October 23, 2019 / 10:28 PM / in 24 days

NY市場サマリー(23日)

[23日 ロイター] - <為替> 終盤のニューヨーク外為市場では、英ポンドとユーロがドルに対して安定的に推移した。欧州連合(EU)首脳は、英国のEU離脱を3カ月延期する決定を先送りした。

英議会下院は22日、EU離脱協定関連法案を3日間で高速審議するための議事進行動議を否決。これを受け、ジョンソン首相が目指す10月31日付での離脱はほぼ不可能になった。

トゥスクEU大統領はこの日、離脱期限を来年1月末まで3カ月延期する英政府の要請を受け入れるよう加盟国に提案した。外交筋らによると、この日は延長する期間などを巡り決定に至ることは見込まれておらず、25日に再度会合を持つという。

ジョンソン首相は、離脱が来年まで延期されれば、クリスマス前に総選挙を実施すると明言している。

前日は売られたポンドだが、この日は静かな値動き。対ドルでポンドGBP=は0.37%高の1.292ドル。ユーロEUR=は0.1%高の1.114ドル。ポンドは対ユーロEURGBP=で0.28%高の86.17ペンス。

<債券> 米金融・債券市場は、利回りが一時低下したものの、その後ほぼ横ばいに戻して終了した。新たな材料に欠ける中、商いも薄かった。

この日序盤の利回りは、ドイツや英国の国債利回りに追随して低下。英国の欧州連合(EU)離脱を巡る不透明感に懸念が高まった。ただ、取引が進むにつれて利回りは上昇し、買いも衰えた。

キャンター・フィッツジェラルドの金利ストラテジスト、ジャスティン・レデラー氏は、独・英国債の買いはそれほど強くなかったとし、貿易戦争などの懸念がやや沈静化する中で、相場は値固めしつつあると述べた。

英国が月末の期限にEU離脱を達成することが困難となったことを受け、トゥスクEU大統領は23日、離脱期限を来年1月末まで3カ月延期する英政府の要請を受け入れるよう加盟国に提案。ジョンソン首相は、離脱が来年まで延期されれば、クリスマス前に総選挙を実施すると明言している。

終盤の取引で、米10年債利回りUS10YT=RRは横ばいの1.769%。30年債利回りUS30YT=RRもほぼ変わらず2.257%。2年債利回りUS2YT=RRは1.585%とやや低下した。

<株式> 米国株式市場は小幅に上昇して取引を終えた。ボーイング(BA.N)やキャタピラー(CAT.N)が発表した四半期決算は低調な内容となったものの、売りにはつながらなかった。

一方、売上高見通しが嫌気されたテキサス・インスツルメンツ(TI)(TXN.O)は下落し、半導体株全体を圧迫した。

米ボーイングの第3・四半期決算は53%の減益となったが、旅客機「737MAX」の運行再開時期を再確認。キャタピラーはアジア地域が減収となったが、トランプ米政権が導入した対中関税措置による影響は、これまでの見通しよりも小さくなると予想。ボーイングとキャタピラーの株価は1%超上昇した。

ボストン・プライベートの最高投資責任者(CIO)、シャノン・サコシア氏は「キャタピラーは貿易摩擦の影響を確実に受けていたので、(今回の決算は)それほどサプライズではなかった」と指摘。「ボーイングは737MAXを巡る問題が続いた」と述べた。

一方、TIは7.5%安。第4・四半期の売上高見通しが市場予想を下回った。これを受け、インテル(INTC.O)やブロードコム(AVGO.O)など他の半導体株も下落。フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)は1.9%安となった。

<金先物> ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金塊先物相場は、英国の欧州連合(EU)離脱の先行きをめぐる不透明が再燃する中、安全資産としての需要が高まり、4営業日ぶりに反発した。

英下院は22日、欧州連合(EU)離脱に必要な関連法案(EU離脱協定法案)を24日までの3日間で迅速審議するよう求めた政府の提案を反対多数で否決し、首相が目指す31日までのEU離脱実現が難しくなった。これを受けて、安全資産とされる金に「質への逃避買い」が入った。

また、米連邦公開市場委員会(FOMC)を29、30両日に控え、追加利下げ観測が強まっていることも、金利を生まない資産である金の支援材料となった。

<米原油先物> ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物相場は、米エネルギー情報局(EIA)の週報で原油在庫などが減少したことを好感し、上伸した。

EIAが発表した週間在庫統計では、原油在庫が前週比170万バレル減と、市場予想(ロイター拡大版調査)の220万バレル増に反して取り崩しとなった。さらに、ガソリン在庫は310万バレル減(予想230万バレル減)となった。これを受けて、需給の不均衡に対する警戒感が後退し、原油は急速に買い進まれた。

また、米メディアが関係筋の話として、石油輸出国機構(OPEC)と非加盟産油国が12月の次回会合で原油の減産幅の拡大を検討する方針だと報じたことも、原油の買い材料となったもようだ。

ドル/円 NY終値 108.68/108.71 JPY21H=

始値 108.46 JPY=

高値 108.70

安値 108.43

ユーロ/ドル NY終値 1.1129/1.1132 EUR21H=

始値 1.1107 EUR=

高値 1.1139

安値 1.1107

米東部時間

30年債(指標銘柄) 17時05分 99*28.50 2.2550% US30YT=RR

前営業日終値 99*31.50 2.2510%

10年債(指標銘柄) 17時05分 98*23.00 1.7677% US10YT=RR

前営業日終値 98*23.50 1.7660%

5年債(指標銘柄) 17時05分 99*17.75 1.5941% US5YT=RR

前営業日終値 99*18.00 1.5920%

2年債(指標銘柄) 17時05分 99*26.50 1.5877% US2YT=RR

前営業日終値 99*26.38 1.5910%

終値 前日比 %

ダウ工業株30種 26833.95 +45.85 +0.17 .DJI

前営業日終値 26788.10

ナスダック総合 8119.79 +15.50 +0.19 .IXIC

前営業日終値 8104.30

S&P総合500種 3004.52 +8.53 +0.28 .SPX

前営業日終値 2995.99

COMEX金 12月限 1495.7 +8.2 GCv1<0#GC:>

前営業日終値 1487.5

COMEX銀 12月限 1758.0 +8.0 SIv1<0#SI:>

前営業日終値 1750.0

北海ブレント 12月限 61.17 +1.47 LCOc1<0#LCO:>

前営業日終値 59.70

米WTI先物 12月限 55.97 +1.49 CLc1<0#CL:>

前営業日終値 54.48

CRB商品指数 177.2959 +1.7899 .TRCCRB

前営業日終値 175.5060

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