April 28, 2020 / 10:18 PM / 3 months ago

NY市場サマリー(28日)ドル下落、原油先物も続落

[28日 ロイター] -

<為替> ドルが主要通貨に対して下落。この日から2日間の日程で始まった米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果や月末のポートフォリオ調整を控え、警戒感が広がった。

TDセキュリティーズ(トロント)の国際FX戦略部長、マーク・マコーミック氏は、向こう数日間は動きづらい展開になるとした上で、月末の調整ではドルがユーロ、ポンド、円、豪ドルに対して売られる見込みだと指摘した。

ドルは通貨バスケット=USDに対し0.42%安の99.85。3月末時点では99.00だった。豪ドルAUD= AUD=D4は0.56%高の0.6500米ドル。一時0.6514ドルと3月11日以来の高値を付けた。

今週は経済の一部再開への期待感から株価が上昇する一方、ドルに対する選好は後退している。

スウェーデンクローナSEK=は1.16%高の9.8805クローナ。一時9.8527クローナと3月30日以来の高値を付けた。スウェーデン中銀は28日、政策金利のレポレートを予想通りゼロ%に据え置くとともに、新型コロナウイルスの感染拡大による経済への影響を緩和するために導入した一連の措置にも大きな変更を加えなかった。

ノルデアのFXストラテジスト、モルテン・ルンド氏は中銀の決定について、ややタカ派だとした上で「今利下げしなかったら一体いつするのか」と指摘。金利は年内や来年にかけて据え置かれると予想した。

<債券> 国債利回りが低下した。新型コロナウイルス危機下でも米経済の明るい道筋を探る動きが見られた。

終盤の指標10年債利回りUS10YT=RRは4.4ベーシスポイント(bp)低下の0.6098%。

キャンター・フィッツジェラルドの米債アナリスト、ジャスティン・レデラー氏は、この日の利回り低下について、前日の上昇の反動に過ぎないと指摘。大規模な入札を控えているにもかかわらず、米債市場はレンジ取引になっているとの見方を示した。

この日実施された7年債入札は比較的堅調な需要を集めた。

米連邦準備理事会(FRB)は米債の購入ペースを鈍化させている。1日当たりの平均購入額は3月19日─4月1日の750億ドルから前週は150億ドルに減少した。

FRBは28─29日に米連邦公開市場委員会(FOMC)を開催する。政策金利をゼロ近辺にいつまで維持するつもりなのかなどを明確に示す可能性がある。

2年債利回りUS2YT=RRは2.1bp低下の0.2092%だった。

<株式> 下落。ハイテク株などに売りが出て、ナスダック総合指数.IXICは100ポイント強値下がりした。ただ、株価指数は軒並み2月に付けた最高値から20%圏内にとどまった。

インバーネス・カウンセル(ニューヨーク)の主任投資ストラテジスト、ティム・グリスキー氏は「この日はハイテク株が売られる一方、割安な景気循環株には買いが入った。経済活動が再開し、成長が戻るとの期待感が広がっている」と指摘した。

小型株指数のラッセル2000指数は1.3%高の1298.08。値上がりはこれで5日連続となった。

ただ新型コロナウイルスの終息は見通せず、先行き不安は根強い。ロイターの集計によると、米国の新型コロナ感染者数は累計100万人を突破した。世界全体の感染者総数の3分の1を占める。早急な経済活動の再開はコロナ感染者の急増を招きかねないとの懸念もくすぶる。

リフィニティブの調べによると、S&P500企業の第1・四半期の収益は14.8%の減少が見込まれている。

経済指標では、コンファレンス・ボード(CB)が発表した4月の米消費者信頼感指数は86.9と、3月の118.8から大幅に低下し、2014年6月以来約6年ぶりの低水準となった。新型コロナの感染拡大を抑制する措置により経済活動が急停止し、失業者が急増したことを受けた。

個別銘柄では、複合企業スリーエム(3M)(MMM.N)が2.6%高。第1・四半期決算は約45%の増益となった。新型コロナのパンデミック(世界的大流行)に伴い医療用マスクの需要が急拡大した。

清涼飲料大手ペプシコ(PEP.O)は1.4%高。第1・四半期決算(3月21日まで)は、調整後の利益が予想を上回った。新型コロナの感染拡大で外出制限が敷かれる中、スナックやオートミール、パンケーキミックス粉などの売り上げが伸びた。

ニューヨーク証券取引所では値上がり銘柄数が値下がり銘柄数を2.46対1の比率で上回った。ナスダックでも1.38対1で値上がり銘柄数が多かった。

米取引所の合算出来高は123億1000万株。直近20営業日の平均は113億1000万株。

<金先物> 新型コロナウイルスの感染拡大に伴う制限措置の緩和が各国で進み、経済活動再開への期待感が高まっていることを背景に、3営業日続落した。中心限月6月物の清算値は前日比1.60ドル(0.09%)安の1オンス=1722.20ドル。

<米原油先物> 石油在庫増による貯蔵容量不足への懸念が根強く、続落した。米国産標準油種WTIの中心限月6月物の清算値は前日比0.44ドル(3.44%)安の1バレル=12.34ドルとなった。7月物は0.48ドル安の17.60ドルだった。

ドル/円 NY終値 106.86/106.89 JPY21H=

始値 106.67 JPY=

高値 106.96

安値 106.57

ユーロ/ドル NY終値 1.0818/1.0822 EUR21H=

始値 1.0882 EUR=

高値 1.0888

安値 1.0818

米東部時間

30年債(指標銘柄) 17時05分 119*27.00 1.2053% US30YT=RR

前営業日終値 118*20.50 1.2490%

10年債(指標銘柄) 17時04分 108*12.50 0.6161% US10YT=RR

前営業日終値 108*00.50 0.6540%

5年債(指標銘柄) 17時05分 99*31.75 0.3766% US5YT=RR

前営業日終値 100*14.50 0.4070%

2年債(指標銘柄) 17時04分 99*26.25 0.2151% US2YT=RR

前営業日終値 100*09.00 0.2300%

終値 前日比 %

ダウ工業株30種 24101.55 -32.23 -0.13 .DJI

前営業日終値 24133.78

ナスダック総合 8607.73 -122.43 -1.40 .IXIC

前営業日終値 8730.16

S&P総合500種 2863.39 -15.09 -0.52 .SPX

前営業日終値 2878.48

COMEX金 6月限 1722.2 ‐1.6 GCv1<0#GC:>

前営業日終値 1723.8

COMEX銀 5月限 1517.1 ‐3.9 SIv1<0#SI:>

前営業日終値 1521.0

北海ブレント 6月限 20.46 +0.47 LCOc1<0#LCO:>

前営業日終値 19.99

米WTI先物 6月限 12.34 ‐0.44 CLc1<0#CL:>

前営業日終値 12.78

CRB商品指数 108.2060 +0.2062 .TRCCRB

前営業日終値 107.9998

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