May 2, 2019 / 10:02 PM / 2 months ago

NY市場サマリー(2日)

[2日 ロイター] - <為替> ドルが大多数の通貨に対して上昇した。前日のパウエル連邦準備理事会(FRB)議長のインフレを巡る発言を受け、利下げ観測が後退したことが背景。

英ポンドは、イングランド銀行(英中央銀行)が欧州連合(EU)離脱で政策の先行き不透明性は引き続き高くなっているとの認識を示したことを受け下落した。

終盤の取引で主要通貨に対するドル指数=USDは0.215%高の97.824となっている。

ドルは対ユーロで当初の下げから反転。ドイツ連邦統計庁が発表した3月の小売売上高指数が実質ベースで前月比0.2%低下と、ロイターがまとめた市場予想の0.4%ほど低下しなかったことなどを受け、ユーロは当初は上昇していた。

ユーロ/ドルEUR=EBSは0.18%安の1.1175ドル、ユーロ/円は0.1%安の124.605円。

英ポンド/ドルGBP=D3は0.15%安の1.3028ドル。英中銀はこの日、政策金利を0.75%に据え置くことを全会一致で決定。据え置きを決定するに当たり、欧州EUが英経済に及ぼす影響が明確になるまで待つことに差し迫ったリスクはないとの見解を示した。

<債券> 米金融・債券市場では、国債利回りが約1週間ぶりの水準に上昇した。パウエル連邦準備理事会(FRB)議長の前日の発言がタカ派的だったことを受け、FRBが年内に利下げに動くとの観測が後退したことが背景。

この日発表の米経済指標では、第1・四半期の非農業部門労働生産性(速報値)が季節調整済みの年率で前期比3.6%上昇し、2014年第3・四半期以来の大幅な伸びとなった。ただ債券相場への影響は軽微だった。

このほか、3月の製造業新規受注は前月比1.9%増と、18年8月以来の大幅増となった。

市場は労働省が3日に発表する4月の雇用統計に注目。企業向け給与計算サービスのオートマチック・データ・プロセッシング(ADP)とムーディーズ・アナリティクスが前日に発表した4月の全米雇用報告では、民間部門雇用者数が27万5000人増と、市場予想を大きく上回り、18年7月以来の高い伸びとなった。

<株式> 続落して取引を終えた。原油安につられてエネルギー株が下落した。前日のパウエル連邦準備理事会(FRB)議長発言を消化し続けた。

S&Pエネルギー指数.SPNYの下落がセクター別で目立ち1.71%安。米原油相場は供給過剰懸念を背景に2%強下落した。

パウエル氏は、インフレの下押し要因による影響は一時的である可能性に言及した。同氏の発言を受け、市場の年内利下げ予想が後退した。多くの投資家は、FRBの姿勢が理にかなうとみている。

個別銘柄では、米ダウ・デュポンDWDP.Nから分離した素材科学のダウ(DOW.N)が6.1%安。コア収益の減少が嫌気された。

米食品大手ケロッグ(K.N)は約3.4%下落した。最高投資責任者(CIO)交代人事や第1・四半期の減益決算が重しとなった。

完全菜食主義向け「ビーガンバーガー」の米ビヨンド・ミート(BYND.O)がナスダック市場に上場。163%高で初日の取引を終えた。

<金先物> 対ユーロでのドル高が重しとなり、続落した。中心限月6月物の清算値は前日比12.2 0ドル(0.95%)安の1オンス=1272.00ドルと、昨年12月下旬以来約4カ 月ぶりの安値を更新した。

前日、パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長は連邦公開市場委員会(FOMC)声明発表後の記者会見で、「金利をどちらの方向にも調整する根拠があるとはみていない」と述べ、景気減速を見据えた利下げは現時点では必要ないとの見解を示した。これを受けて、外国為替市場では対ユーロでドル高が先行。ドル建てで取引される金塊などの商品の割高感につながり、金相場は売りが先行した。ただ、この日の米株相場が下落したことで安全資産とされる金を買い戻す動きも見られたことから、相場は午前中ごろから下げ幅を圧縮した。

<米原油先物> 米国内で増産傾向が続いていることなどを嫌気し、大幅続落した。米国産標準油種WTIの中心限月6月物の清算値は、前日比1.79ドル(2.81%)安の1バレル=61. 81ドル。7月物は1.79ドル安の61.90ドルだった。

米エネルギー情報局(EIA)が1日午前に公表した週報によると、4月26日までの1週間の米産油量は日量1230万バレルと、過去最高を更新。原油在庫も市場予想を大きく上回った結果、戦略備蓄(SPR)を除いた全体で約1年7カ月ぶりの高水準となる4億7060万バレルに拡大した。外国為替市場ではドル買い・ユーロ売りが先行。ドル建てで取引される原油は割高感にも圧迫され、未明の時間帯から徐々に下げ足を速めた後、昼ごろには一時60.95ドルの安値を付けた。ただ、米政府はこの日、イラン産原油の全面禁輸を目指し、日本など8カ国・地域に認 めてきた制裁適用除外の措置を打ち切った。また、同じく米政府が制裁を強めるベネズエ ラでも、政権転覆を狙うデモ参加者と治安部隊の衝突が伝えられるなど政情不安が続いており、石油輸出国機構(OPEC)に加盟する両国からの供給逼迫(ひっぱく)懸念が相場を下支えし、あと下げ幅の一部を縮小した。

ドル/円 NY終値 111.50/111.53 JPY21H=

始値 111.52 JPY=

高値 111.56

安値 111.38

ユーロ/ドル NY終値 1.1176/1.1181 EUR21H=

始値 1.12 EUR=

高値 1.1212

安値 1.1171

米東部時間

30年債(指標銘柄) 17時05分 101*09.50 2.9343% US30YT=RR

前営業日終値 101*20.00 2.9180%

10年債(指標銘柄) 17時05分 100*22.00 2.5450% US10YT=RR

前営業日終値 100*31.50 2.5110%

5年債(指標銘柄) 17時00分 99*17.50 2.3467% US5YT=RR

前営業日終値 99*24.75 2.2980%

2年債(指標銘柄) 17時05分 99*26.00 2.3468% US2YT=RR

前営業日終値 99*28.75 2.3020%

終値 前日比 %

ダウ工業株30種 26307.79 -122.35 -0.46 .DJI

前営業日終値 26430.14

ナスダック総合 8036.77 -12.87 -0.16 .IXIC

前営業日終値 8049.64

S&P総合500種 2917.52 -6.21 -0.21 .SPX

前営業日終値 2923.73

COMEX金 6月限 1272.0 ‐12.2 GCv1<0#GC:>

前営業日終値 1284.2

COMEX銀 7月限 1461.7 ‐11.2 SIv1<0#SI:>

前営業日終値 1472.9

北海ブレント 7月限 70.75 ‐1.43 LCOc1<0#LCO:>

前営業日終値 72.18

米WTI先物 6月限 61.81 ‐1.79 CLc1<0#CL:>

前営業日終値 63.60

CRB商品指数 181.9021 ‐1.7588 .TRCCRB

前営業日終値 183.6609

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