January 4, 2018 / 10:34 PM / 17 days ago

NY市場サマリー(4日)

[5日 ロイター] - <為替> ドルが下落し、ユーロは3年ぶり高値水準に迫った。好調な米指標などを受けた前日のドル上昇は続かなかった。

企業向け給与計算サービスのオートマチック・データ・プロセッシング(ADP)とムーディーズ・アナリティクスが発表した昨年12月の全米雇用報告は、民間部門雇用者数が25万人増と、3月以来の大きな伸びを示した。エコノミスト予想の19万人増を上回った。

同指標を受け、ドルは一時対ユーロで下げ幅を縮小したほか、円に対して上げ幅を拡大した。ただ、こうした値動きは長く続かなかった。

市場の関心は、翌5日発表の12月雇用統計に向かう。非農業部門の就業者数の市場予想は前月比19万人増だ。

フォレックス・ドット・コムのFX調査部門責任者は、他の景気指標で底堅い雇用データが得られたことを踏まえ、20万━22万人増を予想。「このレンジ内かそれを上回れば、米連邦準備理事会(FRB)の楽観的な景気見通しや、今年利上げを行う方向性が確認しやすくなり、ドルの追い風となる公算が大きい」と話した。

ドル指数.DXYは直近で0.3%安の91.878。

ドルは対円JPY=で0.2%上昇して112.78円。強いリスク選好が追い風だ。

ユーロ/ドルEUR=はアジア時間で1.2005ドルの安値をつけたが、欧米時間で1.2089ドルまで上昇した。直近では0.5%高の1.2068ドル。

ビットコインは下げ幅を縮小し、ビットスタンプ取引所BTC=BTSPの直近の取引で0.8%安の1万5007ドル。昨年12月半ばに過去最高値をつけてから約25%強下落。

<債券> 国債利回りが小幅上昇。雇用統計の発表を翌5日に控え警戒感が広がった。雇用統計は労働市場の一段の改善を示すとみられる一方、賃金の伸びが予想に届かない可能性を指摘する声も聞かれた。

朝方発表された12月のADP全米雇用報告は、民間部門雇用者数が25万人増と、3月以来の大きな伸びを示し、エコノミスト予想の19万人増を上回った。統計を受け2年債US2YT=RR利回りは一時9年ぶりの高水準をつける場面もみられた。ただその後は賃金の伸びを巡る不透明感から国債売りが緩んだという。

翌日発表される12月の雇用統計は、非農業部門雇用者数の伸びが19万人と、前月の22万8000人から鈍化すると予想されている。失業率は横ばいの4.1%となる見込み。

ソシエテジェネラル(ニューヨーク)の米金利戦略部部長、スバドラ・ラジャパ氏は「雇用統計を控え多少警戒感が広がった。焦点は平均時給で、賃金上昇の兆しがみられるか注目される」と述べた。

ADP報告や前日の連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨を受け、期間が短めの債券に売り圧力がかかった。CMEグループのFEDウオッチによると、ADP報告を受け、フェデラル・ファンド(FF)金利が織り込む3月の利上げ確率は73%と前日終盤の68%から上昇した。

2年債US2YT=RR利回りは一時1.976%と、2008年10月以来の高水準をつけた。その後は1.960%で推移。5年債US5YT=RRは2.270%。5年債と30年債の利回り格差は51.6ベーシスポイント(bp)に縮小した。10年債US10YT=RR利回りは2.454%と、朝方つけた2.485%から低下。

<株式> 上昇して取引を終えた。ダウ工業株30種が初めて2万5000ドルを突破したほか、その他主要指数も終値で最高値を再び更新した。世界的に経済指標が堅調となっていることに後押しされた。

ダウは1年足らずで2万ドルから2万5000ドルに到達。指数の算出が始まった1896年5月以降では最も速いペースで5000ポイントを上乗せた形だ。

世界的に製造部門やサービス部門の動向を示す指標が堅調となったほか、企業向け給与計算サービスのオートマチック・データ・プロセッシング(ADP)とムーディーズ・アナリティクスが発表した昨年12月の全米雇用報告は、民間部門雇用者数が25万人増と、3月以来の大きな伸びを示した。

プルデンシャル・ファイナンシャルのチーフ市場ストラテジスト、クインシー・クロスビー氏は「(年内にどこかの時点で)ボラティリティーが市場に戻り、市場を押し下げるとの見方があるものの、経済が成長し、企業業績が伸びる限りは底堅いだろう」と述べた。

<金先物> 利益確定の売りが先行したものの、ドル安・ユーロ高による割安感を受けた買いが入り、10営業日続伸した。2月物の清算値は前日比3.10ドル(0.24%)高の1オンス=1321.60ドルと、前日に続き中心限月ベースで約3カ月半ぶりの高値水準となった。

<米原油先物> イランの政情不安や米原油在庫の減少を眺めて買われ、続伸した。米国産標準油種WTI2月物の清算値は前日比0.38ドル(0.62%)高の1バレル=62.01ドルと、 中心限月としては2014年12月9日(63.82ドル)以来約3年1カ月ぶりの高値 水準となった。3月物の清算値は0.35ドル高の61.90ドル。

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