January 27, 2020 / 10:20 PM / a month ago

NY市場サマリー(27日)

[27日 ロイター] - <為替> ドル指数や円、スイスフランなど安全資産とされる通貨が上昇。新型コロナウイルスによる肺炎の感染拡大を巡る懸念が背景にある。一方、オフショア人民元は急落、豪ドルも4カ月ぶり安値を更新した。[nL4N29W2FB]

スコシア・キャピタルの首席為替ストラテジストは「あらゆる市場全体において、安全資産がアウトパフォームする1日になった。市場には重症急性呼吸器症候群(SARS)と同様な状況となり、世界経済に一定の打撃を与える可能性があるとの懸念が漂っている」と述べた。テンパスのシニア為替トレーダーは「新型コロナウイルスを巡る状況が改善しなければ、ドルは今週堅調に推移し続けるだろう」と述べた。

終盤の取引で、円は対ドルJPY=で0.35%高の108.89円。

主要6通貨に対するドル指数.DXYは0.09%高の97.941。

スイスフランCHF=も対ドルで0.18%上昇した。

オフショア人民元CNH=は一時0.9%安の6.99元と、昨年12月30日以来の安値を付けた。

中国経済へのエクスポージャーの大きい豪ドルAUD=も対米ドルで1.01%下落。昨年10月16日以来の安値を付ける場面もあった。

ユーロ/円EURJPY=は一時、2カ月ぶり安値となる119.92円に沈んだ。その後は0.38%安の119.97円近辺で推移した。

<債券> 新型肺炎の感染拡大による経済への影響が懸念される中、安全資産としての米国債が買われ、利回りは3カ月ぶりの水準に低下した。[nL4N29V0DI]

10年債US10YT=RR利回りは一時1.60%まで低下。昨年10月10日以来の低水準を更新した。

2年債と5年債の利回り格差US2US5=TWEBは昨年12月以来、初めて逆転。このほか、3カ月物財務省証券と10年債の利回り格差は6ベーシスポイント(bp)に縮小した。同利回り格差の逆転はリセッション(景気後退)入りの前兆として注目されている。

同じく注目される2年債と10年債の利回り格差US2US10=TWEBは15bpと、昨年11月29日以来の水準に縮小した。

財務省がこの日に実施した400億ドルの2年債入札と410億ドルの5年債入札は、国債利回りの低下を反映しやや軟調だった。財務省は28日は320億ドルの7年債入札を実施する。[nAQN01ZNBF][nAQN01ZNBB]

連邦準備理事会(FRB)が28─29日に開く連邦公開市場委員会(FOMC)については、政策金利を据え置くとの見方が大勢となっている。 ただ一部アナリストの間では、テクニカルな調整としてFRBは銀行の超過準備に適用する付利(IOER)を5bp引き上げるとの見方も出ている。

<株式> 下落して取引を終えた。過去3カ月余りで最悪のパフォーマンスとなった。中国が新型コロナウイルスによる肺炎の感染拡大防止に向け、春節(旧正月)の連休を延長すると発表したことを受け、経済活動への影響懸念が強まった。[nL4N29W2FB]

S&P総合500種.SPXは週間で昨年9月以来最悪のパフォーマンスを記録。

航空株やカジノ・ホテル株といった旅行関連銘柄に加え、中国市場へのエクスポージャーが大きい情報技術(IT).SPLRCT、素材.SPLRCM、エネルギー.SPNYといったセクターが下げ、相場を圧迫した。

主要株価3指数が最高値圏にある中、これまでに発表された第4・四半期企業決算がさえないことも株価の下押し要因となっている。

ダウ工業株30種.DJIとS&Pは下落率が昨年10月2日以来の大きさ、ナスダック総合.IXICは8月23日以来の大きさとなった。投資家の不安心理の度合いを示すシカゴ・オプション取引所(CBOE)のボラティリティー・インデックス(VIX指数)は19.02と10月10日以来の高水準を記録した。

<金先物> 新型肺炎の拡大懸念から投資家のリスク回避姿勢が強まる中、3営業日続伸。2月物の清算値は前週末比5.50ドル(0.35%)高の1オンス=1577.40ドルと、中心限月ベースで2013年4月初旬以来約7年ぶりの高値となった。

<米原油先物> 新型肺炎の拡大がもたらすエネルギー需要減退懸念の強まりが響き、5営業日続落。米国産標準油種WTIの中心限月3月物の清算値は、前週末比1.05ドル(1.94%)安の1バレル=53.14ドル。これは2019年10月15日以来約3カ月半ぶりの安値水準。4月物は1.02ドル安の53.18ドルだった。

新型肺炎の拡大に伴うエネルギー需要の減退が懸念される一方、サウジアラビアのアブドルアジズ・エネルギー相は、新型肺炎の世界原油需要への影響は「極めて限定的だ」と主張。また、石油輸出国機構(OPEC)の関係筋によると、加盟国と非加盟国が構成する「OPECプラス」は、必要に応じ現行の協調減産の延長や拡大などの対策を講じる可能性について「暫定的な議論」を行った。ただ、原油買い戻しの動きは限られ、午後にかけてマイナス圏での推移が続いた。

ドル/円 NY終値 108.89/108.90 JPY22H=

始値 108.89 JPY=

高値 109.09

安値 108.87

ユーロ/ドル NY終値 1.1016/1.1020 EUR22H=

始値 1.1023 EUR=

高値 1.1032

安値 1.1010

米東部時間

30年債(指標銘柄) 17時05分 106*30.00 2.0621% US30YT=RR

前営業日終値 105*13.50 2.1280%

10年債(指標銘柄) 17時05分 101*07.50 1.6132% US10YT=RR

前営業日終値 100*20.00 1.6800%

5年債(指標銘柄) 17時05分 101*14.25 1.4447% US5YT=RR

前営業日終値 101*05.75 1.5010%

2年債(指標銘柄) 17時05分 100*10.75 1.4471% US2YT=RR

前営業日終値 100*08.38 1.4860%

終値 前日比 %

ダウ工業株30種 28535.80 -453.93 -1.57 .DJI

前営業日終値 28989.73

ナスダック総合 9139.31 -175.60 -1.89 .IXIC

前営業日終値 9314.91

S&P総合500種 3243.63 -51.84 -1.57 .SPX

前営業日終値 3295.47

COMEX金 2月限 1577.4 +5.5 GCv1<0#GC:>

前営業日終値 1571.9

COMEX銀 3月限 1805.6 ‐5.7 SIv1<0#SI:>

前営業日終値 1811.3

北海ブレント 3月限 59.32 ‐1.37 LCOc1<0#LCO:>

前営業日終値 60.69

米WTI先物 3月限 53.14 ‐1.05 CLc1<0#CL:>

前営業日終値 54.19

CRB商品指数 173.1761 ‐2.5768 .TRCCRB

前営業日終値 175.7529

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