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NY市場サマリー(28日)
September 28, 2017 / 10:49 PM / 3 months ago

NY市場サマリー(28日)

[28日 ロイター] - <為替> ドルが主要通貨バスケットに対して小安く、4日ぶりの下げとなった。

期末を控え、今週の値上がりを受けた利食い売りがみられた。週初からはなお約1%高い水準だ。

主要6通貨に対するドル指数.DXYは0.23%安の93.143。前日は、米税制改革を巡る楽観的な見方を追い風に急伸していた。

市場では、この日の下落を深読みすべきでないという声も聞かれた。

ジェフリーズ(ニューヨーク)のFXマネジング・ディレクター、ブラッド・ベクテル氏は、期末のポジション調整の動きなどを反映している可能性を指摘した。

オアンダ(トロント)のシニア通貨アナリスト、アルフォンソ・エスパルサ氏は「この日は方向感をやや欠いた」と指摘。「来週を控え市場は小休止している」と語った。

<債券> 短・長期債の利回り格差が拡大。トランプ米大統領が前日発表した税制改革案を受け、財政赤字や債務拡大を巡る懸念が強まった。

2年債利回りは一時9年ぶりの高水準に迫り、10年債利回りも11週間ぶりの水準に上昇した。ただ午後に入り、7年債入札が旺盛な需要を集めたことを受け安値拾いの買いが広がり、利回りは上げ幅を縮小した。

SGコーポレート&インベストメント銀の金利ストラテジスト、ブルーノ・ブライジンハ氏は「税制改革案の発表が相場を動かす主因」としたうえで、「医療保険制度改革(オバマケア)改廃案などの例にあるように、今回も失望を誘う結果に至る可能性がある」と述べた。

トランプ大統領は前日、法人税率の大幅引き下げなどを盛り込んだ税制改革案を発表。ただ減税をどのように賄うかを巡る詳細には踏み込まなかった。

終盤の取引で、10年債利回りUS10YT=RRは前日からほぼ変わらずの2.309%。ロイターのデータによると、利回りは一時7月13日以来の高水準となる2.359%に上昇した。

2年債利回りUS2YT=RRは、2008年11月以来の高水準となる1.499%をつけた後、前日比2.7ベーシスポイント(bp)低下の1.455%近辺で推移。

2・10年債利回り格差は最大87bpまで拡大し、8月23日以来の高水準をつけた。

<株式> 小幅上昇し、S&P総合500種指数が過去最高値を更新した。米税制改革期待が続いたのに加え、ヘルスケア銘柄やマクドナルド(MCD.N)の上昇が支援材料だった。

マクドナルドは2.23%高。1日の上昇率としてはここ2カ月余りで最大。ロングボウ・リサーチが投資判断を「買い」に引き上げたことが好感された。

S&P金融株指数.SPSYは0.12%上伸。

    税制改革が実現すれば恩恵を受ける小型株の指標であるラッセル2000指数は0.27%高。

    ムニューシン米財務長官は28日、前日発表された税制改革案に盛り込まれた法人税率の20%への引き下げについて、譲歩はできないとの考えを示した。

    ロバート・W・ベアード(ミルウォーキー)の機関投資家向けセールストレーディング担当マネジングディレクター、マイケル・アントネリ氏は「市場は今のところ、上昇局面での売りではなく、押し目買いを望んでいるようだ」と指摘した。

    <金先物> 売り買いが交錯し、ほぼ横ばいとなった。12月きりの清算値は前日比0.90ドル(0.07%)高の1オンス=1288.70ドルとなった。

    この日は、外国為替市場でドル買い・ユーロ売りが先行していたことから、早朝までは軟調に推移していた。また、トランプ米大統領が前日、連邦法人税率の大幅な引き下げなどを盛り込んだ新たな税制改革案を発表。大型減税による景気浮揚への期待が台頭したことなども、安全資産とされる金には下押し圧力がかかった。

    しかし、その後はショートカバーや安値拾いの買いなどが入り、金相場は小幅ながらプラス圏に浮上。外為市場で未明からドルが売り戻され、ドル建てで取引される金塊などの商品に割安感が生じたことも押し上げ要因となった。このほか、北朝鮮や中東地域をめぐる地政学的リスクがくすぶっていることも安全資産とされる金買いを後押しした。この日朝方発表された米経済指標は強弱まちまちの内容で、相場への影響は限定的だった。

    <米原油先物> 利益確定の売りなどが出て反落した。米国産標準油種WTIの中心限月11月物の清 算値は前日比0.58ドル(1.11%)安の1バレル=51.56ドルだった。12月物は0.56ドル安の51.87ドルとなった。

    この日は早朝から午前中ごろにかけては堅調に推移。イラク北部クルド自治政府の独立問題をめぐる地政学的リスクや、米エネルギー情報局(EIA)が前日に発表した最新週の原油在庫が4週ぶりに減少したことが支援材料だった。また、対ユーロでのドル安もドル建てで取引される原油などの商品には追い風となっていた。

    しかし、原油相場はこのところ上昇基調にあり、買われ過ぎとの見方が広がっていたことから、この日は利益確定の売りなどが出やすく、相場は昼ごろからマイナス圏に沈んだ。

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