July 30, 2019 / 10:18 PM / 24 days ago

NY市場サマリー(30日)

[30日 ロイター] - <為替> 米連邦公開市場委員会(FOMC)に注目が集まる中、ドルは狭いレンジ内ので動きに終始した。

連邦準備理事会(FRB)はこの日から2日間の日程で開いているFOMCで25ベーシスポイント(bp)の利下げを決定するとの見方が大勢。利下げは1回限りのものになるのか、それとも利下げサイクルが開始されるのか、FRBが発するガイダンスが注目されている。

ユーロ/ドルEUR=は前週に付けた26カ月ぶり安値の1.110ドルを上回る水準で安定化。ただFRBが明日、予想通りに利下げを決定すればユーロは対ドルで下落する可能性がある。

この日の外為市場で最も大きく動いたのは英ポンドGBP=。アジア取引時間帯に1.212ドルと、28カ月ぶりの安値を更新した。[nL4N24V26O]

英国が10月31日に合意なしに欧州連合(EU)から離脱する可能性への警戒感が広がる中、ニューヨーク取引時間の終盤では0.44%安の1.216ドルで推移。対ユーロでも0.52%安の91.66ペンスとなっている。対ユーロでは91.88ペンスまで下落し、2年ぶり安値を更新した。

円は対ドルJPY=で0.16%高の108.62円。日銀は29─30日に開いた金融政策決定会合で、現行の金融政策維持を賛成多数で決めた。[nL4N24V1PH]

<債券> FOMCが始まる中、堅調な指標を受けて国債利回りがおおむねレンジ内で推移した。

終盤の取引で、10年債利回りUS10YT=RRは1bp上がって2.063%。3.5bpの取引レンジ内で推移した。

FRBが貿易摩擦に伴うリスクに対応するため保険として利下げに踏み切るのか、景気後退回避に向け複数回金利を引き下げる用意があるのかについて、トレーダーらは兆候に目を凝らす。

CMEグループのFEDウォッチによると、31日の利下げは金利先物市場に完全に織り込まれている。利下げ幅の予想確率は25bpが78%、50bpは22%となっているFFN9FFQ9。31日に利下げした場合、年内にさらに1回以上の25bp利下げが行われる見通しを織り込む。

ジャナス・ヘンダーソンの世界債券部門共同責任者は、FRBが追加利下げを示唆しなければ株式・債券相場が混乱するリスクをはらむとも指摘した。

商務省が発表した6月の個人消費支出(季節調整済み)は前月比0.3%増で予想と一致し、経済成長急減速への懸念が幾分和らいだ[nL4N24V3QQ]。

コンファレンス・ボード(CB)が発表した7月の消費者信頼感指数は135.7で、昨年11月以来8カ月ぶりの高水準を記録した[nL4N24V4BI]。

<株式> 下落して終了。トランプ大統領が通商協議を巡り中国に発した警告がハイテク株を圧迫。また、この日から2日間の日程で開かれているFOMCでの決定が注目されている。

米中の閣僚級通商協議がこの日から上海で始まる中、トランプ大統領は、中国が通商協議を巡り自身の1期目の任期が終わるまで時間稼ぎをしないよう警告した。2020年11月の米大統領選でトランプ氏が再選すれば、通商協議の行方はさらに厳しいものとなり、決裂する恐れもあるとの考えを示した。[nL4N24V4BY]

アップル(AAPL.O)が発表した第3・四半期(4─6月)決算は、利益と売上高がそろって市場予想を上回った。第4・四半期(7─9月)の売上高見通しも予想を超えた。引け後の取引で株価は3%上昇した。[nL4N24V58D]

リフィニティブによると、S&P500企業の半数以上がこれまでに四半期決算を発表し、うち75.9%の企業収益が予想を上回った。

日用品大手プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)(PG.N)は3.8%高。第4・四半期(4─6月)決算は、売上高と利益が市場予想を上回った。[nL4N24V4HI]

製薬大手ファイザー(PFE.N)は6.4%安。特許切れ医薬品事業を分離して後発医薬品(ジェネリック)大手のマイラン(MYL.O)と統合することで合意した。[nL4N24U3UT]

製薬大手メルク(MRK.N)は1%高。第2・四半期決算は、利益が予想を上回った。[nL4N24V46A]

<金先物> 安全資産としての買いなどが入り、上伸した。中心限月12月物の清算値は前日比8.50ドル(0.59%)高の1オンス=1441.80ドル。

欧米の主要株価が全面安となる中、金は「質への逃避先」として買われやすかった。ただ、FRBによる金融政策決定の発表を翌日に控えていることから様子見ムードも強く、上値は抑えられた。今回の25bp利下げはほぼ確実視されており、今後の金融政策運営方針に関心が集まっている。また、市場はこの日から開催されている米中閣僚級貿易協議にも注目している。

<米原油先物> 米利下げ期待がエネルギー需要の減退懸念を和らげ、4営業日続伸した。米国産標準油種WTIの中心限月9月物の清算値は、前日比1.18ドル(2.07%)高の1バレル=58.05ドル。10月物は1.15ドル高の58.11ドルだった。

FRBはこの日、FOMCの初日の討議を開始。米中貿易摩擦などに起因する世界経済の減速リスクに備え、市場はFRBが今回「予防的な利下げ」を決めると予想。主要中銀では、日銀が金融緩和を継続しているほか、欧州中央銀行(ECB)も秋に利下げする可能性が浮上しており、こうした世界的な金融緩和の流れが景気を下支えし、国際市場のエネルギー需要減退を防ぐとの楽観的なムードが買いを後押しした。

相場は早朝にかけて強含みで推移した後、午前中は57ドル近辺でもみ合う展開。ただ、午後に入り、ロイターのアナリスト調査で、26日までの1週間の米国内原油在庫が260万バレル減と、7週連続の取り崩しになるとの見通しが示されたことがきっかけとなり、清算値確定が迫った時間帯には一時58.32ドルまで上げ幅を拡大した。

ドル/円 NY終値 108.59/108.62 JPY21H=

始値 108.60 JPY=

高値 108.69

安値 108.46

ユーロ/ドル NY終値 1.1153/1.1157 EUR21H=

始値 1.1144 EUR=

高値 1.1160

安値 1.1139

米東部時間

30年債(指標銘柄) 17時05分 106*03.00 2.5805% US30YT=RR

前営業日終値 106*01.00 2.5830%

10年債(指標銘柄) 17時05分 102*25.00 2.0597% US10YT=RR

前営業日終値 102*26.50 2.0550%

5年債(指標銘柄) 17時04分 99*18.00 1.8420% US5YT=RR

前営業日終値 99*19.25 1.8340%

2年債(指標銘柄) 17時05分 99*25.88 1.8479% US2YT=RR

前営業日終値 99*25.75 1.8500%

終値 前日比 %

ダウ工業株30種 27198.02 -23.33 -0.09 .DJI

前営業日終値 27221.35

ナスダック総合 8273.61 -19.72 -0.24 .IXIC

前営業日終値 8293.33

S&P総合500種 3013.18 -7.79 -0.26 .SPX

前営業日終値 3020.97

COMEX金 8月限 1429.7 +9.3 GCv1<0#GC:>

前営業日終値 1420.4

COMEX銀 9月限 1655.8 +11.8 SIv1<0#SI:>

前営業日終値 1644.0

北海ブレント 9月限 64.72 +1.01 LCOc1<0#LCO:>

前営業日終値 63.71

米WTI先物 9月限 58.05 +1.18 CLc1<0#CL:>

前営業日終値 56.87

CRB商品指数 178.3438 +0.5445 .TRCCRB

前営業日終値 177.7993

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