January 9, 2020 / 10:24 PM / 9 days ago

NY市場サマリー(9日)

[9日 ロイター] - <為替> 米・イランの衝突懸念が一段と後退する中、円が売られ、対ドルで2週間ぶり安値を付けた。市場の焦点は中東情勢から米中通商協議や米雇用統計などに移行しているという。

円は対ドルJPY=JPYX1=で0.4%安の109.51円。一時109.57円と昨年12月27日以来の安値を付けた。金価格は前日付けた約7年ぶり高値から下落。こうした中、オプション市場ではユーロ/ドルEUR=3カ月物の予想変動率(インプライド・ボラティリティー)EUR3MO=が低下し、昨年11月末に付けた過去最低水準の4.27%に迫った。

米中は来週15日に「第1段階」の通商合意書に署名する予定で、これは世界経済の不確実性払拭につながるとみられる。トランプ大統領は9日、米中の「第2段階」の通商合意に向けた交渉は間もなく始まるが、今年11月の大統領選が終わるまで妥結を持ち越すこともあり得るという考えを示した。

オフショア人民元CNH=CNH=D3は前日の海外市場で6.9175元と5カ月ぶり高値。昨年12月の中国の生産者物価指数(PPI)が材料になった。主要6通貨に対するドル指数.DXYは0.1%高の97.433。ドル/スイスフランCHF=は0.9734フランと横ばい。

<債券> 国債価格が上昇、利回りは低下。好調な30年債入札が買いを誘った。

30年債入札は、外国中銀など間接入札者の落札比率が63.03%と平均の59.46%を上回った。一方、プライマリーディーラー(米政府証券公認ディーラー)の落札比率は19.09%にとどまり、平均の25.10%を割り込んだ。

入札に先立ち価格が下落していたことも応札に拍車を掛けたもよう。前日は米・イランの緊張が和らいだことでリスク選好が上向き、国債など安全資産が売られていた。

中東情勢に関連し、ウクライナの旅客機がイランの首都テヘランの空港を離陸した直後に墜落し、乗員乗客176人全員が死亡した件を巡り、米当局者は9日、イラン空軍が誤って撃墜した公算が大きいとの考えを示した。[nL4N29E3DI]

10年債利回りUS10YT=RRは1.4ベーシスポイント(bp)低下し1.860%。10年債は今週、中東情勢をにらみながら不安定が動きが続いている。30年債利回りUS30YT=RRは2.3bp低下し2.337%。2年債利回りUS2YT=RRは0.7bp低下し1.576%。

市場は10日に発表される12月の雇用統計に注目している。

<株式> 主要株価3指数が最高値を更新して取引を終えた。米中通商合意を巡る楽観的な見方が高まったほか、アップル(AAPL.O)など大型株が大きく値上がりし、相場を支援した。

米イラン間の緊張を巡る懸念が後退したことも支援材料。

アップルは2.1%高。中国通信院が9日示したデータで、アップルのiPhoneの中国販売が昨年12月に前年同月比18%超増加したことが分かった。ジェフリーズが目標株価を引き上げたことも支援材料になった。[nL4N29E390]

S&P総合500種.SPXの情報技術株指数.SPLRCTは1.1%高と主要セクターの上げを主導。

S&P金融株指数.SPSYは0.77%高。来週に決算発表を控えるシティグループ(C.N)やゴールドマン・サックス(GS.N)について、証券会社が強気な見方を示したことが好感された。

貿易面では中国商務省の発表が支援材料。同省は、劉鶴副首相が米国との「第1段階」通商合意の調印に向け、13-15日にワシントンを訪問すると明らかにした。

下落銘柄では百貨店のコールズ(KSS.N)が6.5%安。年末商戦の売上高が減少したほか、通年利益が予想レンジの下限にとどまるとの見通しを示したことが嫌気された。

同じく年末商戦の売上高がさえなかった同業JCペニー(JCP.N)は10.8%急落した。

<金先物> 中東情勢悪化への懸念後退を背景に売られ、続落した。中心限月2月物の清算値は前日比5.90ドル(0.38%)安の1オンス=1554.30ドル。

ただ、翌日に米雇用統計の発表を控え様子見ムードも広がり、下値は限定的となった。

<米原油先物>  イラン情勢の緊迫化懸念を背景とした買いが一服して持ち高調整の売り買いに終始し、ほぼ横ばいとなった。米国産標準油種WTIの中心限月2月物の清算値は前日値比0.05ドル(0.08%)安の1バレル=59.56ドル。3月物の清算値は0.02ドル安の59.44ドルだった。

前日に清算値が5%近く下げた後を受けて、朝方は安値拾いの買いが先行。ただ上値は重く、60ドルの大台を上回る水準では利益確定の売りも出やすかった。

市場の関心は米国内在庫状況に移行。米エネルギー情報局(EIA)が8日午前に公表した最新週の米原油在庫が前週比360万バレル減の市場予想(ロイター調査)に反し、120万バレルの積み増しとなったことが引き続き相場の重しとなったもよう。

ドル/円 NY終値 109.51/109.53 JPY22H=

始値 109.45 JPY=

高値 109.57

安値 109.33

ユーロ/ドル NY終値 1.1105/1.1107 EUR22H=

始値 1.1104 EUR=

高値 1.1117

安値 1.1094

米東部時間

30年債(指標銘柄) 17時05分 100*31.50 2.3290% US30YT=RR

前営業日終値 100*11.00 2.3590%

10年債(指標銘柄) 17時05分 99*02.00 1.8545% US10YT=RR

前営業日終値 98*28.50 1.8740%

5年債(指標銘柄) 17時05分 100*15.00 1.6514% US5YT=RR

前営業日終値 100*13.00 1.6650%

2年債(指標銘柄) 17時05分 100*02.75 1.5805% US2YT=RR

前営業日終値 100*02.63 1.5830%

終値 前日比 %

ダウ工業株30種 28956.90 +211.81 +0.74 .DJI

前営業日終値 28745.09

ナスダック総合 9203.43 +74.18 +0.81 .IXIC

前営業日終値 9129.24

S&P総合500種 3274.70 +21.65 +0.67 .SPX

前営業日終値 3253.05

COMEX金 2月限 1554.3 ‐5.9 GCv1<0#GC:>

前営業日終値 1560.2

COMEX銀 3月限 1793.6 ‐23.1 SIv1<0#SI:>

前営業日終値 1816.7

北海ブレント 3月限 65.37 ‐0.07 LCOc1<0#LCO:>

前営業日終値 65.44

米WTI先物 2月限 59.56 ‐0.05 CLc1<0#CL:>

前営業日終値 59.61

CRB商品指数 183.5614 +0.1863 .TRCCRB

前営業日終値 183.3751

*株のリポートを追加しました。

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