for-phone-onlyfor-tablet-portrait-upfor-tablet-landscape-upfor-desktop-upfor-wide-desktop-up

NY市場サマリー(19日)ドル・円上昇、株式大幅続落 デルタ株懸念で

[19日 ロイター] -

<為替> 安全通貨であるドル、円、スイスフランが上昇。世界経済の回復見通しに影を落としかねない新型コロナウイルスの感染再拡大が懸念された。

午後の取引で、ドル指数は一時4月5日以来の高値に浮上。終盤は0.2%高の92.868だった。

ドルはコモディティー通貨に対しても上昇。対カナダドルでは1.1%超上昇し1.2763カナダドルとなった。豪ドル/米ドルは1%安の0.7325米ドル。ニュージーランド(NZ)ドル/米ドルも1.1%安の0.6923米ドルだった。

円は急騰し5月下旬以来の高値を記録。ドル/円は終盤で0.6%安の109.44円だった。

スイスフランも同様に上昇し、ドル/スイスフランは0.2%安の0.9180フランとなった。

英国のジャビド保健相がコロナ検査で陽性反応が出てジョンソン首相とスナク財務相と共に自主隔離に入ったことを受け、ポンド/ドルは0.9%安の1.3657ドル。序盤には3カ月ぶりの安値を付けた。

ユーロ/ドルは0.1%安の1.1794ドル。一時1.1764ドルと3カ月ぶりの安値を付けた。今週は欧州中央銀行(ECB)理事会が予定されている。

暗号資産(仮想通貨)のビットコインはは3.6%安の3万0618ドル。節目3万ドルに接近している。

NY外為市場:[USD/J]

<債券> 国債利回りが急低下し、5カ月ぶりの水準を付けた。国内で新型コロナウイルス感染が再び急速に拡大する中、景気回復や経済再開の流れが損なわれるとの懸念が広がった。

10年債利回りは12.2ベーシスポイント(bp)低下し1.177%。一時1.176%と2月以来の低水準を付けた。

30年債利回りは11.8bp低下し1.812%。この日はリスク選好が後退する中、株価が世界的に値下がりし、ダウ工業株30種は700ドルを超える下げとなった。

フェデラル・ファンド(FF)金利先物が織り込む2022年12月の米利上げ確率は58%と、先週13日の90%から半分近くに低下。23年1月の利上げ確率も当初の100%から70%に下がった。

2年債利回りは1.9bp低下し0.208%。2年債と10年債の利回り格差は96.8bp。物価連動国債(TIPS)と通常の国債の利回り差で、期待インフレを示すブレーク・イーブン・インフレ率(BEI)は、5年物が2.448%、10年物が2.257%。

米金融・債券市場:[US/BJ]

<株式> 主要3指数が大幅続落して終了。新型コロナウイルスのデルタ変異株の感染拡大で新たなロックダウン(都市封鎖)が実施され、景気回復が頓挫するとの懸念から広範な部門に売りが出た。

ナスダック総合とS&P総合500種の下落率は5月中旬以来、ダウは昨年10月以降で最大となった。

リスクオフムードが広がる中で米10年債利回りが急低下し、金利に敏感な銀行株が売られた。S&P500銀行指数は3.3%安。

旅行・娯楽関連の下げが目立ち、S&P1500航空指数は3.8%安、S&P1500ホテル・レストラン指数は2.7%安となった。

投資家の不安心理を示すシカゴ・オプション取引所(CBOE)のボラティリティー・インデックス(VIX、恐怖指数)は4.1ポイント上昇の22.50と、終値ベースで2カ月ぶりの高水準となった。

S&P500の主要11セクターはいずれもマイナス圏で終了。原油価格の下落を受けてエネルギーが3.6%安と、3月以来の大幅な下落率となった。

個別銘柄では、ビデオ会議サービスのズーム・ビデオ・コミュニケーションズが2.1%安。クラウドベースのコールセンターを運営するファイブ9を約147億ドルで買収すると発表した。ファイブ9は5.9%高。

IBMは引け後の時間外取引で3%超上昇。第2・四半期決算の売上高が市場予想を上回った。

米国株式市場:[.NJP]

<金先物> 対ユーロでのドル高進行が重しとなり、続落。中心限月8月物の清算値 (終値に相当)は前週末比5.80ドル(0.32%)安の1オンス=1809.20ドル。

新型コロナウイルスのデルタ株の感染拡大で、世界経済の回復をめぐる不透明感の高まりから、米株式市場は大幅続落。投資家のリスク回避姿勢が広がる中、対ユーロでドル買いが進むと、割高感の生じた金は、一時1795.00ドルまで売られた。ただその後、ドルが軟化すると金には押し目買いも入り、終盤は1809ドル付近でもみ合いとなった。

NY貴金属:[GOL/XJ]

<米原油先物> 石油輸出国機構(OPEC)加盟国とロシアなど非加盟産油国で構成する「OPECプラス」の増産決定などを受けて売り込まれ、急反落した。米国産標準油種WTIの中心限月8月物の清算値(終値に相当)は前週末比5.39ドル(7.51%)安の1バレル=66.42ドルと、中心限月ベースで5月下旬以来約2カ月ぶりの安値水準となった。9月物は5.21ドル安の66.35ドルとなった。

NYMEXエネルギー:[CR/USJ]

ドル/円 NY終値 109.44/109.47

始値 109.80

高値 109.82

安値 109.08

ユーロ/ドル NY終値 1.1798/1.1802

始値 1.1774

高値 1.1824

安値 1.1765

米東部時間

30年債(指標銘柄) 17時05分 112*16.00 1.8292%

前営業日終値 110*01.50 1.9300%

10年債(指標銘柄) 17時05分 103*30.00 1.1987%

前営業日終値 103*00.00 1.2990%

5年債(指標銘柄) 17時05分 100*26.00 0.7075%

前営業日終値 100*15.00 0.7780%

2年債(指標銘柄) 17時05分 99*26.25 0.2176%

前営業日終値 99*25.75 0.2260%

終値 前日比 %

ダウ工業株30種 33962.04 -725.81 -2.09

前営業日終値 34687.85

ナスダック総合 14274.98 -152.25 -1.06

前営業日終値 14427.24

S&P総合500種 4258.49 -68.67 -1.59

前営業日終値 4327.16

COMEX金 8月限 1809.2 ‐5.8

前営業日終値 1815.0

COMEX銀 9月限 2514.4 ‐65.1

前営業日終値 2579.5

北海ブレント 9月限 68.62 ‐4.97

前営業日終値 73.59

米WTI先物 8月限 66.42 ‐5.39

前営業日終値 71.81

CRB商品指数 205.5876 ‐6.9940

前営業日終値 212.5816

for-phone-onlyfor-tablet-portrait-upfor-tablet-landscape-upfor-desktop-upfor-wide-desktop-up