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NY市場サマリー(23日)米国株が大幅反落、ドル8週ぶり高値

[23日 ロイター] -

<為替> ニューヨーク外為市場ではドルが4日連続で上昇し、約8週ぶり高値を付けた。新型コロナウイルス感染が拡大する中、世界経済の回復ペースを疑問視する見方が広がった。

ユーロ圏の9月総合購買担当者景気指数(PMI)速報値は50.1となり、前月の51.9から低下。成長が事実上足踏み状態になったことで、コロナ感染を抑制するための新たな制限措置が景気回復を損ねるとの懸念が強まった。

米国の9月総合PMI速報値も54.4と、8月の54.6から低下した。

BofA証券(ニューヨーク)のシニアFXストラテジスト、ベン・ランドル氏は「当初かなり楽観的だった世界経済のリスクを見直す動きが続いている。コロナや成長に関するニュースは暗い」とした上で、「経済指標がさえない中、米連邦準備理事会(FRB)当局者の発言は全般的に予想ほどハト派的でない」と述べた。

FRBのクラリダ副議長は23日、インフレ率が2%に到達するまで利上げを検討さえしないと表明した。これについてランドル氏は、インフレが問題になった場合に備え、FRBは予防的な利上げカードを残していると指摘した。

<債券> 米金融・債券市場では、国債利回りが上昇。米連邦準備理事会(FRB)当局者らが23日、先に発表されたFRBの政策スタンスを補強する発言をした。

10年債利回りは、16日の連邦公開市場委員会(FOMC)声明発表以降、6ベーシスポイント(bp)のレンジで推移している。クラリダ副議長はこの日、インフレ率が2%に到達するまで利上げを検討さえしないと強調した。

クリーブランド地区連銀のメスター総裁は、米企業が数カ月前に事業を再開して以降、国内経済は予想以上に力強く回復しているが、広範囲に及んでおらず、持続可能なものではないと述べた。

また、シカゴ地区連銀のエバンズ総裁は、労働市場が完全雇用に達し、インフレが「持続的に」2%を維持するまで、連邦準備理事会(FRB)は金利をゼロに据え置くと述べた。

TDセキュリティーズの金利ストラテジスト、ゲンナディー・ゴールドバーグ氏は「FRBはこの水準から市場を動かないようにしている」とし、「市場は議会の次の動きを正確に把握しようとしている。ある種の様子見状態だ」と述べた。

<株式>  米国株式市場は大幅に反落して取引を終えた。新型コロナウイルス感染増加が続く一方で、米企業活動の冷え込みを示す指標と議会での財政刺激策をめぐる膠着状態を受けて経済への懸念が高まった。

ナスダック総合.IXICとS&P総合500種.SPXは2%超下落した。S&P主要11セクターは全てが値下がり。今年最も低迷しているエネルギー株.SPNYが下げを主導した。

米株市場は9月2日の高値以降、新型コロナ追加支援法案の先行きと大手テクノロジー株の売りが心理を圧迫している。

グレンミードのジェイソン・プライド最高投資責任者(CIO)はは、経済はコロナ禍前の約80%の水準で推移しており、ワクチンが実用化されるまでは元の状態に戻ることはないだろうと指摘。「次の回復段階や再開段階に入るのが難しくなっている」とし、「再開後の3カ月よりも進展はずっと遅い」と述べた。

また、投資家は大手ハイテク株が過大評価されている中で、どこに投資すべきか悩んでいるが、特に割安なディープバリュー株はエネルギーや従来型の銀行など成熟産業などだとした上で、「われわれは成長の両極端を避け、中間にあるスイートスポットにより多くを費やしている」と述べた。

<金先物> ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金塊先物相場は、景気先行き不透明感を背景とした投資意欲の減退を受け、3営業日続落した。

新型コロナウイルスの世界的な流行に歯止めがかからず、追加経済対策をめぐる米議会の調整も進展しない中、外国為替市場ではドルがユーロなどに対して堅調を維持。これがドル建てで取引される商品の割高感につながり、金塊相場はじりじりと下落した。

主要中央銀行による大規模な金融緩和などを追い風に、金塊は8月初旬に史上最高値を連日更新。しかし、これらの強材料は既に一通り織り込まれ、相場は調整局面入りしたようだとの見方も浮上している。

<米原油先物> ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物相場は、需給引き締まり期待を受けて上伸した。

米エネルギー情報局(EIA)が午前に発表した18日までの1週間の米原油在庫は前週比160万バレル減。減少幅は、市場予想(ロイター拡大版調査)の230万バレルをやや下回ったが、2週連続の在庫取り崩し。ガソリン在庫は400万バレル減と、予想(60万バレル減)よりも大幅な在庫縮小。ディスティレート(留出油)在庫は100万バレルの積み増し予想に対して、340万バレルの取り崩しとなった。これを受けて、エネルギー全般の需給引き締まり期待が浮上した。

ただ、買い一巡後は利益確定の売りに押され上げ幅を縮小。インド、フランス、スペイン、英国での新型コロナウイルスの感染再拡大に伴うエネルギー需要懸念がくすぶり、引き続き相場の重しとなった。石油輸出国機構(OPEC)の協調減産を免除されているリビアの生産再開の動きも警戒されている。加えて、この日は外国為替市場でドル高・ユーロ安が進み、ドル建てで取引される原油に割高感が生じたことも上値を抑える要因となったもよう。

ドル/円 NY終値 105.37/105.40 JPY21H=

始値 105.01 JPY=

高値 105.48

安値 105.01

ユーロ/ドル NY終値 1.1659/1.1663 EUR21H=

始値 1.1707 EUR=

高値 1.1713

安値 1.1652

米東部時間

30年債(指標銘柄) 17時05分 98*26.50 1.4233% US30YT=RR

前営業日終値 99*01.00 1.4150%

10年債(指標銘柄) 17時05分 99*16.00 0.6773% US10YT=RR

前営業日終値 99*20.00 0.6640%

5年債(指標銘柄) 17時05分 99*28.00 0.2755% US5YT=RR

前営業日終値 99*30.50 0.2600%

2年債(指標銘柄) 17時00分 99*31.00 0.1406% US2YT=RR

前営業日終値 99*31.25 0.1360%

終値 前日比 %

ダウ工業株30種 26763.13 -525.05 -1.92 .DJI

前営業日終値 27288.18

ナスダック総合 10632.99 -330.65 -3.02 .IXIC

前営業日終値 10963.64

S&P総合500種 3236.92 -78.65 -2.37 .SPX

前営業日終値 3315.57

COMEX金 12月限 1868.4 ‐39.2 GCv1<0#GC:>

前営業日終値 1907.6

COMEX銀 12月限 2310.5 ‐141.8 SIv1<0#SI:>

前営業日終値 2452.3

北海ブレント 11月限 41.77 +0.05 LCOc1<0#LCO:>

前営業日終値 41.72

米WTI先物 11月限 39.93 +0.13 CLc1<0#CL:>

前営業日終値 39.80

CRB商品指数 147.7356 +0.2205 .TRCCRB

前営業日終値 147.5151

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