March 4, 2019 / 10:50 PM / 22 days ago

NY市場サマリー(4日)

[4日 ロイター] - <為替> 終盤のニューヨーク外為市場では米中通商合意が近づいたとの見方が広がり、ドルが対主要通貨バスケットで上昇した。

ドル指数.DXYは0.16%高の96.678。

ドルは対円JPY=EBSで小幅安の111.73円となったが、前週末に付けた10週間ぶり高値(112.08円)付近で推移した。

米国と中国は、少なくとも2000億ドル相当の中国製品にかかる米国の関税を後退させる合意に近付いているもようだ。関係筋が3日、明らかにした。ただ合意時期や詳細は依然不透明だ。

米10年債利回りUS10YT=RRが前週、1カ月ぶり水準に上昇したこともドルを下支えした。

トランプ米大統領は2日、連邦準備理事会(FRB)の金融引き締めはドル高につながり、米国の競争力を阻害していると批判。これを受け、ドルの上値は重かった。

ユーロは対ドルで0.33%安の1.1331ドル。欧州中央銀行(ECB)が今週の理事会で、新たな貸出条件付き長期資金供給オペ(TLTRO)を公表する可能性があると、一部アナリストはみている。

クレディ・アグリコルの調査担当幹部は「ECB理事会開催を週内に控え、ハト派的な観測が相当織り込まれており、ドラギ総裁は市場予想を上回る内容の公表に腐心するとみられ、このことがユーロの追い風となる可能性もある」と話した。

<債券> 米金融・債券市場では国債価格が上昇(利回りは低下)した。前週末の値下がりを受け、この日は買い戻しが入った。

BMOキャピタルマーケッツの米国金利ストラテジスト、ジョナサン・ヒル氏はこの日の上げについて「特に目新しいファンダメンタル要因はなく、前週末の下げからやや値を戻した」と指摘した。

米中通商協議を巡って、ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)は3日、両政府間の協議進展を踏まえ、トランプ米大統領と中国の習近平国家主席が3月27日ごろに首脳会談を開き、正式に通商合意を結ぶ可能性があると報じた。

TD証券の金利ストラテジスト、ゲンナディ・ゴールドバーグ氏は「市場は前日の海外市場での前向きな材料を一部受け流していた」とした上で、市場は交渉が成立する可能性をある程度織り込み済みで、実際に調印され実行に移されるのかを見極めようとしていると述べた。

10年債US10YT=RR利回りは3.3ベーシスポイント(bp)低下し2.722%。30年債US30YT=RR利回りは3.2bp低下し3.091%。2年債US2YT=RR利回りは1.4bp低下し2.545%。

今週は連邦準備理事会(FRB)当局者の発言や雇用統計などが注目される。このうち当局者発言では、ウィリアムズ米ニューヨーク連銀総裁が6日、ブレイナード理事が7日、パウエル議長が8日に発言を行う。

<株式> 米国株式市場は下落して取引を終えた。一時は米中通商合意を巡る楽観的な見方から上昇していたが、弱い内容となった米建設支出データやヘルスケア株の下落に圧迫された。

米商務省が発表した2018年12月の建設支出は予想外の減少となった。民間部門と公共部門がともに落ち込み、政府が第4・四半期の国内総生産(GDP)予想を下方修正するとの見方につながった。

米株市場は下げに転じる前、トランプ米大統領と中国の習近平国家主席が3月27日ごろに首脳会談を開き、正式に通商合意を結ぶ可能性があるとの報道を受けて上昇していた。

S&Pヘルスケア指数.SPXHCは1.3%急落してS&Pの主要セクターの中で最大の下落率を記録した。

医療保険大手ユナイテッドヘルス・グループ(UNH.N)は4.1%値下がりし、ダウ工業株30種を押し下げた。その他の医療保険株も大幅に下落した。

<金先物> ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金塊先物相場は、ドル高・ユーロ安の進行に伴う割高感に押され、6営業日続落した。4月物の清算値は前週末比11.70ドル(0.90%)安の1オンス=1287.50ドルと、中心限月ベースで1月24日以来約1カ月ぶりの安値を更新した。

外国為替市場ではこの日、ドル高・ユーロ安が進行し、ドル建てで取引される金は割高感から売りが先行した。また、米メディアは3日、米中両国が貿易協議で合意に至れば、互いの輸入品に昨年発動した制裁・報復関税の一部撤回を検討していると報道。米中貿易交渉が近くまとまるのではないかとの期待が広がる中、安全資産としての金の魅力は低下し、相場は一時1283.80ドルまで下落した。

<米原油先物> ューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物相場は、国際石油市場の需給均衡化への期待を背景に買いが入り、反発した。

ロイターが1日に公表した調査結果によると、2月の石油輸出国機構(OPEC)の産油量は4年ぶりの低水準となったもよう。また、OPEC非加盟国ロシアの2月の産油量も2018年10月に比べて日量10万バレル近く減少したと報じられ、協調減産合意に沿った動きを市場は好感した。

ドル/円 NY終値 111.74/111.75 JPY22H=

始値 111.87 JPY=

高値 111.98

安値 111.64

ユーロ/ドル NY終値 1.1337/1.1342 EUR22H=

始値 1.1331 EUR=

高値 1.1346

安値 1.1310

米東部時間

30年債(指標銘柄) 17時05分 98*06.50 3.0924% US30YT=RR

前営業日終値 97*19.50 3.1230%

10年債(指標銘柄) 16時27分 99*04.50 2.7241% US10YT=RR

前営業日終値 98*28.00 2.7550%

5年債(指標銘柄) 17時05分 99*09.00 2.5293% US5YT=RR

前営業日終値 99*05.00 2.5560%

2年債(指標銘柄) 17時05分 99*29.38 2.5425% US2YT=RR

前営業日終値 99*28.38 2.5590%

終値 前日比 %

ダウ工業株30種 25819.65 -206.67 -0.79 .DJI

前営業日終値 26026.32

ナスダック総合 7577.57 -17.79 -0.23 .IXIC

前営業日終値 7595.35

S&P総合500種 2792.81 -10.88 -0.39 .SPX

前営業日終値 2803.69

COMEX金 4月限 1287.5 ‐11.7 GCv1<0#GC:>

前営業日終値 1299.2

COMEX銀 5月限 1510.5 ‐15.1 SIv1<0#SI:>

前営業日終値 1525.6

北海ブレント 5月限 65.67 +0.60 LCOc1<0#LCO:>

前営業日終値 65.07

米WTI先物 4月限 56.59 +0.79 CLc1<0#CL:>

前営業日終値 55.80

CRB商品指数 181.0949 ‐0.4006 .TRCCRB

前営業日終値 181.4955

0 : 0
  • narrow-browser-and-phone
  • medium-browser-and-portrait-tablet
  • landscape-tablet
  • medium-wide-browser
  • wide-browser-and-larger
  • medium-browser-and-landscape-tablet
  • medium-wide-browser-and-larger
  • above-phone
  • portrait-tablet-and-above
  • above-portrait-tablet
  • landscape-tablet-and-above
  • landscape-tablet-and-medium-wide-browser
  • portrait-tablet-and-below
  • landscape-tablet-and-below