January 7, 2019 / 10:19 PM / 8 months ago

NY市場サマリー(7日)

[7日 ロイター] - <為替> ドルが対ユーロやスイスフランで下落。米連邦準備理事会(FRB)が利上げを休止、もしくは打ち止めにする可能性があるとの観測が強まっている。

前週末に発表された米雇用統計は好調な内容だったものの、米景気失速を巡る懸念を拭い去るには至らなかったもよう。さらにパウエルFRB議長が、市場の下振れリスクに対し敏感で、利上げやバランスシート縮小を巡り柔軟に対応すると発言したことも引き続き材料視されている。

テンパス・コンサルティングの市場ディレクター、ジョン・ドイル氏はこの日の動きについて「米利上げ見通しの再評価に過ぎない」と述べた。

スコシアバンクの首席為替ストラテジスト、ショーン・オズボーン氏は、小幅ながらも2019年1月─2020年1月に利下げが実施される可能性があるとの見方が市場に織り込まれていると指摘した。

<債券> 国債価格が続落、利回りは上昇した。北京で開かれている米中通商協議の動向をにらみながらの展開となった。株高に伴い安全資産とみられる国債に売りが出た。

10年債利回りは昨年12月初旬の時点では3.05%を付けていたが、世界経済の減速を巡る懸念やFRBの利上げを受け株価が急落する中、利回りは低下傾向が続いた。

FRB当局者らが今年2回の利上げを予想しているのに対し、金利先物市場は部分的ながら1回の利下げを織り込みつつある。

<株式> 続伸して取引を終えた。アマゾン・ドット・コム(AMZN.O)やネットフリックス(NFLX.O)が上げを主導した。米中通商協議が再開され、ここ数カ月に市場を圧迫してきた懸念が和らいでいる。

S&Pの主要11セクターのうち9セクターが上昇した。最も大きく値上がりしたのは一般消費財セクター.SPLRCDで2.36%高となった。アマゾンが3.44%高と同セクターの上げを主導した。

アマゾンは時価総額が7970億ドルに達し、マイクロソフト(MSFT.O)を抜き、首位に浮上した。マイクロソフトは0.13%上昇し、時価総額は7840億ドルとなった。

ネットフリックスも5.97%急伸し、S&Pの上昇をけん引した。

S&Pエネルギー株.SPNYも1.29%上昇。石油輸出国機構(OPEC)の減産に支援され、原油価格が上昇したことが背景。

<金先物> 対ユーロでのドル安進行に伴う割安感による買いなどに支えられ、反発した。

外国為替市場では、米連邦準備理事会(FRB)による利上げペースが減速するとの観測が広がる中、ドルが対ユーロで下落。ドル建てで取引される金塊などの商品に割安感が生じたことで買いが先行し、相場は朝方に一時1297.00ドルまで上昇した。その後は利食い売りが出たものの、下値では買い支えも入り、プラス圏を維持した。

<米原油先物> 石油輸出国機構(OPEC)主導の協調減産への期待などを背景に買いが入り、6営業日続伸した。

OPEC加盟・非加盟国が今月から日量120万バレルの協調減産を実施。また、ロイターが3日に海運データなどを基にまとめた調査によると、OPECの12月の産油量が日量3268万バレルと前月から46万バレル減少し、月間の減少幅が2017年1月以来の大きさとなった。これを受けて、需給不均衡に対する過度の懸念が後退し、原油が買われた。

また、調査会社ジェンスケープによる報告で4日までの週の米オクラホマ州クッシングの原油在庫が約56万5000バレル減少したとの報が伝えられたことも支援材料。

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