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NY市場サマリー(28日)
2017年11月28日 / 22:45 / 13日前

NY市場サマリー(28日)

[28日 ロイター] - <為替> ドルが主要6通貨バスケットに対し上昇。堅調な米指標が追い風となったほか、12月利上げの公算が大きいことを示唆する米連邦準備理事会(FRB)次期議長候補のパウエル理事の発言が材料視された。

パウエル理事はこの日、上院銀行委員会で開かれた承認公聴会で証言し、FRBが12月に利上げに踏み切る公算が大きいとの見解を示した。理事は「次回会合で利上げを決定する根拠は強まっている」とし「(利上げに向け)条件は整っていると考えている」と語った。

コモンウエルス・フォーリン・エクスチェンジの首席市場アナリスト、オマー・エシナー氏は、パウエル理事の発言が「12月の会合で利上げ実施するとの見方を支えた」と指摘。さらに今週発表されている指標が総じて堅調となっていることに言及した。

米議会上院予算委員会が共和党の税制改革法案を承認したこともドルを支えた。

<債券> 国債利回りが小幅上昇。前向きな米指標に加え、米税制改革法案に進展の動きが見られるなか、米株価が値上がりし最高値を更新、リスク選好が改善した。午後に入り、北朝鮮がミサイルを発射したことで利回りは一時的に低下する場面もあった。

上院予算委員会は28日、共和党の税制改革法案を承認。法案は30日にも上院本会議で採決にかけられる見通しとなった。「法案に関してはすべてが予定通りに進んでいるとみられ、株高、ドル高、債券安の展開になった」(アクション・エコノミクス)という。

こうしたなか、イールドカーブはスティープ化の動きとなった。これまで続いたフラット化の巻き戻しが出たという。

<株式> 銀行株主導で上昇し、終値での最高値を更新した。税制改革法案を巡る進展や、好調な消費者信頼感統計、パウエル次期米連邦準備理事会(FRB)議長候補の発言などが支援材料となった。

S&P金融指数.SPSYは2.6%高と、1日の上昇率としては3月1日以来の大きさとなった。

パウエル次期FRB議長候補は上院銀行委員会で開かれた承認公聴会で証言し、これまでの金融規制の流れを見直す時期が来ていると指摘した。

北朝鮮によるミサイル発射が伝わると、主要指数は一時押し戻される場面もあったが、その後持ち直した。

<金先物> ほぼ横ばい。

早朝の外国為替市場でドル売り・ユーロ買いが先行していたことから、金相場は朝方までは堅調に推移していた。また、米税制改革法案をめぐる上院での審議の行方が依然不透明であることも、安全資産とされる金には支援材料となっていた。

しかし、米連邦準備理事会(FRB)の次期議長に指名されたパウエルFRB理事による指名承認のための上院公聴会での証言が始まると、ドルがユーロに対して買い戻され、ドル建てで取引される金塊などの商品の割安感が薄れたことから、値を消した。

<米原油先物> 石油輸出国機構(OPEC)総会での加盟・非加盟国による協調減産延長への過度の期待が後退する中で売りが優勢となり、小幅続落した。

減産延長に対する各国の姿勢の違いに警戒感が広がり、原油相場は終日圧迫される展開となった。

米東部時間午後には北朝鮮が中部の平城付近から東側に向け、弾道ミサイル1発を発射したとの報が流れ、外国為替市場では一時的に対ユーロでドル高方向に幾分振れたものの、原油相場への影響は限定的だった。

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