Reuters logo
NY市場サマリー(9日)
2017年10月9日 / 21:54 / 14日前

NY市場サマリー(9日)

[9日 ロイター] - <為替> ドルが主要通貨に対して弱含んだ。ユーロ高が進んだことや、一時上昇していた米国株の軟化がドルの重しになった。

ドル指数はこれまで米連邦準備理事会(FRB)が年内3度目となる利上げを実施するとの観測のほか、トランプ大統領が掲げる税制改革が進展するとの期待から上昇。ただ一部アナリストの間では、米経済の成長は緩やかなものにとどまり、外国中銀が利上げもしくは資産買い入れの縮小を検討するなか、ドルの回復は限定されるとの見方が出ている。

このほかトランプ大統領は7日、北朝鮮について「1つのことしかうまくいかない」と述べ、軍事行動が念頭にある可能性を示唆。米朝間の緊張の高まりもドルの上値を抑えるとの見方が出ている。

ドイツの8月の鉱工業生産指数の伸び率が2011年7月以来約6年ぶりの大きさとなったこと受け、ユーロは上昇。欧州中央銀行(ECB)のラウテンシュレーガー専務理事が、インフレを抑制している要因は一時的なものであるため、ECBは来年資産買い入れを縮小し、将来的に買い入れを終了させる必要があるとの考えを示したこともユーロ支援要因となった。

この日は日本、カナダ、韓国、米国などが祝日となっているため、商いは薄かった。

ポンド/ドルGBP=D4は大幅に値を戻し、直近は0.7%高の1.3155ドル。英保守党内のメイ首相降ろしの動きが成功しそうにない状況が判明し、政治的な不透明感が和らいだ。

<債券> 休場。

<株式> 前週の最高値圏から下落して引けた。マイクロソフトなどのハイテク株は買われたものの、ゼネラル・エレクトリック(GE)(GE.N)やヘルスケア株が売られたため上昇分は相殺された。

S&Pヘルスケア指数.SPXHCは0.67%下落。医療機器メーカーのメドトロニック(MDT.N)が3.61%安となった。同社は、ハリケーン「マリア」の被害によりプエルトリコ事業が打撃を受けたとし、四半期利益に悪影響が出ると警告した。

GEは3.94%安。ボーンスタイン最高財務責任者(CFO)の後任にジェイミー・ミラー氏を指名したほか、物言う投資家トライアン・ファンド・マネジメントの共同創業者兼最高投資責任者のエド・ガーデン氏を取締役に起用した。

反面、半導体大手エヌビディア(NVDA.O)は2.26%高。S&P情報技術指数.SPLRCTは0.24%高となり、年初来で28%上昇した。

<金先物> 続伸。米国がコロンブスデーの祝日に当たり、経済指標などの手掛かり材料に乏しい中、 北朝鮮問題や米政局をめぐる不透明感などが相場を支援した。

<米原油先物> 反発。需給不均衡是正への期待感から買われた。

石油輸出国機構(OPEC)バーキンド事務局長は8日、OPEC加盟国など主要生産国が石油市場の需給均衡の回復を図るため、2018年に「特別処置」を講じる可能性があると述べた。その上で、11月30日にウィーンで開催されるOPEC総会では、これまでよりも多くの産油国が加わる可能性があるとの考えを示したことから、需給均衡化への期待感が広がった。また、バーキンド氏が9日の講演で「石油市場がバランスを取り戻しつつあるという明らかな証拠がある」と表明したことも、原油相場にとっては支援材料となった。

ハリケーン「ネート」の影響で操業を停止していた米南部ルイジアナ、ミシシッピ、アラバマ各州の製油所などの一部が操業再開を検討しているとの報が前日に伝わり、原油在庫のだぶつき懸念が後退したことも相場を押し上げる要因となった。

私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」
0 : 0
  • narrow-browser-and-phone
  • medium-browser-and-portrait-tablet
  • landscape-tablet
  • medium-wide-browser
  • wide-browser-and-larger
  • medium-browser-and-landscape-tablet
  • medium-wide-browser-and-larger
  • above-phone
  • portrait-tablet-and-above
  • above-portrait-tablet
  • landscape-tablet-and-above
  • landscape-tablet-and-medium-wide-browser
  • portrait-tablet-and-below
  • landscape-tablet-and-below