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NY市場サマリー(26日)
2017年9月26日 / 21:56 / 22日前

NY市場サマリー(26日)

[26日 ロイター] - <為替> ドルが対ユーロで一時5週間ぶり高値を更新した。イエレン米連邦準備理事会(FRB)議長が金利を巡り、幾分タカ派的なトーンを示したと受け取られたことがドルへの追い風となった。ただ、こうした動きは行き過ぎとの見方が広がる中、ドルはその後上げ幅を縮小した。

イエレン議長はインフレ動向を巡り不透明性が存在しているものの、段階的な利上げの継続が必要との見解を示した。

表面化しつつあるユーロ圏の政治的分裂を巡る懸念がユーロへの圧迫要因となっていることも指摘された。

ワールドワイド・マーケッツの首席市場ストラテジスト、ジョセフ・トレビサニ氏は、ドイツ総選挙後、スペインやイタリアなどでの政治的な不協和音の高まりに市場の関心が移っていると語った。

<債券> イエレン議長が段階的な利上げの継続が必要との認識を表明したことを受け、国債利回りが上昇した。

市場の短期金利予想とともに上昇するとされる、2年債利回りUS2YT=RRは一時、1.456%と2008年10月以来の高水準をつけた。

この日はトランプ米大統領が、翌日公表予定の税制改革案について、中間所得層の大幅減税を実現するなどと語った。発言を受け、国債利回りの上昇に拍車が掛かった。市場関係者らによると、中間所得層の大幅減税に伴って連邦赤字や政府借り入れが拡大するとの憶測が広がった。

<株式> S&P総合500種指数がほぼ横ばいで取引を終了した。前日に大きく売られたハイテク株はアップル(AAPL.O)主導で値を戻し、ナスダック総合指数は小反発した。

セクター別指数では、S&P情報技術指数.SPLRCTが0.4%上昇し、前日の下げを一部回復した。前日まで4営業日続落していたアップルは1.72%上昇し、主要指数の押し上げに寄与した。レイモンド・ジェームズが目標株価を170ドルから180ドルに引き上げたことを好感した。

米経済指標では、コンファレンス・ボードの9月消費者信頼感指数が低下。商務省発表の8月新築一戸建て住宅販売戸数も8カ月ぶりの水準に落ち込んだ。両指標ともにハリケーン「ハービー」と「イルマ」が影響した。

<金先物> 外国為替市場でドル高・ユーロ安が進行し、割高感などから売りが出て、3営業日ぶりに反落した。また、利益確定の売りが出たことも相場を下押しする要因となった。

イエレン議長がこの日の講演で、インフレ率が目標を下回って推移しているのは「恐らく一時的」と述べ、緩やかな利上げが適切との見解を改めて示したことも、金利を生まない資産である金には圧迫材料となった。

<米原油先物> 利益確定の売りなどに押され、反落した。

前日の清算値が約5カ月ぶりの高値を付けた反動からこの日は利益確定の売りが出やすかった。また、外国為替市場では対ユーロでドル高が進み、ドル建てで取引される原油などの商品に割高感が生じたことも、圧迫要因となった。

このほか、今夕と翌27日午前にそれぞれ発表される官民の石油在庫統計で原油在庫の積み増しが予想されていることも、相場を下押しする材料となった。ただ、イラク北部クルド自治政府の独立問題で中東地域の地政学的リスクが再燃していることから、原油の下げ幅は限定的だった。

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