March 6, 2018 / 11:06 PM / 8 months ago

NY市場サマリー(6日)

[6日 ロイター] - <為替> ドルが主要通貨に対して下落、対円では一時105円台後半まで値下がりした。北朝鮮は非核化に向け米国と対話する意向があると韓国側が表明したことで、リスク選好の動きが広がる中、豪ドルやニュージーランドドル、韓国ウォンなどが買われた。

ただ、「米国と貿易相手国との間で今後、貿易摩擦が強まる恐れもあることから、全面的に買いを入れるにはまだ早過ぎる」(コモンウエルスFXのオマー・エジナー氏)などと、警戒する声も聞かれた。

市場では8日の欧州中央銀行(ECB)理事会や9日の日銀政策決定会合の行方が注目されている。

<債券> 不安定な取引の中、国債利回りはほぼ横ばいとなった。トランプ米大統領が鉄鋼とアルミニウムに対する輸入制限の発動は控え、世界的な貿易戦争は回避されるとの楽観的な見方が出ていることなどが背景。

またトランプ大統領はこの日、韓国が北朝鮮は非核化を巡り米国と対話を行う意思を示したと伝えたことについて、北朝鮮の非核化に「進展の可能性」が見られていると指摘。米朝間の緊張緩和の可能性が示されたことが安全資産とされる米債への需要の低減につながった。

朝方の取引では、米ドラッグストア大手CVSヘルス(CVS.N)が医療保険エトナ(AET.N)の買収資金調達に向け、9トランシェから成る400億ドルの社債を発行したことが相場の重しとなっていた。

<株式> 小幅高で取引を終了。トランプ米大統領が鉄鋼・アルミニム製品に輸入関税を課す計画を実行に移すかどうかを巡り、政府や議会から異なるシグナルが出される中、貿易戦争に発展することへの懸念から、米株市場は値動きの荒い展開となった。

この日は、トランプ大統領が先週明らかにした鉄鋼とアルミニウムの輸入製品に高い関税を課す計画について、貿易交渉の手段に過ぎず、実行には移されないとの見方から米株を買う動きがあったものの、その後の大統領の発言などで不透明感が広がり、上値は抑えられた。

個別銘柄で値動きが目立ったのは小売大手ターゲット(TGT.N)。第4・四半期(2月3日まで)決算で利益が予想を下回ったことから、4.5%安となった。

半導体大手クアルコム(QCOM.O)は2.9%安。米政府の安全保障パネルが、ブロードコム(AVGO.O)によるクアルコム買収提案の全面調査を正当付ける安全保障上の懸念要因を特定したことを受けた。

<金先物> ドルが対ユーロで下落したことに伴う割安感などを背景に反発した。

韓国の鄭義溶国家安保室長は6日、南北首脳会談を4月末に開催することで北朝鮮側と合意したと明言。北朝鮮側は米国と対話する用意を表明した。これを受けて、ドル売りが対ユーロなどで進行。ドル建てで取引される金に割安感が生じたため、金が買われた。

トランプ米大統領が鉄鋼とアルミニウムの輸入制限措置の発動を週内にも正式決定する姿勢を見せているため、「貿易戦争」を引き起こすのではないかとの警戒感がくすぶっていることも安全資産としての金買いを後押しした。

<米原油先物> 原油先物相場は、対ユーロでのドル安を受けた割安感による買いと、米国内の増産懸念を背景とした売りが交錯し、方向感に乏しい商いとなった。

韓国と北朝鮮が4月末に11年ぶりとなる首脳会談を開催する見通しとなったことを受け、早朝の外国為替市場ではドル売り・ユーロ買いが急速に進行。ドル建てで取引される原油先物は割安感を追い風に買われ、朝方には一時63.28ドルまで上昇した。

ただ、その後は需給不均衡に対する警戒感が再燃し、もみ合う展開。

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