March 5, 2019 / 11:07 PM / in 13 days

NY市場サマリー(5日)

[5日 ロイター] - <為替> ニューヨーク外為市場は、ドルが対通貨バスケットで一時2週間ぶりの高値を付けた。新築住宅販売など米指標が堅調で、景気不安を幾分和らげた。

ドル指数.DXYは0.17%高の96.895。一時2週間ぶり高値となる97.008を記録する場面もあった。

商務省が発表した2018年12月の新築一戸建て住宅の販売戸数(季節調整済み)は、年率換算で前月比3.7%増の62万1000戸となり、戸数ベースで5月以来7カ月ぶりの高水準となった。

ユーロは対ドルEUR=EBSで一時2週間ぶり安値となる1.12895ドルを付けた。直近では0.32%安の1.1304ドル。欧州中央銀行(ECB)が7日の理事会で、来年までの利上げ先送りを示唆したり、新たな貸出条件付き長期資金供給オペ(TLTRO)を近く公表したりするとの期待が広がる。

コメルツ銀行のアナリストは「ECBが7日発表する最新経済見通しは、従来より抑えられた姿を示す可能性がある」と指摘。ユーロは1.13ドル台を狙っているようだと話した。

<債券> 米金融・債券市場では、朝方発表された非製造業部門に関する経済指標を受け国債利回りは上昇していたが、その後に米中通商協議を巡る懸念が再燃したことで、上昇分はほぼ相殺された。

米供給管理協会(ISM)が公表した2月の非製造業総合指数(NMI)は3.0ポイント上昇の59.7となり、3カ月ぶりの高水準となった。アナリスト予想の57.3も大きく上回った。景気指数が5.0ポイント上昇の64.7と市場予想の59.9を上回り、2005年8月以来の高水準となったほか、新規受注指数は65.2と05年8月以来の高水準となった。

これを受け、米連邦準備理事会(FRB)が年内に利上げを実施するとの見方が強まり、国債利回りは上昇。ボヤ・インベストメント・マネジメントの最高投資責任者(CIO)、マット・トムズ氏は「ISMの非製造業指数は最も信頼性の高い指標の1つで、米経済成長が反転していないことを示すリアルタイムの情報だったと受け止めている。米経済はリセッション(景気後退)に向かってはいないようだ」と述べた。

この日はこのほか、米小売大手ターゲット(TGT.N)の好決算を受け、米小売売上高は昨年12月の小売統計で示されたほど軟調ではない可能性があるとの見方が台頭。国債利回りの上昇につながった。

ただ通商問題を巡る懸念が再燃したことで、利回りの上昇は反転。ポンペオ国務長官は、米中通商合意が満足のいく内容にならなければトランプ大統領に受け入れる意向はないとの見解を表明。「事は順調に運んでいるが、(合意は)適切でなければならない」と語った。トランプ大統領はこのほか、インドを一般特恵関税制度(GSP)対象国から除外する意向も表明した。

<株式> 米国株式市場は値動きの荒い展開の中、続落して取引を終えた。小売企業の決算が好調となる中、電機大手ゼネラル・エレクトリック(GE)(GE.N)株が値下がりし、相場を圧迫した。S&P総合500種はこのところの上昇を受けて重要な節目水準が意識された。

米中通商協議を巡る懸念も重しとなった。ポンペオ米国務長官は、通商合意が満足のいく内容とならなければトランプ大統領に受け入れる意向はないとした上で、米政府は引き続き合意形成に向けて注力するとの見解を示した。

S&P総合500種は、米中通商合意への期待や米連邦準備理事会(FRB)が積極的な利上げを行わないとの見方を背景に今年に入って11%上昇している。

チェリー・レーン・インベストメンツのパートナー、リック・メクラー氏は「市場がこれほど上昇していることを踏まえると、投資家は今後もさらに上昇すると思えるきっかけとなるイベントがない限り、急いで多くの資本を新たに投入することはしないだろう」と指摘した。

投資家はS&P総合500種が2800を突破できるかどうかに注目している。同指数は、数営業日にわたってこの水準近辺で取引されている。

<金先物> ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金塊先物相場は、良好な米経済指標の発表を受けたドル高・ユーロ安の進行に圧迫され、7営業日続落となった。

この日開幕した全国人民代表大会で、2019年の中国経済の成長率目標が引き下げられたほか、2月の中国製造業PMI(購買担当者景況指数)が景気拡大・縮小の境目とされる50を下回ったことなどが買い意欲を支え、金相場は未明ごろまでは小高い水準で推移していた。

しかし、世界的な株価の底堅さや対ユーロでのドル相場の堅調が重しとなり、早朝にかけてはマイナス圏に転落。さらに、午前に発表された18年12月の米新築住宅販売件数と2月の米サプライ管理協会(ISM)非製造業景況指数が市場予想を上回る強い内容となったことを受けてドルが対ユーロで急伸し、ドル建て商品の金塊先物は一段の売り圧力にさらされた。

<米原油先物> ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物相場は、国際石油市場の需給均衡化への期待を背景とした買いが先行したものの、対ユーロでのドル高に伴う割高感などに押され、ほぼ横ばいとなった。

朝方は、石油輸出国機構(OPEC)加盟国による減産の動きが一段と進む中、非加盟の有力産油国ロシアのノバク・エネルギー相が3月は協調減産ペースを加速させる意向を表明。これを受けて世界的な需給均衡化への期待が広がり、原油買いが活発化した。

ただ、買い一巡後は売り買いが交錯し、前日清算値を挟んでもみ合う展開となった。良好な米経済指標を受けて、外国為替市場ではドル高・ユーロ安が進行。ドル建てで取引される原油などの商品に割高感が生じ、売りが誘われた。また、ポンペオ米国務長官があるメディアとのインタビューで、トランプ大統領は完璧でなければ中国との貿易取引を拒否すると表明したとの報が伝わり、米中貿易交渉の行方をめぐる不透明感も原油相場の上値を重くした。

ドル/円 NY終値 111.89/111.90 JPY22H=

始値 111.95 JPY=

高値 112.12

安値 111.80

ユーロ/ドル NY終値 1.1306/1.1310 EUR22H=

始値 1.1332 EUR=

高値 1.1340

安値 1.1290

米東部時間

30年債(指標銘柄) 17時04分 98*12.50 3.0826% US30YT=RR

前営業日終値 98*08.00 3.0900%

10年債(指標銘柄) 17時05分 99*06.00 2.7187% US10YT=RR

前営業日終値 99*05.00 2.7220%

5年債(指標銘柄) 17時05分 99*09.00 2.5293% US5YT=RR

前営業日終値 99*08.75 2.5310%

2年債(指標銘柄) 17時05分 99*29.13 2.5466% US2YT=RR

前営業日終値 99*29.25 2.5450%

終値 前日比 %

ダウ工業株30種 25806.63 -13.02 -0.05 .DJI

前営業日終値 25819.65

ナスダック総合 7576.36 -1.21 -0.02 .IXIC

前営業日終値 7577.57

S&P総合500種 2789.65 -3.16 -0.11 .SPX

前営業日終値 2792.81

COMEX金 4月限 1284.7 ‐2.8 GCv1<0#GC:>

前営業日終値 1287.5

COMEX銀 5月限 1510.5 ‐0.0 SIv1<0#SI:>

前営業日終値 1510.5

北海ブレント 5月限 65.86 +0.19 LCOc1<0#LCO:>

前営業日終値 65.67

米WTI先物 4月限 56.56 ‐0.03 CLc1<0#CL:>

前営業日終値 56.59

CRB商品指数 181.8959 +0.8010 .TRCCRB

前営業日終値 181.0949

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