは、市場の予想よりもハト派的だった」としている。

<債券> 荒い値動きとなる中、7年債入札の需要が弱かったことを受け、国債利回りはやや上昇した。

欧州中央銀行(ECB)が債券買い入れの規模縮小・期間延長を決めたことを受け、米国債利回りは当初、欧州市場の動きに追随し、低下していた。

米国の7年債入札で、最高落札利回りが2.280%と事前予想水準を上回り、同年債入札では1月以来の高水準を記録した。最近行われた5年債、2年債入札同様軟調な結果となり、債券の重しとなった。

<株式> 企業の好決算が追い風となり、ダウ工業株30種とS&P総合500種指数が反発した。一方、ナスダック指数は、ヘルスケア関連株が軟調となり、続落した。

ダウ・デュポン(DWDP.N)は2.8%高。第3・四半期の利益がアナリスト予想を大幅に上回るとの見通しを示したことが材料視された。

ツイッター(TWTR.N)は、18.5%と急伸。コスト削減や新たな収入源確保により、第4・四半期は上場後初の黒字に転換するとの見通しを示したことが好感された。

<金先物> 外国為替市場でドル高・ユーロ安が進行し、割高感などから売りが出て反落した。

朝方までは前日清算値付近の水準で推移していた。しかしECBが来年から量的緩和政策の規模は縮小したものの、9月までは継続する方針を決定したことを受け、外国為替市場ではドル買い・ユーロ売りが進行。ドル建てで取引される金塊などの商品に割高感が生じたため、金が売られた。

また、この日は欧米株価が上伸したことも安全資産とされる金には圧迫要因となった。

<米原油先物> 石油輸出国機構(OPEC)の盟主サウジアラビアが世界的な供給過剰解消に向けて積極的に取り組む姿勢を見せていることなどを手掛かりに買い戻しが入り、反発した。

サウジのファリハ・エネルギー産業鉱物資源相は24日、OPEC主導の減産合意に関連し、「われわれが極めて柔軟で、選択肢は引き続きオープンだ。世界的な原油在庫を通常水準とされる5年平均に引き下げるため、できることは何でもすることを決めた」と述べるなど、今週に入り世界的な供給過剰解消に向けた決意を繰り返し表明している。

こうしたサウジによる需給不均衡是正に向けた前向きな姿勢に改めて注目が集まり、この日は安値拾いの買いなどが入ったもようだ。

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