April 26, 2018 / 10:08 PM / 7 months ago

NY市場サマリー(26日)

[26日 ロイター] - <為替> 欧州中央銀行(ECB)の金利据え置きのほか、堅調な米景気指標を受けてドルのショートポジションが解消される中、ユーロが取引時間中の安値を付けた。

ユーロは対ドルで一時、1.211ドルと1月半ば以来の安値を記録した。ドラギ総裁が指標が弱含んだことへの懸念を退け、ユーロは当初値上がりした。その後、市場が報道内容を消化し、ドルが急伸したことに伴い下落した。主要6通貨に対するドル指数.DXYは8営業日続伸し、一時91.637と1月12日以来の水準に上昇した。ドルは対円JPY=で一時、2カ月半ぶりの高値となる109.46円を付けた。

<債券> 10年債利回りが3%を割り込んだ。このところ売られていたが、この日は買い戻された。

財務省が行った290億ドルの7年債入札は底堅い需要を集め、最高落札利回りが2.952%と、8年ぶりの高水準となった。今週は計960億ドルの利付債を売却した。

市場ストラテジストの1人は「入札のたびに前回より(結果が)改善している。総じて今週の入札は底堅く終了した」と指摘する。

この日公表された指標から、国内景気がなお底堅い成長軌道にあるものの、フル回転とは程遠い状況がうかがわれた。連邦準備理事会(FRB)は緩やかな利上げペースを維持し、インフレ率もFRBが目標とする2%にやや近づくが、抑制され続けるとの見方を下支えした。

<株式> 上昇して終了した。企業決算が好調だったことに加え、ハイテク株に買いが入ったことで、主要3指数はそろって約1%上昇した。 ハイテク株中心のナスダックは6営業日ぶりに反発した。 前日に好決算を発表したフェイスブック(FB.O)は9.1%上昇した。 米半導体大手アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)(AMD.O)とクアルコム(QCOM.O)も好決算を受けて、13.7%と1.4%、それぞれ上昇した。フィラデルフィア半導体指数は約2.1%高となった。 ジャクソン・ホール・キャピタル・パートナーズのマネージング・プリンシパル、チャニング・スミス氏は「予想を上回る好決算が相次いでいる。貿易戦争など多くの地政学的懸念要因は一時的に棚上げされている」と指摘。市場では、米長期金利とインフレ期待の上昇や地政学リスク・関税への懸念と、数年ぶりに好調な企業決算との間で綱引きが行われてると説明した。

<金先物> ドル買い・ユーロ売りの進行を受けた割高感に圧迫され、続落した。ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁がこの日の定例理事会後の会見で、ユーロ圏の景気について「やや落ち着きが見られる」と指摘。資産購入プログラムの継続についても判断を持ち越したため、ドルの対ユーロ相場はあと反転上昇した。また、朝方に発表された米耐久財受注と米週間新規失業保険申請件数がともに市場予想に比べて良好な内容となったことも金塊にとっては弱材料となり、金塊相場は午前の段階でマイナス圏に転落。

<米原油先物> 中東情勢をめぐる地政学的リスクへの警戒感などが広がる中、小幅に続伸した。

米メディアによると、フランスのマクロン大統領は25日、トランプ米大統領がイラン核合意から離脱する見込みを示唆。米国が新たな対イラン制裁に踏み切れば、イランからの石油輸出が停滞するとの懸念が強まり、この日も原油に買いが入った。

このほか、ベネズエラの産油量が政治・経済危機の影響で日量150万バレル程度にとどまっており、2016年初めの約250万バレルを大幅に下回っているとの報も支援材料となった。

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