May 1, 2019 / 10:03 PM / in 18 days

NY市場サマリー(1日)

[1日 ロイター] - <為替> ドルが主要通貨に対して上昇。パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長が現在の政策スタンスは適切と表明したことを受け、利下げ観測が後退した。さえない米製造業統計でドルは当初値下がりする場面も見られた。

連邦公開市場委員会(FOMC)はこの日の会合で金利を予想通り据え置いた。パウエル議長は記者会見で「現時点の政策スタンスは適切で、いずれの方向にも動かす根拠は確認していない」とした上で「年内は良好な軌道に乗っている」との認識を示した。

終盤の取引で主要6通貨に対するドル指数.DXYは0.21%高の97.679。

CMEグループのFEDウオッチによると、金利先物が織り込む年末の利下げ確率は55%と、前日終盤の66%から低下した。

ユーロ/ドルEUR=はパウエル議長の発言に先立ち上昇し、1週間ぶりの高値を付けた。前日のユーロ圏の経済指標が比較的堅調だったことから、一部のヘッジファンドがユーロのショートポジションを買い戻したという。ただその後は売りに押され0.21%安の1.11925ドル。ドル/円JPY=は111.415円とほぼ変わらず。

<債券> 連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長が連邦公開市場委員会(FOMC)後の記者会見で今年のインフレ低下は一時的な要因によるものである可能性があると述べたことを受け、国債利回りが上昇した。

FRBはこの日まで2日間の日程で開いたFOMCでフェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を2.25─2.50%に据え置くことを決定。声明ではこのところのインフレ低下は想定よりも根強い公算があり、単にエネルギー価格の低下によるものではない可能性があるとの見解が示唆された。これを受け、国債利回りは約1カ月ぶりの水準に低下した。ただその後、パウエル議長が記者会見でインフレ低下は一時的な要因による可能性があると発言したことを受け、利回りは上向いた。

2年債US2YT=RR利回りはFOMC声明を受け2.21%と、3月28日以来の水準に低下したものの、終盤の取引では2.30%に上昇した。

10年債US10YT=RR利回りは一時2.46%と、4月1日以来の低水準を付けたが、その後は2.51%まで戻した。

2年債と10年債の利回り格差US2US10=TWEBは一時25ベーシスポイント(bp)と、昨年11月28日以来の水準に拡大し、その後21bpに戻した。

この日発表の米経済指標では、米供給管理協会(ISM)の4月の製造業景気指数が52.8と、2016年10月以来の低水準となった。これを受け、国債利回りが一時低下する場面もあった。

<株式> 下落。米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長の発言を受け、FRBが年内に利下げに動くとの見方が後退した。

FRBこの日まで開いた連邦公開市場委員会(FOMC)でフェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を2.25─2.50%に据え置くことを決定。ただパウエル議長は会見で、インフレの下押し要因による影響は一時的である可能性に言及した。

発言を受け、市場で広がっていた利下げ観測は後退。金利先物が織り込む年末の利下げ確率は低下した。

アップル(AAPL.O)がけん引して相場はおおむねプラス圏で推移し、S&P500は一時最高値を更新する場面もあった。同社が前日発表した四半期(1─3月)決算は、iPhoneの売り上げが大きく落ち込んだものの予想を上回り、750億ドル規模の自社株買いも新たに発表した。株価はこの日、4.9%高。

S&Pはほぼ全てのセクターが下落した。

<金先物>  米連邦準備理事会(FRB)による金融政策決定に注目が集まる中、小反落した。中心限月6月物の清算値は前日比1.50ドル(0.12%)安の1オンス=1284.20ドル。

海外株高などを背景としたリスク選好ムードに押され、早朝まで軟調に推移。米民間雇用サービス会社オートマティック・データ・プロセッシング(ADP)が朝方発表した4月の民間就業者数も市場予想を大幅に上回る結果となったため、金塊売りの流れが継続したが、米サプライ管理協会(ISM)発表の4月の製造業景況指数が市場予想を下回ったため、午前中にはプラス圏に浮上する場面もあった。

ただ、米連邦公開市場委員会(FOMC)声明と、それに続くパウエルFRB議長の記者会見を午後に控え、相場は間もなく小安い水準に押し戻された。

<米原油先物> 米国内の供給過剰懸念を背景に売りが優勢となり、反落した。米国産標準油種WTIの中心限月6月物の清算値は、前日比0.31ドル(0.49%)安の1バレル=63.60 ドル。7月物の清算値は0.29ドル安の63.69ドルだった。

米エネルギー情報局(EIA)がこの日午前に発表した最新週の米原油在庫は前週比990万バレル増と、市場予想(ロイター通信の拡大版調査)の150万バレル増を大幅に上回る在庫積み増し。在庫は4億7060万バレルと、2017年9月以来の高水準に達した。さらに、米国の原油生産量が日量10万バレル増の1230万バレルと、過去最高を記録。これを受けて、米国内の供給過剰に対する懸念が台頭。在庫週報発表後に売りが加速し、相場は一時62.77ドルまで下落した。また、ガソリン在庫が90万バレルの積み増しとなり、100万バレルの取り崩し予想を覆したことも嫌気されたもようだ。 ただ、売り一巡後は安値拾いやポジション調整の買い戻しが入って下げ幅を縮小。米国によるイランやベネズエラに対する制裁強化に加え、ベネズエラ情勢が緊迫化しているため、世界的に需給が逼迫するのではないかとの観測が相場を下支えしているとみられる。

ドル/円 NY終値 111.37/111.40 JPY21H=

始値 111.28 JPY=

高値 111.61

安値 111.06

ユーロ/ドル NY終値 1.1194/1.1198 EUR21H=

始値 1.1236 EUR=

高値 1.1265

安値 1.1189

米東部時間

30年債(指標銘柄) 17時05分 101*26.50 2.9077% US30YT=RR

前営業日終値 101*08.00 2.9370%

10年債(指標銘柄) 17時05分 101*02.00 2.5017% US10YT=RR

前営業日終値 101*00.50 2.5070%

5年債(指標銘柄) 17時05分 99*24.00 2.3033% US5YT=RR

前営業日終値 99*27.25 2.2820%

2年債(指標銘柄) 17時04分 99*28.38 2.3084% US2YT=RR

前営業日終値 99*30.88 2.2680%

終値 前日比 %

ダウ工業株30種 26430.14 -162.77 -0.61 .DJI

前営業日終値 26592.91

ナスダック総合 8049.64 -45.75 -0.57 .IXIC

前営業日終値 8095.39

S&P総合500種 2923.73 -22.10 -0.75 .SPX

前営業日終値 2945.83

COMEX金 6月限 1284.2 ‐1.5 GCv1<0#GC:>

前営業日終値 1285.7

COMEX銀 7月限 1472.9 ‐25.5 SIv1<0#SI:>

前営業日終値 1498.4

北海ブレント 7月限 72.18 +0.12 LCOc1<0#LCO:>

前営業日終値 72.06

米WTI先物 6月限 63.60 ‐0.31 CLc1<0#CL:>

前営業日終値 63.91

CRB商品指数 183.6609 ‐0.5891 .TRCCRB

前営業日終値 184.2500

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