July 25, 2019 / 11:39 PM / 4 months ago

NY市場サマリー(25日)

[25日 ロイター] - <為替> ユーロが対ドルで2カ月ぶりの安値から上昇した。欧州中央銀行(ECB)はこの日の理事会で金利据え置きを決定。[nL4N24Q400]市場では50%を超える確率で利下げが決定されるとの見方が織り込み済みとなっていたため、決定を受けユーロは上向いた。

TD証券(ニューヨーク)のシニア外為ストラテジスト、マゼン・イッサ氏は「ECB理事会を前に市場ではかなりハト派的な見方が出ていた」と指摘。実際の決定は、ユーロに対するショートカバーを入れることを示すものだったと述べた。

ラボバンクは、新たな資産買い入れプログラム実施の是非についてより詳細な情報を提供するという市場の期待にドラギ総裁が応えなかったと指摘した。

終盤の取引でユーロ/ドルEUR=は0.1%高の1.1146ドル。ドイツのIFO経済研究所が発表した7月の業況指数が軟調だったことを受け[nL4N24Q2JQ]、ユーロは一時1.1102ドルと、2カ月ぶりの安値を付けていた。

ユーロ/スイスフランEURCHF=は0.7%高の1.1046フラン、ユーロ/円EURJPY=は0.5%高の121.217円。

主要6通貨に対するドル指数.DXYは0.1%高の97.813。特にドルが円に対して上昇したことが寄与した。

ドル/円JPY=は0.5%高の108.71円。米経済指標がおおむね好調だったことが押し上げ要因となった。[nL4N24Q3UY][nL4N24Q3N4]

<債券> 国債利回りが上昇した。ECBのドラギ総裁が、ユーロ圏の景気後退リスクは低いとの認識を示したことが材料視された。[nL4N24Q44U]

終盤の取引で10年債US10YT=RR価格が7/32安、利回りは2.097%。利回りはECB声明発表直後、8日以来の低水準(2.011%)まで下げたが、ドラギ総裁の発言を受け2.100%まで上昇する場面もあった。

BMOキャピタル・マーケッツの金利ストラテジスト、ジョン・ヒル氏は「ドラギ総裁は見通しが悪化するなどと指摘したが、ECBは景気後退リスクの兆候についてかなり低いと引き続きみている。市場はこうした見方を幾分タカ派的と受け取った」と話した。

市場は、米連邦準備理事会(FRB)が30─31日の連邦公開市場委員会(FOMC)で利下げに踏み切ると確実視。CMEグループのFEDウォッチによると、金利先物相場が織り込む利下げ幅の予想確率は25ベーシスポイント(bp)が79%、50bpは21%となっている。

米国では26日公表予定の第2・四半期国内総生産(GDP)速報値に注目が集まりそうだ。

米財務省が行った320億ドルの7年債入札への需要は軟調だった。[nZXN0DMW2J]

24日に行われた410億ドルの5年債入札、23日実施された400億ドルの2年債入札もさえない結果に終わった。

<株式> 下落し、ダウ平均株価は128ドル安で取引を終了。自動車大手フォード・モーター(F.N)などの決算やドラギECB総裁発言が期待に届かず、失望売りを誘った。

引け後の時間外取引でアマゾン・ドット・コム(AMZN.O)が2%安。四半期決算で利益がアナリスト予想に届かなかった。

フォードは7.45%安。第2・四半期決算は利益が予想を下回ったほか、通年の利益見通しもアナリスト予想に届かなかった。[nL4N24P4VS]

半導体メーカーのザイリンクス(XLNX.O)は3.4%安。中国の通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)[HWT.UL]への販売規制の影響が響き、四半期決算見通しが弱い内容となった。

S&P情報技術指数.SPLRCTが0.8%安、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数).SOXも1.7%値下がりした。

歯科矯正装置メーカーのアライン・テクノロジー(ALGN.O)は27%急落し、S&P総合500種銘柄で下げが最も大きかった。今四半期の見通しが予想に届かなかった。

フェイスブック(FB.O)は1.9%安。ユーザーのプライバシー保護に向けた新たなルールやサービス変更に伴い、売り上げの伸びが来年にかけて鈍化する見通しを示し嫌気された。[nL4N24P4UW]

<金先物> 堅調な米経済指標などを受けて売りが優勢となり、反落した。中心限月8月物の清算値は前日比8.90ドル(0.63%)安の1オンス=1414.70ドル。米商務省が朝方に発表した6月の耐久財受注額は市場予想を大きく上回った。また、最新週の新規失業保険申請件数も予想よりも良好な内容だった。これらの統計を受け、安全資産とされる金の需要は減退。金相場には下落圧力がかかった。

市場の注目は今月末のFOMCに集まっている。今回の会合では25bpの利下げはほぼ確実視されているものの、今後の金融政策運営方針について見極めたいとの思惑が広がっている。

<米原油先物> 原油在庫の急減にもかかわらず下落した前日の反動で買い戻しが入り、小反発した。米国産標準油種WTIの中心限月9月物の清算値は、前日比0.14ドル(0.25%)高の1バレル=56.02ドル。10月物は0.16ドル高の56.16ドルだった。

24日の相場は、午前までに発表された官民の週報で、米国内原油在庫が市場予想を大きく上回る取り崩しとなったことをきっかけに、一時上げ幅を拡大。しかし、原油在庫の急減は、ハリケーンの接近に伴って米メキシコ湾岸周辺の石油関連施設が操業を停止していたためとの見方に打ち消され、結局、同日の清算値は反落となった。

しかし、ホワイトハウスは24日、30日から中国・上海で閣僚級の貿易協議を開くと発表。世界経済の成長の足かせとなっている米中貿易摩擦が緩和されれば、エネルギー需要が上向くとの期待を手掛かりに、25日朝にかけて相場はジリ高で推移した。ただ、米欧などの経済指標の悪化が目立っている中で需要の先細り懸念は根強く、57ドルの節目を試した後は上値の重い展開が続いた。

ドル/円 NY終値 108.62/108.65 JPY21H=

始値 108.05 JPY=

高値 108.75

安値 108.05

ユーロ/ドル NY終値 1.1145/1.1149 EUR21H=

始値 1.1138 EUR=

高値 1.1187

安値 1.1102

米東部時間

30年債(指標銘柄) 17時01分 105*15.50 2.6090% US30YT=RR

前営業日終値 106*05.00 2.5780%

10年債(指標銘柄) 16時59分 102*18.50 2.0828% US10YT=RR

前営業日終値 102*28.00 2.0500%

5年債(指標銘柄) 17時05分 99*15.00 1.8618% US5YT=RR

前営業日終値 99*20.63 1.8250%

2年債(指標銘柄) 17時00分 99*24.63 1.8680% US2YT=RR

前営業日終値 99*27.25 1.8260%

終値 前日比 %

ダウ工業株30種 27140.98 -128.99 -0.47 .DJI

前営業日終値 27269.97

ナスダック総合 8238.54 -82.96 -1.00 .IXIC

前営業日終値 8321.50

S&P総合500種 3003.67 -15.89 -0.53 .SPX

前営業日終値 3019.56

COMEX金 8月限 1414.7 ‐8.9 GCv1<0#GC:>

前営業日終値 1423.6

COMEX銀 9月限 1641.1 ‐21.5 SIv1<0#SI:>

前営業日終値 1662.6

北海ブレント 9月限 63.39 +0.21 LCOc1<0#LCO:>

前営業日終値 63.18

米WTI先物 9月限 56.02 +0.14 CLc1<0#CL:>

前営業日終値 55.88

CRB商品指数 177.8836 ‐0.3383 .TRCCRB

前営業日終値 178.2219

0 : 0
  • narrow-browser-and-phone
  • medium-browser-and-portrait-tablet
  • landscape-tablet
  • medium-wide-browser
  • wide-browser-and-larger
  • medium-browser-and-landscape-tablet
  • medium-wide-browser-and-larger
  • above-phone
  • portrait-tablet-and-above
  • above-portrait-tablet
  • landscape-tablet-and-above
  • landscape-tablet-and-medium-wide-browser
  • portrait-tablet-and-below
  • landscape-tablet-and-below