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NY市場サマリー(14日)=米国株反発、ドル3週間ぶり高値

[14日 ロイター] - <為替> ニューヨーク外為市場では、ドルが主要通貨に対し3週間ぶり高値に上昇。朝方発表された新規失業保険週間申請件数は約300万件に達したものの、投資家の反応は限定的だった。

終盤の取引で、主要6通貨に対するドル指数=USDは0.2%高の100.37。一時、3週間ぶりの高水準となる100.56をつけた。

ドルは対円JPY=、スイスフランCHF=で上昇。ユーロ/ドルEUR=は0.23%安の1.079ドル。

米株価は上昇してこの日の取引を終了し、ドルの上昇が幅広いリスク回避の一環ではない可能性を示唆した。

9日終了週の新規失業保険申請件数は298万1000件と、予想の250万件を超え、新型コロナウイルスの感染拡大による甚大な影響が継続していることを示した。伸びは6週連続で鈍化しているものの、3月中旬以降の失業保険申請件数は3650万件に達し、5人に1人以上が失業した計算になる。

<債券> 米金融・債券市場では、国債利回りが低水準で推移した。新型コロナウイルス感染拡大抑制策を緩和し、経済活動がうまく再開できるのか注目されている。

労働省が朝方発表した9日終了週の新規失業保険申請件数(季節調整済み)は298万1000件。前週の317万6000件(改定)から鈍化したものの、予想の250万件は上回り、新型コロナウイルスの感染拡大による甚大な影響が継続していることが示された。

終盤の取引で10年債US10YT=RR利回りは3.1ベーシスポイント(bp)低下の0.6202%。週間新規失業保険申請件数の発表時とあまり変わらない水準にある。

BMOキャピタル・マーケッツの米国金利戦略部門責任者、イアン・ランゲン氏は、利回りがほぼ変わらない低水準で推移したことについて、市場では経済活動を感染拡大第2波により再び停止せざるを得なくなる事態を回避しながら再開できるのか注目されているとし、「市場では第2波の発生は織り込まれているが、2回目の長期的な経済活動の停止は織り込まれていない」と述べた。

10年債利回りは週初から70bp低下。レイモンド・ジェームズの市場ストラテジスト、エリス・ファイファー氏は、現在の相場環境は、国債入札を通した安定的な供給のほか、米国外の買い手による継続的な需要を反映しているとの見方を示した。

<株式> 米国株式市場は反発して取引を終えた。経済回復への期待感が支援した。一方で、投資家はトランプ米大統領の対中貿易を巡る発言やトランプ政権の新型コロナウイルス対応に対する警告などを見極めようとしている。

主要3指数は下落して始まったが、その後大きく持ち直した。各州の経済再開や追加経済対策の可能性といった好材料のほか、米中の貿易戦争再来やさえない経済指標などの悪材料も意識された。

インバーネス・カウンセルの首席投資ストラテジスト、ティム・グリスキー氏は、「相場を押し上げている筋は妥当な時期にワクチンができ、経済は崩壊せず、失業率もそれほど急上昇しないと信じている」と指摘。「相場が下げる日は反対論者が前面に出て、戻す日はより楽観的な投資家がチャンスを見いだす」と述べた。

ウィスコンシン州の裁判所は13日、新型コロナ感染対策で州が出した外出禁止令について無効と判断した。一方、新型コロナ薬開発に携わる米厚生省の生物医学先端研究開発局(BARDA)で局長を務め、4月に解任されたリック・ブライト氏が14日に下院委員会で証言し、トランプ政権が新型コロナ対応を改めなければ、米国は「暗黒の冬」に突入する恐れがあると警告した。

トランプ米大統領はFOXビジネス・ネットワークとのインタビューで、新型コロナウイルスを巡る中国の対応に非常に失望したと述べるとともに、現時点で習近平国家主席との対話は望んでいないとし、中国との断交の可能性についても示唆。貿易戦争への懸念が再び高まった。

<金先物> ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金塊先物相場は、低調な内容の米経済指標や米中対立激化への懸念を背景に、3営業日続伸した。

米労働省が朝方発表した1週間の新規失業保険申請は、季節調整済みで298万1000件。前週を下回ったものの、高水準を維持しており、3月中旬からの8週間で計3500万件を超えた。

また、トランプ米大統領は14日放送のFOXビジネスのインタビューで、新型コロナウイルスの感染が最初に広がった中国の対応の遅れが、世界へのウイルス拡散につながったと批判。中国との断交の可能性にも言及し、強硬姿勢を示した。

<米原油先物> ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物相場は、需給改善への期待から急反発した。

国際エネルギー機関(IEA)は14日、2020年下半期に世界の原油備蓄量が日量約550万バレル減少するとの見通しを示した。新型コロナウイルスの感染拡大で停滞した経済活動が徐々に再開され、原油需要が増えると見込んだ。発表を受け、市場では需給改善を期待した買いが膨らんだ。

米エネルギー情報局(EIA)が前日公表した8日までの米週間石油在庫統計が、市場の増加予想に反して前週比70万バレル減となったことも引き続き相場を支援した。サウジアラビアをはじめ、世界の主要産油国が追加減産に動いていることも投資家の楽観ムードにつながった。

ドル/円 NY終値 107.24/107.27 JPY21H=

始値 107.03 JPY=

高値 107.36

安値 106.87

ユーロ/ドル NY終値 1.0804/1.0806 EUR21H=

始値 1.0791 EUR=

高値 1.0816

安値 1.0776

米東部時間

30年債(指標銘柄) 17時05分 99*00.00 1.2903% US30YT=RR

前営業日終値 97*15.00 1.3530%

10年債(指標銘柄) 17時05分 100*02.50 0.6169% US10YT=RR

前営業日終値 99*24.00 0.6510%

5年債(指標銘柄) 17時05分 100*11.75 0.3003% US5YT=RR

前営業日終値 100*09.00 0.3180%

2年債(指標銘柄) 17時03分 99*30.50 0.1490% US2YT=RR

前営業日終値 99*29.75 0.1610%

終値 前日比 %

ダウ工業株30種 23625.34 +377.37 +1.62 .DJI

前営業日終値 23247.97

ナスダック総合 8943.72 +80.55 +0.91 .IXIC

前営業日終値 8863.17

S&P総合500種 2852.50 +32.50 +1.15 .SPX

前営業日終値 2820.00

COMEX金 6月限 1740.9 +24.5 GCv1<0#GC:>

前営業日終値 1716.4

COMEX銀 7月限 1615.6 +48.5 SIv1<0#SI:>

前営業日終値 1567.1

北海ブレント 7月限 31.13 +1.94 LCOc1<0#LCO:>

前営業日終値 29.19

米WTI先物 6月限 27.56 +2.27 CLc1<0#CL:>

前営業日終値 25.29

CRB商品指数 123.1248 +2.4958 .TRCCRB

前営業日終値 120.6290

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