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NY市場サマリー(20日)10年債利回りが切り返す、米株反発

[20日 ロイター] -

<為替> 新型コロナウイルスのデルタ変異株の感染拡大で世界的な経済成長が頓挫するとの懸念から、安全資産と見なされるドルに買いが入った。一方、リスク選好度の影響を受けやすい資源通貨の豪ドルやニュージーランドドルなどは下落した。

終盤の取引で主要6通貨に対するドル指数は0.1%高の92.961。一時は93.161と、3カ月ぶり高値を付けた。

ユーロは0.2%安の1.1780ドル。一時は1.1755ドルと、4月初旬以来の安値を付けた。欧州中央銀行(ECB)は22日に理事会を開く。

英ポンドは0.4%安の1.3607ドル。英イングランドは19日に新型コロナ対策の規制がほぼ全面的に解除したが、英国では感染が急拡大している。

豪ドルは0.2%安の0.7331米ドル。一時、昨年11月下旬以来の安値を更新した。オーストラリア準備銀行(中央銀行、RBA)がこの日に公表した7月の理事会議事要旨で、経済状況の想定以上の改善が債券買い入れ縮小の決定につながったことが分かった。ただ、新型コロナウイルス感染者増加を受けたその後の封鎖拡大で再考を促される可能性があるとの見方も出ている。

暗号資産(仮想通貨)のビットコインはは2万9296.39ドルと、6月22日以来の安値を更新。終盤の取引では3.4%安の2万9779ドル。イーサは1.5%安の1789.32ドル。

NY外為市場:[USD/J]

<債券> 10年債利回りが5カ月ぶりの低水準から切り返した。前日の利回りの低下幅は2月以降で最大だった。

前週13日に発表された6月の米消費者物価指数(CPI)は約13年ぶりの大幅な伸びとなったが、米連邦準備理事会(FRB)はインフレ高進は一過性との見方を堅持し、指標10年債利回りは1週間で約30ベーシスポイント(bp)低下。ただ、ファンダメンタルズの観点からは10年債利回りは年末まで2%になると見込まれている。

10年債利回りは20日に2.9bp上昇し1.210%となった。序盤には一時1.128%まで低下した。

30年債利回りは5.4bp上昇し1.869%となった。

地合いは不安定で、10年債利回りはオーバーナイトで1.22%近くまで上昇する場面があった。

2年債利回りは1.6bp低下の0.194%。2年債と10年債の利回り差は101.5bpだった。

物価連動国債(TIPS)と通常の国債の利回り差で、期待インフレを示すブレーク・イーブン・インフレ率(BEI)は、5年物が2.43%、10年物が2.264%だった。

米金融・債券市場:[US/BJ]

<株式> 反発。一連の企業の好決算に加え、景気を巡る楽観的な見方が再び強まる中、リスクオン取引となった。

ダウ工業株30種が主導し、主要株価3指数がいずれも1%超上昇した。

S&P総合500種は4営業日ぶりに上昇し、3月以来の大幅な上昇率を記録。ナスダック総合は6営業日ぶりにプラスとなった。

景気に敏感な小型株や輸送株が相場全体をアウトパフォームした。

債券市場で米10年債利回りが前日の5カ月ぶり低水準から切り返したことを受け、金利に敏感な銀行株も2.6%高と好調だった。

S&P500の主要11セクターでは、主要消費財を除く全業種がプラス圏で終了。工業は2.7%高となった。

個別銘柄では、石油サービス会社ハリバートンが3.7%高。原油価格の上昇により油田サービスへの需要が高まった。

モデルナは、21日からS&P500構成銘柄に採用されるのを前に、商いを伴って2%下落した。

ネットフリックスは引け後の時間外取引で3%超下落。7─9月期の契約件数の増加見通しが市場予想を下回った。

米国株式市場:[.NJP]

<金先物> 前日に売られた反動から買い戻され、小幅反発した。中心限月8月物の清算値(終値に相当)は前日比2.20ドル(0.12%)高の1オンス=1811.40ドル。

この日は、米長期金利の指標となる10年物国債利回りが低下したため、金利を生まない金塊の支えとなり、朝方は1825.90ドルまで買い進まれた。前日までの売り圧力が弱まったことで、テクニカルな買いも入りやすかったもよう。ただ、その後は長期金利の持ち直しなどを眺めて利益確定とみられる売りが活発化した。

NY貴金属:[GOL/XJ]

<米原油先物> 前日に急落した後を受けて買い戻しが入り、反発した。この日納会を迎えた米国産標準油種WTIの中心限月8月物の清算値(終値に相当)は、前日比1.00ドル(1.51%)高の1バレル=67.42ドル。9月物は0.85ドル高の67.20ドルだった。

新型コロナウイルスの変異株で、より感染力の強いデルタ株の世界的な拡大が鮮明となる中、朝方は売りが先行。相場は一時65.21ドルの安値を付けた。しかし、その後は対ユーロでのドル軟化に伴う割高感の後退に加え、米株価の大幅反発や米長期金利の持ち直しを眺めて原油先物にも買い戻しが入り、プラス圏に切り返した。

また、米国内でのエネルギー需要の増大観測も支援材料。ロイター調査によると、16日までの週に原油在庫は450万バレル減少し、9週連続の取り崩しとなったもよう。また、ガソリン在庫も100万バレルの減少が見込まれている。ただ、今後の需要動向は新型コロナの感染状況次第との警戒感がくすぶり、前日の大幅な下げに比べて相場の戻りは鈍かった。

NYMEXエネルギー:[CR/USJ]

ドル/円 NY終値 109.84/109.87

始値 109.42

高値 109.95

安値 109.37

ユーロ/ドル NY終値 1.1779/1.1783

始値 1.1780

高値 1.1792

安値 1.1757

米東部時間

30年債(指標銘柄) 17時05分 111*10.50 1.8771%

前営業日終値 112*27.50 1.8150%

10年債(指標銘柄) 17時05分 103*23.00 1.2218%

前営業日終値 104*03.50 1.1810%

5年債(指標銘柄) 17時05分 100*29.50 0.6850%

前営業日終値 100*28.75 0.6900%

2年債(指標銘柄) 17時01分 99*27.25 0.2016%

前営業日終値 99*26.75 0.2100%

終値 前日比 %

ダウ工業株30種 34511.99 +549.95 +1.62

前営業日終値 33962.04

ナスダック総合 14498.88 +223.89 +1.57

前営業日終値 14274.98

S&P総合500種 4323.06 +64.57 +1.52

前営業日終値 4258.49

COMEX金 8月限 1811.4 +2.2

前営業日終値 1809.2

COMEX銀 9月限 2499.5 ‐14.9

前営業日終値 2514.4

北海ブレント 9月限 69.35 +0.73

前営業日終値 68.62

米WTI先物 8月限 67.42 +1.00

前営業日終値 66.42

CRB商品指数 208.9890 +3.4014

前営業日終値 205.5876

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