January 9, 2019 / 10:17 PM / 10 days ago

NY市場サマリー(9日)

[9日 ロイター] - <為替> ドルが下落。昨年10月以来の安値を付けた。米中通商協議に対する楽観的な見方を背景に安全資産への投資が後退しているほか、米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨がハト派的な内容だったことが重しとなった。

FXストリート・ドット・コム(ニューヨーク)のシニアアナリスト、ジョセフ・トレヴィザニ氏は「FRBが利上げ見通しを再び活発化させるのはおそらく年半ばになるだろう」との見方を示した。

9日まで延長された米中通商協議も原油高やセンチメント改善につながった。

TDセキュリティーズ(ニューヨーク)のシニア外為ストラテジスト、メイゼン・イッサ氏は「前四半期のようにネガティブな状況にならなければ、3月1日の交渉期限までに妥結しないとしても何かしらの進展があったとみられるだろう。見通しに対するダウンサイドリスクが低下するというだけで、ささやかながら楽観的な見方が広がる」と述べた。

<債券> 利回りが一時2週間ぶりの高水準を付けたが、その後低下した。米連邦準備理事会(FRB)当局者らが相次いでハト派的発言をしたほか、米10年債入札が強い内容となったことが背景。

シカゴ地区連銀のエバンズ総裁、アトランタ地区連銀のボスティック総裁、ボストン地区連銀のローゼングレン総裁らが相次いで追加利上げに慎重な姿勢を示した。

午後に公表された昨年12月18─19日の連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨では、多数のメンバーが将来の利上げに忍耐を持つことが可能と表明していたことが判明した。また金利据え置きが好ましいとするメンバーも数人いたという。

シーポート・グローバル・ホールディングスのマネジングディレクター、トム・ディガロマ氏は「FOMC議事要旨はハト派寄りで、ほとんどのメンバーが追加利上げに慎重になれると考えている」とし、3月の利上げが難しくなるとの見方を示した。

<株式> 4営業日続伸して取引を終えた。米中通商協議が進展の兆しを見せ、アップルや半導体メーカーなど貿易動向に敏感な銘柄が上げを主導した。

S&P総合500種.SPXはクリスマス前後に付けた20カ月ぶりの安値から約10%上昇している。米中が通商協議で合意するとの期待が高まり、貿易摩擦による世界経済への影響懸念が幾分和らいでいる。

S&P情報技術指数.SPLRCTは1.50%上昇。日本経済新聞は9日、アップル(AAPL.O)が昨年秋に発売した新型3機種のスマートフォン「iPhone(アイフォーン)」を減産することが分かったと報じたが、アップル株は1.70%上伸した。

フィラデルフィア半導体指数.SOXが2.52%上昇した。半導体メーカーは、中国からの収入が大きな比率を占める多国籍企業。

同じく中国事業の比率が大きい航空大手ボーイング(BA.N)も0.97%高となった。S&P工業指数.SPLRCIは0.63%高。

<金先物> 対ユーロでのドル安先行に伴う割安感などを背景に買いが入り、反発した。

朝方にドル安・ユーロ高が進行、ドル建てで取引される金塊などの商品は割安感から買われた。また、一部関係者の間では原油の急伸が金相場の地合いを支えたとの指摘もあった。

清算値確定後に発表された米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨では、金融市場の動揺や世界経済の減速懸念が強まる中、「将来の適切な利上げ幅とタイミングはより従来より不透明」と、利上げペースの鈍化が妥当との見方を示していたことが明らかになったため、発表後には上げ幅を若干拡大した。

<米原油先物> ドル安・ユーロ高の進行に伴う割安感や、米中通商協議の進展期待を背景とした地合いの改善を受け、8営業日続伸となった。米国産標準油種WTI2月物は中心限月としては2018年12月13日以来約1カ月ぶりの高値水準を回復。

米エネルギー情報局(EIA)が午前に発表した週報では、原油在庫の減少幅が170万バレルにとどまったほか、ガソリン在庫が810万バレル増(市場予想は340万バレル増)、ディスティレート(留出油)が1060万バレル増(同190万バレル増)とそろって大幅な積み増しを記録した。

これを受けて需給緩和懸念が広がり、相場はいったん上げ幅を縮小。しかし、米中両国による貿易摩擦解消に向けた協議の進展に楽観的な見方が広がる中、株式と並んでリスク資産とされる原油に対する買い意欲は衰えず、午後には一段高となった。

ドル/円 NY終値 108.16/108.19 JPY22H=

始値 108.91 JPY=

高値 108.93

安値 107.98

ユーロ/ドル NY終値 1.1541/1.1545 EUR22H=

始値 1.1454 EUR=

高値 1.1554

安値 1.1447

米東部時間

30年債(指標銘柄) 17時05分 107*07.50 3.0060% US30YT=RR

前営業日終値 107*16.50 2.9920%

10年債(指標銘柄) 17時05分 103*17.50 2.7118% US10YT=RR

前営業日終値 103*16.50 2.7150%

5年債(指標銘柄) 17時05分 100*11.25 2.5492% US5YT=RR

前営業日終値 100*08.00 2.5710%

2年債(指標銘柄) 17時05分 99*28.63 2.5550% US2YT=RR

前営業日終値 99*26.88 2.5830%

終値 前日比 %

ダウ工業株30種 23879.12 +91.67 +0.39 .DJI

前営業日終値 23787.45

ナスダック総合 6957.08 +60.08 +0.87 .IXIC

前営業日終値 6897.00

S&P総合500種 2584.96 +10.55 +0.41 .SPX

前営業日終値 2574.41

COMEX金 2月限 1292.0 +6.1 GCv1<0#GC:>

前営業日終値 1285.9

COMEX銀 3月限 1573.5 +2.2 SIv1<0#SI:>

前営業日終値 1571.3

北海ブレント 3月限 61.44 +2.72 LCOc1<0#LCO:>

前営業日終値 58.72

米WTI先物 2月限 52.36 +2.58 CLc1<0#CL:>

前営業日終値 49.78

CRB商品指数 179.0435 +3.0789 .TRCCRB

前営業日終値 175.9646

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