July 28, 2020 / 10:11 PM / in 10 days

NY市場サマリー(28日)ドル上昇、米株反落

[28日 ロイター] - <為替> ドル指数が上昇し、前日に付けた2年ぶりの安値から持ち直した。連邦公開市場委員会(FOMC)の結果待ちとなった。

ドルは通貨バスケット=USDに対し0.18%高の93.71。前日には2018年6月以来の安値となる93.47を付けた。

UBSのFXストラテジストは「これまでドル売りが継続したため、この日は売りが一服した」とした上で「コロナ危機からの世界経済の回復は地域によってむらがあり、欧州や中国の回復基調は米国よりも底堅いようだ。ドルはカウンターシクリカルで、世界経済の回復に合わせて弱含む傾向がある」と指摘。

コンファレンス・ボード(CB)が発表した7月の米消費者信頼感指数は92.6と、前月の98.3から低下した。[nL3N2EZ3OP]

29日に発表されるFOMCの結果については、長期国債の買い取り規模やイールドカーブ・コントロール(YCC、長短金利操作)、物価目標などに関する内容が注目される。

ユーロ/ドルEUR=は0.26%安の1.1720ドル。ドル/円JPY=は0.29%安の105.06円。一時104.94円と、3月13日以来の安値を付けた。英ポンドは0.49%高の1.2944ドルと3月以来の高値。

<債券> 新型コロナウイルス対策法案を巡る協議が注目される中、国債利回りが低下した。

10年債US10YT=RR利回りは一時0.637%まで上昇したものの、終盤の取引では2.7ベーシスポイント(bp)低下の0.5823%。

株式などの高リスク資産から安全資産に資金が再び流れ込んだことで国債利回りが低下したとの指摘も。一部企業決算が思わしくなかったことに加え、連邦準備理事会(FRB)が一部の流動性供給措置を年末まで延長すると発表したことも利回り低下の要因になったとみられている。[nL3N2EZ3OK]

上院共和党は前日、総額1兆ドル規模の新型コロナウイルス追加対策法案を発表。ただ、直ちに反対論が示されるなどしており、合意に時間がかかれば国債に対する需要が高まり、利回りの上昇は抑制されるとの見方もある。[nL3N2EY4E0]

財務省はこの日、440億ドルの7年債入札を実施。最高落札利回りは0.446%だった。[nAQN02W8JN]

2年債US2YT=RR利回りは1.3bp低下の0.1426%。2年債と10年債の利回り格差US2US10=RRは44bpと、前日から約3bp縮小した。

<株式> 反落。新型コロナウイルス禍を背景とした消費者信頼感の低下や失望を誘う企業決算、与党共和党が発表したコロナ追加対策法案が予想を下回る内容だったことを受け、市場心理が悪化した。

企業決算が嫌気され、複合企業スリーエム(3M)(MMM.N)は4.8%、マクドナルド(MCD.N)は2.5%それぞれ下落。3Mの第2・四半期決算は、新型コロナ感染拡大で業務全般が影響を受け、利益と売上高が市場予想を下回った。マクドナルドも第2・四半期の世界既存店売上高が23.9%減少した。[nL3N2EZ3HV][nL3N2EZ3MW]

朝方発表された7月の米CB消費者信頼感指数は92.6と、前月の98.3(上方改定)から低下。米全土で新型コロナ感染者が急増していることを受け、米経済の回復が脅かされている。[nL3N2EZ3OP]

S&P主要11セクター中、下げが目立ったのは素材.SPLRCM、エネルギー.SPNY、一般消費財.SPLRCD。ディフェンシブ銘柄とされる不動産.SPLRCRや公益.SPLRCU、主要消費財.SPLRCSは上昇。

製薬ファイザー(PFE.N)は3.9%高で終了。通期利益見通し引き上げが材料視された。前日には独ビオンテックと開発を進める新型コロナワクチン候補の大規模な後期臨床試験を開始したと発表している。[nL3N2EZ40W]

週内に発表されるアップル(AAPL.O)、アマゾン・ドット・コム(AMZN.O)、アルファベット(GOOGL.O)、フェイスブック(FB.O)の決算にも注目。

<金先物> 米景気先行き不透明感などを背景とした堅調地合いが続き、8営業日続伸。8月物の清算値(終値に相当)は前日比13.60ドル(0.7%)高の1オンス=1944.60ドルとなり、中心限月ベースの史上最高値を3営業日連続で塗り替えた。

相場は27日、史上最高値を更新して清算値を確定した後も上昇基調を保ち、同日夜には1974.70ドルまで上げ幅を拡大。その後は高値警戒感から利益確定売りが優勢となり、28日朝にかけていったんマイナス圏に転落、1900ドル割れ目前まで下げたが、米株相場が軟調に始まると、再び金塊を物色する動きが台頭した。

<米原油先物> 需要減退懸念などを背景に売りが優勢となり、3営業日ぶりに反落。米国産標準油種WTIの中心限月9月物の清算値(終値に相当)は前日比0.56ドル(1.35%)安の1バレル=41.04ドルだった。10月物は0.52ドル安の41.28ドルとな った。

次の注目材料は、29日午前に発表される週間原油在庫統計。ロイター調査(28日午後公表)によると、24日までの1週間の米原油在庫は前週比40万バレル増と、小幅な積み増しとなったもよう。

ドル/円 NY終値 105.08/105.10 JPY21H=

始値 105.21 JPY=

高値 105.37

安値 104.96

ユーロ/ドル NY終値 1.1714/1.1718 EUR21H=

始値 1.1737 EUR=

高値 1.1743

安値 1.1701

米東部時間

30年債(指標銘柄) 17時05分 100*26.00 1.2174% US30YT=RR

前営業日終値 99*30.50 1.2520%

10年債(指標銘柄) 17時05分 100*14.00 0.5790% US10YT=RR

前営業日終値 100*05.00 0.6090%

5年債(指標銘柄) 17時05分 99*29.50 0.2657% US5YT=RR

前営業日終値 99*25.63 0.2900%

2年債(指標銘柄) 17時00分 99*30.88 0.1426% US2YT=RR

前営業日終値 99*30.00 0.1560%

終値 前日比 %

ダウ工業株30種 26379.28 -205.49 -0.77 .DJI

前営業日終値 26584.77

ナスダック総合 10402.09 -134.18 -1.27 .IXIC

前営業日終値 10536.27

S&P総合500種 3218.44 -20.97 -0.65 .SPX

前営業日終値 3239.41

COMEX金 8月限 1944.6 +13.6 GCv1<0#GC:>

前営業日終値 1931.0

COMEX銀 9月限 2430.0 ‐20.1 SIv1<0#SI:>

前営業日終値 2450.1

北海ブレント 9月限 43.22 ‐0.19 LCOc1<0#LCO:>

前営業日終値 43.41

米WTI先物 9月限 41.04 ‐0.56 CLc1<0#CL:>

前営業日終値 41.60

CRB商品指数 143.4783 ‐0.3452 .TRCCRB

前営業日終値 143.8235

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