November 7, 2018 / 10:54 PM / 13 days ago

訂正:NY市場サマリー(7日)

[7日 ロイター] - <為替> ニューヨーク外為市場では、前日の中間選挙の結果が消化されるに従いドル相場は下げ幅を縮小(訂正)。当初は「ねじれ」議会が現実のものとなったことで一段の財政刺激策の導入は困難になるとの見方からドルは急落していた。午後に入ってからは市場の焦点は連邦準備理事会(FRB)が8日まで2日間の日程で開いている連邦公開市場委員会(FOMC)にシフト。

FRBは年初からこれまでに3回の利上げを実施。今回のFOMCでは政策を据え置くとの見方が大勢となっているが、12月の次回会合では利上げを決定する公算が大きく、FOMC声明の文言に注目が集まっている。来月の利上げはすでに織り込まれているため、ドルに対する新たな支援要因とはならないとの指摘もある。

主要6通貨に対するドル指数.DXYは0.13%安の96.196(訂正)。

ユーロ/ドルEUR=は0.05%高の1.143ドル(訂正)。一時は8月15日に付けた年初来安値の1.1301ドルを1%以上上回る場面もあった。

<債券> 長短利回り差が縮小。PGIMフィクストインカムの主任投資ストラテジスト、ロバート・ティップ氏は「ねじれ議会」となった選挙結果を受け、「議会が膠着状態となれば財政刺激の公算が薄れ、国債の発行規模や政策の不透明感の度合いも小さくなるはずだ」と指摘。

こうした見方を反映し、期間が長めの国債には買いが入り同利回りは低下。一方、追加利上げ観測が根強い中で期間が短めの国債は売られ、利回りは上昇した。

入札関連では、830億ドル相当の四半期定例入札(クオータリー・リファンディング)の締めくくりとなる30年債入札が行われた。入札額は190億ドルと過去最大。最高落札利回りは3.418%と2011年8月以来の高水準。応札倍率は2.06倍で、2009年2月以来の低水準だった。

流通市場で10年債US10YT=RR利回りは3.219%。2年債との利回り格差は約3ベーシスポイント(bp)縮小し26.70bpと、10月3日以来の低水準となった。

<株式> 米国株式市場は2%超上昇して終了。テクノロジーセクターやヘルスケアセクターを中心に幅広い銘柄が上昇した。中間選挙の結果を受け、ねじれ議会が株式市場を支援するとの見方から安心買いが入った。

S&P情報技術指数.SPLRCTとS&Pヘルスケア指数.SPLRCHMOはともに2.9%上伸。S&P総合500種の上げを主導した。S&P一般消費財.SPLRCDも3.1%高。アマゾン・ドット・コム(AMZN.O)が6.9%急伸、S&Pの個別銘柄で最大の上昇率を記録。

投資家の不安心理の度合いを示すシカゴ・オプション取引所(CBOE)のボラティリティー・インデックス(VIX指数).VIXは3.55ポイント低下し、16.36と終値ベースで約1カ月ぶりの低水準。

一部のストラテジストは、民主党が下院を制したことでトランプ氏はアマゾンへの規制強化に向けた取り組みで支持を得るのが困難になると指摘。

医療保険大手のヒューマナ(HUM.N)、アンセム(ANTM.N)、ユナイテッドヘルス・グループ(UNH.N)はいずれも最高値を記録。アイダホ、ユタ、ネブラスカの各州で、低所得者向け公的医療保険であるメディケイドの拡充が決まったことが背景。

透析サービス米最大手のダビータ(DVA.N)は10.9%高。

石油・ガス開発大手アナダルコ・ペトロリアム(APC.N)は5.7%高、ノーブル・エナジー(NBL.N)は4%高。コロラド州で石油・ガス掘削規則の厳格化案が否決されたことを好感した。

<金先物> ドル安・ユーロ高の先行に伴う割安感から買われ、小幅ながら4営業日ぶりに反発。中心限月12月物の清算値は前日比2.40ドル(0.20%)高の1オンス=1228.70ドル。

この日の外国為替市場では前日夜からドルが対ユーロで下落し、ドル建てで取引される金塊に割安感が生じたため、買いが先行。また米中間選挙では上下院で「ねじれ」が生じたことで、トランプ大統領による新たな景気刺激策の実現が困難となり、FRBによる利上げペースが幾分抑えられるのではないかとの思惑が浮上。金利を生まない資産である金には支援材料となった。ただ、米株の大幅続伸などを受け、安全資産とされる金の需要が減退したことに加え、FOMCの声明発表を翌8日に控えて様子見ムードも広がる中、次第に上値を削る展開となった。

<米原油先物> 米国内の産油量と在庫の増加を示す週報を受けて売りが膨らみ、8営業日続落。米国産標準油種WTI12月物の清算値は前日比0.54ドル(0.87%)安の1バレル= 61.67ドルと、中心限月としては3月15日以来約8カ月ぶりの低水準に沈んだ。1月物は0.52ドル安の61.82ドル。

ロシアとサウジアラビアが2019年中に産油量を減らす可能性をめぐって協議を開始したとの報を手掛かりに、早朝から買い戻しが先行していたが、午前中ごろに米エネルギー情報局(EIA)の在庫週報が発表されると、流れが変わった。同週報によると、原油在庫は560万バレル増と市場予想を大きく上回り、7週連続の積み増し。また、ガソリン在庫も予想外に増加したことから、米国内の供給過剰懸念が広がり、原油相場は反転下落、昼ごろには一時61.20ドルの安値を付けた。

*見出しと本文1段落目のドルの値動きを「下げ幅縮小」に修正し、本文6段落目のドル指数、本文7段落目のユーロ/ドルの値動きも修正しました。

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