July 31, 2018 / 10:12 PM / 3 months ago

NY市場サマリー(31日)

[31日 ロイター] - <為替> ドルが対円で急上昇。日銀が31日まで開催した金融政策決定会合で、強力な金融緩和策の持続性を強化する措置を決定したことを受けた動き。

また、8月1日に米連邦公開市場委員会(FOMC)の金融政策決定を控え、ドルは他の主要通貨バスケットに対しても上昇した。

ドル/円JPY=は0.69%上昇し、約3週間ぶりの大幅高となる勢い。7月としては1%高と、2カ月連続の上昇を記録する見通し。

コモンウエルス・フォーリン・エクスチェンジの首席市場アナリスト、オマー・アイズナー氏は、日銀の金融政策決定会合で政策修正の動きがあるとの期待が高まっていたことを指摘。「今回の決定によって、日銀(の政策)は事実上、円の上昇を主導することはないとみなされ、市場の関心は再び米国発の動向に向けられることになる」と述べた。

<債券> 国債利回りがほぼ変わらずで推移。8月1日までの連邦公開市場委員会(FOMC)は金利据え置きがほぼ確実視されており、パウエル連邦準備理事会(FRB)議長の会見もないことから動意薄の展開となった。

クレディスイスの金利ストラテジスト、ジョナサン・コーン氏は「あすのFOMCは退屈な結果となるだろう。成長やインフレが最近伸びているとの認識が示される以外には、特にこれまでと変わりないだろう」と述べた。

CMEグループのFEDウオッチによると、金利先物は年内あと2回の利上げを織り込んでいる。このうち9月の利上げ確率は91%、12月の利上げ確率は64.7%となっている。

<株式> 米国と中国が通商協議を再開したとの報道を受けて買いが入り、工業株主導で反発して引けた。S&P500とダウはいずれも月間の上昇率が1月以来の大きさとなった。

ムニューシン米財務長官と中国の劉鶴副首相が貿易戦争回避の道を模索しているとのブルームバーグの報道が支援材料となった。

貿易に敏感な工業株.SPLRCIが2.1%上昇し、S&P500とダウの上げを主導した。

キングスビュー・アセット・マネジメント(シカゴ)のポートフォリオマネージャー、ポール・ノルト氏は「押し目買いの側面が若干ある。これまでにも見られた」と指摘し、「過去の例では、3、4週間後に相場が上昇し、再び過去最高値を付ける」と話した。

アップル(AAPL.O)は引け後の取引で2%超上昇。4─6月期決算は「iPhone(アイフォーン)」の高価格モデルの販売が好調だったことなどが寄与し、利益と売上高がともに市場予想を上回った。

<金先物> ドル高に伴う割高感に押されて売りが先行したものの、ポジション調整的な買い戻しが入り、反発した。

外国為替市場では朝方、ドルがユーロに対して反転上昇。ドル建てで取引される商品の割高感の強まりを受けて金塊の売りが活発化し、相場は一時1222.60ドルまで下落した。ただ、安値圏ではポジション調整とみられる買い戻しや値頃感を背景とした買いが入りやすく、徐々に下げ幅を縮小。昼前にはプラス圏に浮上した。

<米原油先物> 対ユーロでのドル高進行や供給逼迫(ひっぱく)懸念の後退などを背景に反落した。

石油輸出国機構(OPEC)の7月の産油量が前月から日量7万バレル増の3264万バレルとなり、2018年に入ってから最高水準に達したことがロイターが前日公表した調査で判明。

また、先週にはロシアのノバク・エネルギー相が18年の同国産油量を日量1102万バレルに達するとの見通しを示し、30年ぶりの高水準を記録した17年の産油量を上回る可能性が浮上した。これを受けて、供給逼迫(ひっぱく)懸念が和らいだ。

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