September 20, 2018 / 10:36 PM / 25 days ago

NY市場サマリー(20日)

[20日 ロイター] - <為替> ドルが広範な通貨に対して下落した。今週に入り米中が新たな関税措置を相互に発表したものの、予想されたほど事態は深刻にならなかったことでリスク選好度が回復し、安全資産としてのドルに対する需要が減退した。

米中の関税措置に為替相場は当初は反応したものの、その後はおおむね落ち着いて推移しており、市場関係者の間では、少なくとも当面は米中間の通商問題で世界的な衝撃が引き起こされることはないとの見方が広がっている。

アナリストは、堅調な米経済指標や米利上げ観測などはすでに織り込まれているため、ドル強気派は相場を一段と押し上げる理由を探すのに苦労していると指摘。ただ、一部市場参加者の間ではドルの軟調な状態は長続きしないとの見方も出ている。

<債券> 長期債利回りが低下。米中貿易摩擦の継続や英国の欧州連合(EU)離脱(ブレグジット)を巡る不透明感を受け、安全資産買いが強まった。

米失業保険申請件数の改善などで、利回りは一時押し上げられたが、市場では米中の貿易摩擦への注目が大きかった。

一部のアナリストは、中国が米国債の購入縮小など、貿易以外の面で報復措置に出る恐れがあると懸念している。

アナリストは、英EU離脱交渉を巡る不透明感も米国債利回りの重しになったと指摘した。

<株式> 上昇し、ダウ工業株30種.DJIは過去最高値で終了した。貿易問題を巡る懸念が和らぎ、買いが優勢となった。

ハイテク株がナスダックとS&P総合500種の上げを主導。S&P500は終値ベースで最高値を付けた。マイクロソフト(MSFT.O)は1.7%、アップル(AAPL.O)は0.8%それぞれ上昇した。

ドルの主要通貨に対する指数.DXYが約10週間ぶり安値を付けたことも相場の押し上げ要因となった。

主要ハイテク株「FAANG」では、ネットフリックス(NFLX.O)が下落。フェイスブック(FB.O)、アップル、アマゾン・ドット・コム(AMZN.O)、グーグルの親会社アルファベット(GOOGL.O)は0.8─1.8%上昇した。

<金先物> 対ユーロでのドル安先行に伴う割安感などから買いが優勢となり、続伸した。

外国為替市場では対ユーロでドル安が進行。ドル建てで取引される金塊などの商品に割安感が生じたことから、金が買われた。

ただ、米中間の「貿易戦争」激化への警戒感が後退する中、投資家のリスク選好意欲が高まり、米株相場が続伸。安全資産としての金を買う動きは限られ、相場の上値は重かった。

<米原油先物> トランプ米大統領がツイッターで石油輸出国機構(OPEC)が石油価格を引き上げていると批判したことなどを受けて、3日ぶりに反落した。

外国為替市場ではドル安・ユーロ高が進行し、朝方の原油相場は堅調に推移していた。またOPECが増産に踏み切ることはないとの観測が強まっていることも支援材料だった。

ただ、トランプ米大統領は20日早朝、OPECが石油価格をつり上げているとツイッ

ターで批判し、「すぐに価格を引き下げる必要がある」と要求。これを受けて、次第に売

りが優勢となり、相場はマイナス圏に沈んだ。

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