March 19, 2018 / 10:11 PM / a month ago

NY市場サマリー(19日)

[19日 ロイター] - <為替> ニューヨーク外為市場ではユーロが上昇した。欧州中央銀行(ECB)内の討議の焦点が債券買い入れプログラムの縮小から金利の道筋に移っているとの関係筋の話に基づくロイターの報道を受け、ECBが予想より早い時期に利上げに踏み切る可能性があるとの見方が再び台頭したことが背景。

複数の関係筋によると、ECB理事会内の最もハト派的な一角も債券買い入れプログラムは年内に終了させる必要があるとの考えに傾くなか、2019年半ばまでに利上げが実施されるとの市場の観測にECB内で違和感は感じられておらず、議論の焦点はその後の利上げがどの程度の速さで実施されるかに移っている。

マニュライフ・アセット・マネジメント(ボストン)のシニア投資アナリスト、チャック・トメス氏は、ECB政策担当者のいかなる変化も注視されることになるため、今回の報道でユーロ高に対する安心感が増したとの見方を示した。

終盤の取引でユーロ/ドルEUR=は0.46%高の1.2344ドルとなっている。

この日は、英国と欧州連合(EU)が2019年3月末の英EU離脱後の激変緩和措置である「移行期間」の導入で合意したことを受け、英ポンドが上昇。対ユーロでは約5週間ぶり、対ドルでは約1カ月ぶりの高値を付けた。

<債券> 米金融・債券市場では国債価格が上昇。株価が急落するなか、国債が買われた。ただ米連邦公開市場委員会(FOMC)を控え、様子見ムードが根強い。

DRWトレーディング(シカゴ)の市場ストラテジストは「株安・債券高の動きがみられる。またパウエル氏が米連邦準備理事会(FRB)議長に就任して初のFOMCとなることから、やや不安感があるかもしれない」と述べた。

市場は、パウエル議長が一段とタカ派的な姿勢を示すのかや、FRB当局者が経済・インフレ見通しを修正してくるのかなどに注目している。

1月消費者物価指数(CPI)の大幅な伸びを受け、年4回の利上げ観測が強まったものの、前週発表された2月CPIは反対に伸びが鈍化した。

FTNフィナンシャル(テネシー州)の金利ストラテジストは「年4回の利上げの可能性が示唆されれば、市場は敏感に反応するだろう」と話した。

<株式> 米株式市場は主要株価3指数がそろって下落。個人データ流出問題を嫌気されたフェイスブック(FB.O)が急落し、S&P総合500種とナスダック総合は約5週間ぶりの大幅安となった。

<金先物> ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金塊先物相場は、投資家のリスク回避姿勢が強まる中、4営業日ぶりに反発した。

米連邦公開市場委員会(FOMC)を20、21両日に控えて、この日朝方は前週末清算値を挟んで小浮動する神経質な商いだった。

<米原油先物> ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物相場は、米株相場が一段安となったことで下押し圧力がかかり、4営業日ぶりに反落した。

この日の米株相場は、2016年の米大統領選でトランプ陣営が使った選挙コンサルティング会社がフェイスブック(FB)利用者の個人情報を大量に不正入手していたとの報道を嫌気し、徐々に下げ幅を拡大。投資家のリスク回避姿勢が強まったことから、株と並んで同じくリスク資産である原油にも売りが波及した。 ぶ

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