June 20, 2018 / 10:10 PM / 3 months ago

NY市場サマリー(20日)

[20日 ロイター] - <為替> ドル指数が約11カ月ぶりの高水準に上昇した。米国が中国に対し新たな関税措置を導入するのではないかとの懸念の中、ドルは円とスイスフランと共に下値が堅い展開となっている。

オッペンハイマーファンズ(ニューヨーク)のポートフォリオマネジャー、アレッシオ・デ・ロンギス氏は「世界的な経済成長に減速が見られていた時にこうしたことが起こり、われわれは懸念水域に入りつつある」と述べた。

主要6通貨に対するドル指数.DXYは一時95.299と、11カ月ぶりの水準に上昇。午後の取引でも95.090と、この高値近辺で推移している。

<債券> 国債利回りが上昇。パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の発言を受け、米追加利上げ見通しに市場の関心が向けられる中、前日利回りを押し下げていた米中貿易摩擦激化を巡る懸念が幾分和らいだ。

アナリストによると、大手企業の社債発行が膨らんだことも、米債売りを誘った。

シーポート・グローバルのトム・ディガロマ氏は「米債市場は大規模な社債発行と米政府による対中関税措置という2つの異なる要因の板ばさみになっている」とし、「信用供給によって利回りが上昇する反面、関税への警戒感が逃避買いにつながっている」と述べた。

トムソン・ロイター傘下のIFRによると、この日はウォルマートが160億ドル、ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(RBS)が20億ドルの社債を発行するなど、大手企業による起債が相次いだ。

<株式> ナスダック総合指数.IXICが上昇し、終値で最高値を更新した。大型ハイテク株や一般消費財銘柄などに買いが入った。一方、ダウ工業株30種.DJIは小幅安で引けた。

21世紀フォックス(FOXA.O)の一部事業買収を計画するウォルト・ディズニー(DIS.N)が提示額を引き上げたことを受け、フォックスは7.5%急伸。ディズニーも1%上昇した。先週フォックスに買収案を提示したコムキャスト(CMCSA.O)は1.8%高。

メディア関連株の上昇に支えられ、S&P500は4営業日ぶりにプラス圏で引けた。ハイテク大手5社の「FAANG」銘柄も急伸し、5社中4社が過去最高値を付けた。

<金先物> ドル高・ユーロ安基調の継続に伴う割高感に押され、続落した。

外国為替市場ではこの日もドル高・ユーロ安の流れが続き、ドル建てで取引される金相場の重しとなった。また、米連邦準備制度理事会(FRB)による利上げペースの加速観測も引き続き圧迫材料となり、買いが入りづらい地合いだった。

<米原油先物> 米エネルギー情報局(EIA)の週間在庫統計で原油在庫の大幅な減少が示されたことから買われ、反発した。

EIAが発表した週間在庫統計では、原油在庫が前週比590万バレル減と、市場予想(ロイター調べ)の190万バレル減を大幅に上回る取り崩しとなった。これを受けて、米国内の需給不均衡に対する警戒感が後退し、原油が買われた。

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